急に冷え込んだこともあってか
ふとんの仕立て直しのご注文が落ち着いてきました。
真夏、本当に暑い時には
ふとんのことを考えたくないのか、ふとんを見たくもないのか
仕立て直しのご依頼が少なくなります。
そして今回のように急に冷え込んだ時にも
ふとんを手放したくなくなるため
仕立て直しのご依頼が少なくなります。
が、冷え込みが続くと今度は暖かくお休みになりたい心境もあり
仕立て直しを考えられる方が増えるようになります。
そして、これから年末に向かって、新年に間に合うようにと
ご依頼が増えていくため、できあがりまでの日数がかかってしまいます。
当店としましても
ご依頼~引取~仕立て直し~配達
と、できる限り早く対応しておりますが
1枚1枚丁寧に、手作りにて仕立てていますので
日数がかかることをご了承ください。
新しくわたふとん、羽毛ふとんをお作りになる場合には
一週間以内のお渡しを目途に
お好きな柄でオーダーメイド対応でお作り致します。
なお羽毛ふとんのオーダーメイドサイズに関しましては
側生地の手配の都合などもあり、一週間以上の日数をいただきます。
通常のシングル、ダブルサイズの場合は
最短で当日、お渡しすることができます。
仕立て直しでふっくら新品同様に復活したふとん
新しくふっくら気持ち良く仕立てたふとん
暖かくお休みいただけることでしょう。
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
わたふとんも羽毛ふとんも、当店手作りにて仕上げています。
手作りのぬくもりで、寒い冬を乗り切りませんか?
カテゴリーアーカイブ: 羽毛ふとん
チャレンジデーの羽毛ふとん
昨年の文化の日に続いて、今年の文化の日も
ジャパネットさんがチャレンジデーと銘打って
羽毛ふとんを大々的に販売していました。
チャレンジデーなどで宣伝されると
当店にもお客様からのお問い合わせがあります。
みなさん気になるんでしょうね。
西川さんの羽毛ふとんで
カバーやら敷パッドやらがセットになっていて
お値段が約3万円。
安く感じますよね。
結論から言うと、おすすめはできません。
理由は2つ。
側生地がポリエステル85%、綿15%のものだから。
綿100%ではない側生地は吸湿性が劣ります。
せっかく中身の羽毛は天然素材で吸湿性があっても
側生地でその素材の良さを活かしきることができません。
もう1つの理由が、中身の羽毛の量が1.1kgだから。
冬用の羽毛ふとんには1.3kgは入れたいところです。
かつての羽毛ふとんはシングルサイズで1.3kg~1.5kgでした。
1.1kgでは少ないため、暖かさが足りないでしょう。

新しい羽毛ふとんの選び方
ジャパネットさんのチャレンジデー羽毛ふとんと合わせて
お知らせしましたが、また改めてお知らせいたします。
注意していただきたいことなので、何度もお知らせさせていただきます。
羽毛ふとんだけではなく
ふとんのことで何か困ったことがありましたら
困ったことがなくても、気になることがありましたら
お気軽に末次ふとん店まどご相談ください。
通販などで「あっ、このふとん良いなぁ。」
と思っても、ちょっと一息。
慌てて購入することなく、一度調べてみてください。
思わぬ落とし穴があるかもしれませんよ。
羽毛ふとんには選び方があります。
つい先日まで暑いね~って言っていたのに、急に涼しくなりましたね。
そして朝晩は特に涼しくなり、冬物寝具の出番がやってきます。
そう、羽毛ふとんのシーズンがやってきます。
羽毛ふとんの側生地は
羽毛ふとんの良さを発揮させる「綿100%」のものをお選びください。
最近はポリエステル混生地がほとんどです。
寝心地より価格を抑えるためにポリエステル混生地を使っています。
あの有名な通販会社の羽毛ふとんは
昨年あたりからポリエステル100%になってしまいました。
小さ~く書いてあるので、確認してみてください。
一般的なチラシに書いてあるのは主にダウン率の%とダウンパワー。
例えば、ダウン85%、ダウンパワー350cm3/gなど。
側生地の表示は全くされていないものがほとんどです。
書いていないものはポリエステル混だと思ってください。
実際に購入される前にはご確認を!
側生地とともに大事なことは中身の羽毛の量です。
チラシなどに、中身の量が書いてあるのはまだ良心的です。
が、その中身の量も注意が必要です。
有名な通販会社の羽毛ふとんは
中身の量は1.0kgのものなども見られます。
また後日、改めてお知らせしますが
1.1kgでは少なすぎます!
当店の羽毛ふとんは、基本的に1.3~1.4kg入りにしており
非常に暖かい羽毛ふとんです。

良いものが安くなっているのであればうれしい限りですが
側生地の品質を落とし、中身を減らし
あの手この手で安く見せかけている羽毛ふとん。
値段だけで判断することなく、お気軽にご相談ください。
羽毛ふとんは、しっかりしたものを選べば長く使えるふとんです。
暖かく快適にお休みいただける羽毛ふとんを選びましょう。
羽毛ふとんの選び方は、これまでも度々お知らせしてきましたが
これからも何度もお知らせいたします。
それほど注意していただきたいことなんです。
羽毛ふとんは自店で責任をもって作っている
羽毛工房などと呼ばれる地元のお店での購入をおすすめします。
下関市近郊の方は、地域密着の末次ふとん店・末次羽毛工房に安心しておまかせください。
思い出の羽毛ふとんの活かし方
どんな羽毛ふとんでもリフォームはできますが
どんな羽毛ふとんでもリフォームすれば良いというわけではありません。
ということをお知らせしました。
先日もリフォームのご相談をいただき、お伺いしたところ
残念ながらリフォームに適したものではなかったため
新しく羽毛ふとんを購入していただくことになりました。
もちろんこちらから無理に購入、買い替えをすすめることはありませんが
リフォームしない方が良いことははっきりとお伝えします。
そのうえでご判断いただければと思います。
下写真
手前(赤の羽毛ふとん)がリフォームしようとしていたもの
奥のものが新しい羽毛ふとん

ふくらみ具合がまるで違うことが一目瞭然です。
きっと暖かくお休みいただけることでしょう。
新しい羽毛ふとんについても、パッと見では分かりづらい
当店手作りの羽毛ふとんと市販品との違いを説明させていただきます。
最近の羽毛ふとんの選び方については
また改めてお知らせいたします。
が、ここで重要なことを2点だけお伝えしておきます。
・羽毛ふとんの側生地は綿100%であるか?
・羽毛ふとんの中身の羽毛の量は1.3kg以上入っているか?
とりあえず、これだけはチェックするようにしてください。
リフォームから、話がそれました。
リフォームのご依頼の際に
「結婚した時に祖父母(ご両親)からもらった思い出の品だから」
などとおっしゃる方がいらっしゃいます。
そうした羽毛ふとんの中には、残念ながらリフォームに適していないものもありましたが
お使いの方にとっては、手放しがたい羽毛ふとんです。
当店としても、思い出の品という点を考慮しないわけにはいきません。
羽毛ふとんの側生地は新しいものに交換するため
お使いの側生地を再利用することはできません。
そこで、中身の羽毛を少量ですが、新しい羽毛ふとんに加えることはできます。
そうすることで思い出の羽毛ふとんを少しでも継続させてあげられるのではないでしょうか。
多くのふとん屋さんは、お預かりした羽毛ふとんを他工場に送り
羽毛ふとん全工程を他工場に丸投げして、でき上がったふとんを配達しています。
そういったところでは上記のような対応はできません。
当店では製造機械を導入し、1枚1枚自らの手で羽毛ふとんを仕上げているため
思い出の羽毛ふとんの羽毛を加えるといった特別なことができます。
下関市近郊で羽毛ふとんのことでお悩みでしたら
末次ふとん店・末次羽毛工房に安心しておまかせください。
あなたにぴったりの羽毛ふとんをご提供いたします。
特殊サイズもおまかせ!
前回、敬老の日のプレゼントとして
綿わたの掛ふとんについてお伝えしました。
ある程度の重さがあった方が良い方におすすめとしました。
そして、今なお綿わた掛ふとんの人気があることを。
しかし、最近の冬の掛ふとんの定番は羽毛ふとん。
羽毛ふとんは軽くて暖かく、非常に人気があります。

敬老の日が近いということで、今回は特殊サイズの羽毛ふとんのご紹介。
お年を召してくると、ベッドをお使いの方が増えてきます。
毎日の上げ下ろしをせずに済みますし
起き上がる時にも高さがあるので非常に楽になります。
しかし、高さがあるために落下の心配もあり
落下防止の柵をつけている方もいらっしゃることでしょう。
そんな時に普通サイズのふとんを使うと
柵によって両端がごわついてしまって
掛ふとんを快適に使うことができなくなってしまうことも考えられます。
夏の間はふとんも薄く、ごわつきは気にならないかもしれません。
また夏ふとんは少しサイズが小さいものもあり、気にならないことも。
しかし冬ふとんは、特に羽毛ふとんに関しては
シングルサイズは、幅150cmで長さが210cmになります。
このサイズだと幅も長さも柵にごわついてしまいます。
そこで当店では少し小さめサイズの羽毛ふとんをご用意しています。
ごわつきも最小限に抑えることができ、小さいことから扱いやすくもなります。
また綿わたふとんに関しても
当店は側生地から当店で縫製しますので、オーダーサイズ対応しています。
あなたの寝環境に合わせたふとんをご提案いたします。
下関市彦島の末次ふとん店に安心しておまかせください。