寝具原料も値が上がり・・・

前回、インテリア製品が価格改定、値上げされるとお知らせしました。

しかしインテリア製品に限らず、いろいろなものの値段が上がっています。
綿製品、羽毛など原料から価格が上がっており
手作りを続けている当店でも値上げが避けられない状況にあります。

インテリア製品は価格改定でモノが変わることはありません。
が、寝具は原料価格が上がってくると
それまでと同じ価格で提供しようとして、無理がきて
明らかに品質が落ちます。

数年前からの羽毛ふとんの品質低下を見れば明らかです。
ただ、分かりづらく品質を落としているので気をつけなければいけません。
品質は落ちているのに価格は20,000円を切るくらいでキープ。

カラクリを説明すると
側生地が綿が基本だったものが
ポリエステルを混ぜることで価格を抑える。
そしてポリエステルの割合を増やして、さらに価格を抑える。

中身の羽毛が1.4kg前後が基本だったものが
量を減らして、1.2~1.1kgに。

今ではポリエステル100%の側生地にして
中身の量が1.0kgに
なんて羽毛ふとんも見られます。
この羽毛ふとんは、はっきり暖かく快適なものとは言えません。

羽毛ふとんの選び方

寝具を購入する際には、価格も重要ですが
品質を見極めて購入するようにしましょう。
当店では、購入していただく際にはしっかりと説明させていただき
実際に見て、触って、実感していただいています。

下関市彦島の末次ふとん店。
羽毛ふとんも綿わたふとんも当店手作りで仕立てています。
安心しておまかせください。

羽毛ふとん選び、外せないポイント

今シーズンはグッと冷え込むことはありましたが
暖冬傾向にあるようです。
ただ、まだ2月。
暖冬と言っても、特に朝晩は冷えを感じるでしょう。
暖かくお休みになっていますか。

動物性のアレルギー、やっぱり昔のふとんが良いなど
綿わたのふとんを使われている方も多くいらっしゃいますが
冬ふとんと言えば、今では羽毛ふとんがその主役です。

羽毛ふとん

羽毛ふとんのイメージは何でしょう。
軽い、暖かい、高級寝具といったところでしょうか。

かつては高級寝具でした。
今ではかなり価格を抑えられたこともあって
普及が進んだと言えます。
もちろん、今でも高額な羽毛ふとんは多々あります。
が、超高級なものを使わずとも、暖かい羽毛ふとんはあります。

が、暖かい羽毛ふとん選びには注意が必要です。
羽毛ふとん=暖かい。
という言わば常識が通用しなくなっているものもあります。

中身のダウンの量が保温性に大きな影響を及ぼしますが
最近の羽毛ふとんはダウン量が減ってしまっているため
従来ほどの暖かさを得られなくなっているんです。

高級ではなく価格を抑えるために、品質を落としています。
価格という売りやすさを重視しているために
購入後の使いやすさには目をつぶっているんです。

購入後に目をつぶって使うふとん。
しっかりとした基準、ポイントを持って選びましょう。

当店の冬用の羽毛ふとんは中身のダウンの量がたっぷり入っています。
そして、さらに側生地は綿100%のものを取り揃えています。
夜から朝起きるまで快適、快眠をもたらす羽毛ふとん選びには
ダウン量、側生地の素材にはしっかりこだわるようにしましょう。

下関市近郊で羽毛ふとんのことなら
羽毛ふとんを自店で1枚1枚作ることができる
末次ふとん店・末次羽毛工房に安心しておまかせください。

ポリエステルのデメリットから目を背けずに

今週は羽毛ふとんについてお知らせしてきました。

羽毛ふとんの選び方

羽毛ふとんの中身の量が減っていること。
羽毛ふとんの側生地がポリエステルになっていること。

羽毛ふとんの中身の量が減っていることで
暖かくなくなっていることは分かる気がするけど
側生地なんて何でも良くないですか
どうせカバーを掛けて使うんだし・・・
という声もよく聞かれます。

羽毛ふとんにはカバーを掛けて使うでしょう。
そして、そのカバーは綿100%のものを使うようにしましょう。

カバーは綿のものでなければ、ふとんが汚れてしまいます。
カバーにもポリエステルのものが多くありますが
ポリエステルのカバーは不思議なことに
汚れを防ぐことができずに、ふとんが汚れてしまいます。
綿のカバーを使うことで、ふとんが汚れにくく
結果的に長くふとんを使うことができます。

そうなると、カバーが綿で、羽毛ふとんがポリエステル
ということになってしまいます。
この組み合わせでは、カバーとふとんの相性が良くなく
カバーの中で落ち着かない状態になったりします。

またカバーの問題だけではなく
ポリエステルは静電気の問題もあります。
ホコリを吸い寄せてしまい、寝ている間知らないうちに
ホコリを吸ってしまっているかもしれません。

また静電気によって、中身の羽毛が縮こまってしまう
可能性もあります。

前回もお知らせしましたが、側生地ポリエステルのメリットは
価格を抑えることができることです。
が、その抑えた価格だけではなくデメリットの方にも
目を向けなければいけません。

たった1回だけしか使わない、なんていう
特殊な場合は、安価にすむもので十分かもしれませんが
長く使うものは綿100%のしっかりとしたものを使うようにしましょう。

睡眠は明日の生活を支える大切なものです。
日中の活動を大きく左右するのも睡眠と言えます。
今一度、寝具について考えてみませんか。

羽毛ふとんだけではなく、ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。

羽毛ふとんの側生地は綿100%

前回、中身の量についてお知らせしました。
羽毛ふとんを選ぶ際の判断材料として
もう1つ、大事なことがあります。

それは、羽毛ふとんの側生地の品質です。
今使っている羽毛ふとんの側生地は綿100%ですか。

羽毛ふとんの選び方

前回1.4kg入りが標準だったとお知らせした10年以上前。
綿100%の側生地が標準、当たり前だったのも10年以上前。

綿100%のものでなければ、絹が使われているくらいでした。
絹も非常に優れた材質ですが、側生地として使うには
少し強度に不安があります。
絹側の羽毛ふとんは、側生地が破れる、擦り切れることが多く
リフォームする原因になります。

と、話がそれましたが
羽毛ふとんの側生地には綿100%のものを選ぶようにしましょう。
しかし、残念なことに最近の主流はポリエステル混のもの。
多くがポリエステル85%、綿15%でしょう。
さらにはポリエステル100%のものも見られるようになりました。

ポリエステルを使った側生地のメリットは何でしょう。
それは、価格です。
綿の価格が高騰したことにより
代替品のポリエステルで、見た目の価格を抑えています。

他にもポリエステルの生地は綿に比べると軽いため
中身の羽毛の量が少なくてもふんわり見せることができます。
これが中身の量が少なく、側生地も綿ではなくなってきた要因です。

市販品では、ほとんど見られなくなってしまった
綿100%側生地の羽毛ふとん。
当店では、今も綿100%の側生地が主流、本流です。
ポリエステル混の生地を使った羽毛ふとんも揃え
実際に手にして触って、違いを確認することもできます。

羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。

羽毛ふとんの暖かさは中身の量

前回、寒さ対策として背中側の重要性についてお知らせしました。

当店で購入された羽毛ふとんをお使いの方が
「暖かくない」とお悩みの方には
背中側の説明をさせていただいています。

他店で購入された羽毛ふとんの場合には
羽毛ふとんの説明をしなければいけません。

羽毛ふとんの暖かさを決めるのは中身の量と言えます。
ダウンの品質ももちろん関係はありますが
中身の量が少なければ暖かくありません。

ここ数年の羽毛ふとんは中身の量が減っています。
羽毛ふとんは、ふんわりしているため
パッと見では判断できないかもしれませんが
明らかに中身の量が減っています。

初めて羽毛ふとんを購入する場合は
比較対象がないため、気にならないかもしれませんが
買い替える場合には、特に注意が必要です。

品質表示タグをしっかり確認してから
購入するようにしましょう。

と、抽象的なことを書いてきましたが
中身の量は、10年以上前の羽毛ふとんは
1.4kg入りが標準でした。
それが年々少なくなっていき
今では1.1kgあたりが主流になり
1.0kgなんてものも見られます(某通販など)。

羽毛ふとんの選び方

これでは暖かさに不満が出ても仕方ない量です。
当店では今でも1.4kg入りを標準に仕上げています。
中身たっぷりで、暖かさに差が出る羽毛ふとん。

羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。
1枚1枚当店で仕上げています。
なお当店製造品だけではなく
メーカー製品も多数品揃えしています。