ふとん屋の奮闘~下関市彦島から寝顔を笑顔に

長いシーズン使える合掛タイプ

気温が上がり暑い日もありますが、寒暖差がまだまだ大きい時季。
そして、夜間の気温にそこまでの上昇は見られず
寝具選びに悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

もう冬用の羽毛ふとんからは変わっているかと思いますが
そうなると夏用に衣替えするのか・・・
季節の狭間の寝具選びには悩ましいところがあります。
冬用では暑い、夏用ではちょっと寒い。

そんな時には羽毛の合掛ふとんが重宝です。
中身の羽毛の量によって、羽毛ふとんの名称が変わります。

羽毛ふとん比較冬・合掛・肌掛
奥:冬用  中:合掛  手前:ダウンケット

一般的に冬用の羽毛ふとんは中身が1.3~1.4kg入り。
ただし市販のものは1.1kg前後ですが
ポリエステル生地のため、羽毛ふとんの快適さが活かせません。
綿100%の側生地を選ぶようにしましょう。

そして夏用の羽毛ふとん
ダウンケットや肌掛という名称で販売されています。
こちらは0.2~0.3kg程度です。
側生地の表側と裏側がマチ無しで縫い合わせてあり
思っている以上にぺったんこな印象があります。

この冬用、夏用ではない羽毛ふとんが
合掛(あいがけ)と呼ばれる羽毛ふとんです。
中身の量は0.6~0.8kg程度です。

今の時季、梅雨明けくらいまで使え
10月、残暑も収まり、本格的な冬を迎える12月頃まで
長く使える非常に便利な羽毛合掛ふとんです。
もしかしたら羽毛ふとんと呼ばれるものの中で
一番長い期間使える羽毛ふとんかもしれません。

綿わたの合掛ふとんも人気があり
羽毛ふとんも綿わたふとんも自店で仕立てています。

寝具選びにお悩みでしたら
下関市彦島の末次ふとん店に
お気軽にご相談ください。
寝具専門店として、いろいろな商品を幅広く品揃えし
あなたのご来店をお待ちしています。

「元気にやまぐち券」第2期も継続されます!

末次ふとん店は
「山口県の頑張るお店応援プロジェクト(2023年) 元気にやまぐち券」
第1期から参加しています。
おかげさまで当店は第1期、支援金額の上限に達しました。
ご支援(応援)ありがとうございました。

さて、その「元気にやまぐち券」ですが
第1期で全体の予算額(20億円)に達しなかったため
第2期も引き続き支援金が募集されることになりました。

第2期の募集期間は6月14日(水)からになります。
ご利用予定で、会員登録等がまだの方は
あらかじめ登録しておきましょう。

今年も上限に達した後、お客様から
「買いたかった」「いつ完売したの?」「2期で買えると良いなぁ」
などのお声もいただいております。
第2期も、皆様のご支援(応援)をよろしくお願いします!

予算は残り5億5千万円ばかり
第1期よりも購入が困難になるものと思われますが
第2期、当店をご利用していただける方に
ご支援いただけるとうれしく思います。

当店手作りの綿わたふとん、羽毛ふとんや
オーダーカーテンなどのインテリア製品は
お買い得価格がさらにお買い得に!
さらに、パシーマやボディドクター、組子ベッドなど
基本的に定価販売しているものにお使いになると
お得感が感じられます。

羽毛ふとんのリフォームが増えてきました

6月衣替え、そして梅雨に入り
冬ふとんを片付ける時季になり
おかげさまで羽毛ふとんの仕立て直し(リフォーム)のご依頼が増えてきました。

コインランドリーなどでの丸洗いも良いですが
仕立て直し(リフォーム)することも考えてみませんか。

羽毛ふとんリフォーム

仕立て直すことで、側生地が新しく気持ち良くなるのはもちろん
サイズを変えたり(ダブル→シングル)
使い道を変えたり(冬ふとん→春秋用ふとん)
と、今まで以上の使い心地に変身します。

リフォームの金額に関しては
洗浄方法だったり、新しい側生地の品質だったり
価格を決める要素がいろいろあるため
一概に「この店が安い・高い」と決めるのは避けるようにしましょう。

当店では、ベストな仕立て直しをしていただけるように
洗浄方法、側生地の品質など
いろいろなパターンをご提示させていただきます。

ただ仕立て直し(リフォーム)したいと考えるということは
長い期間使ってくたびれてしまったものだと思われます。
中身を取り出して、しっかり洗浄する
プレミアムダウンウォッシュによるリフォームを
基本として考えていただくことが良いでしょう。

羽毛ふとんのリフォームに関しては
今から次のシーズンまでの使わない期間に
幾度となくお知らせしていきますので
今後ともこちらのブログをご参考くださいませ。

羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。
1枚1枚丁寧に手作りにて仕立てています。

ベッドでも湿気対策を

前回の続きとも言える内容を。
なお、前回は簡単にまとめてしまうと
寝具と湿度、湿気は上手に向き合うことが重要
というような内容でした。

寝室というものがなかった時代。
ふとんを上げ下ろししていたため、湿気を上手に逃がしていました。

最近では寝室にベッドということが多く
寝具は敷きっぱなし。ベッドはスプリングベッド。

スプリングベッドは金属コイルが用いられているものが多く
処分の際に環境負荷が高く、次第に少なくなってくるかもしれまん。
また海外から入ってきたベッドであるため
湿気を逃がすことがあまり上手ではありません。
海外は日本ほど湿度が高くないため
ベッドの湿気対策は重要視されていないように思われます。

スプリングベッドなどを処分する際に中を破って見てみると
カビだらけだったという話も聞きます。

そこで、すのこベッドや畳ベッドなどが販売されています。
なお、畳ベッドに用いられる畳には中身がウレタンだったりと
通常の昔ながらの畳ではないこともあり
湿気の発散という点では劣ってしまいます。

すのこベッドの場合でも、すのこの部分がカビてしまった
というお悩みも・・・。
すのこベッド、畳ベッドだからと油断せず
たたみかえたり、立てかけたりと湿気の発散が必要になります。

組子ベッド

当店では総桐の「組子ベッド」と呼ばれるベッドの取扱いをしています。
組子ベッドはすのこベッドよりも、寝具の設置面積を少なくし
湿気がたまりにくく、ふとんがカビにくくなっています。
また組子という見た目の美しさも優れ
思わず見せたい、見ていたいことからふとんをたたむという
行動を起こしやすくなるかもしれません。

夏は涼しく、冬は暖かい、総桐の組子ベッド。
当店では組子ベッドのラインナップの一つ
「HASHBED(ハッシュベッド)」を店内展示しています。
ぜひ一度、高機能で美しい組子ベッドをご覧いただければと思います。

梅雨に入り、湿気対策がますます重要に。
上手に湿気と向き合って、さわやか快眠をもたらしましょう。

下関市彦島の末次ふとん店。
雨にも負けず、営業中!よろしくお願いいたします。

寝具は清潔に

早々と梅雨を迎え、雨の日が続くかもしれません。
例年、山口県を含む九州北部の梅雨明けは7月19日ごろです。

日本は湿度が高い国です。
寝具と上手に向き合っていくには
湿気とどう向き合うか、湿気をいかに飛ばすかということが重要です。

綿わたふとんなどは、基本的には日干しをすることです。

ただ素材によっては日干ししてはいけないものがあります。
ムアツふとんやエアーなどのウレタン系の素材
ボディドクターなどのラテックス素材は
日干しすると劣化してしまうため日干しは避けなければいけません。

この場合は立てかけたり、たたみ方を変えたりして
常に接している面を空気に触れさせたりして湿気を飛ばすようにしましょう。
除湿シートなどを使って対策することも一つの手です。

湿度、湿気と上手に向き合って
寝具がカビてしまうことがないようにしましょう。
今から梅雨時季ですから特に注意が必要ですが
寝具とカビは梅雨時季に限らず、対策するようにしましょう。

寝具にカビが生えてしまうと
寝具は体に非常に近い場所にあるため
寝ている間に無意識のうちにカビを吸い込み
健康を害するおそれがあります。

寝具は清潔に保つようにしましょう。