時々あるお問い合わせについて

ふとんのレンタルはしていますか。
というお問い合わせに関しては
ブログ上で連休などのタイミングでお答えしていますように
当店ではふとんのレンタルはしていません。

今回は、ふとんの洗濯、丸洗いをしていますか。
というお問い合わせについて。

当店では、ふとんの洗濯、丸洗いだけは承っておりません。

綿わたふとんに関しては打ち直しをして
側生地を交換する仕立て直しを承っています。

そして綿わたふとんは丸洗いを推奨していません。
丸洗いすることで綿が持つ油分などを必要以上に落としてしまい
綿がギスギスしてしまうことになります。
丸洗い直後などは一見きれいに良く見えるかもしれませんが
ふんわり感が損なわれやすくなります。

羽毛ふとんに関しては側生地を交換するにあたり
ふとん丸洗い後に羽毛を取り除いて新しい側生地に充填する
という丸洗い後側交換は承っています。

洗浄に関しては、ふとん丸洗いよりも
羽毛を取り出して洗浄するプレミアムダウンウォッシュを
洗浄力、復元力などの点で優れていますのでおすすめしています。

いずれにせよ側交換という工程が必ず入るため
丸洗い、洗濯のみは当店では承っていません。
丸洗いをご希望の際はクリーニング店へのご依頼をお願いいたします。
ふとんの側交換、仕立て直しはおまかせください。

同じような疑問、質問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
時々あるお問い合わせについては
今後も時々お知らせしようと思います。

下関市彦島の末次ふとん店。
綿わたも羽毛ふとんも当店で1枚1枚
個別管理で仕立て直し、手作りしています。
地域密着の当店にお気軽にご相談ください。


7・5・3はふとんのお手入れの目安にもなる

11月15日は、七五三です。

七五三は子供の成長を祝い、健康を願う日本の伝統行事ですが
ふとんのお手入れの目安の年数を覚えるのにもぴったり
かもしれません。

まず七年は
羽毛ふとんのリフォームを考える。
五年は
綿わたの掛ふとんの打ち直しを考える。
そして三年は
綿わたの敷ふとんの打ち直しを考える
時機と言えます。

おおよその目安として考えるのにいかがでしょうか。
破れてしまったり汚れてしまったり、ふんわりしていない
など、何か不満を感じることがあれば
その時には年数には関わらず、お手入れを考えましょう。

もちろん逆もあります。
日頃の使い方、お手入れによって、持ちは確実に変わってきます。
ふとんにカバーをかけて使い、優しく扱ったりしていれば
長く快適に使うことができるでしょう。

ただ綿わたふとんに関しては、あまり長くお使いになり
ぺちゃんこな状態、かちかちな状態になってしまった後では
仕立て直し後の復活の具合が劣ったりする場合もあります。
そんな時でも新しい綿を多めに足してあげることで
よりふっくらな仕上がりになります。

ふとんは仕立て直して使った方が
お安く、良いものに生まれ変わるものも多々あります。
ご自身で判断することは難しくとも
当店にお気軽にご相談ください。

捨てることはいつでもできますが
捨ててしまっては仕立て直すことはできません。

下関市彦島の末次ふとん店。
地域密着、顔の見える地元のふとん店です。
ふとんのことなら安心しておまかせください。

現在の仕立て直しの納期について

朝晩に涼しさを感じると
途端にふとんが恋しくなってきます。
おかげさまでふとんの仕立て直しのご依頼を多くいただいております。
そこで、現時点での納期をお知らせいたします。

仕立て直し

わたふとんの打ち直しは
およそ10日~2週間でのお渡しになっています。
ご依頼状況によっては、もう少し日にちをいただく場合もあります。
また、お急ぎの方は間に入れて対応できる場合もありますので
ご注文時にお急ぎの旨、お伝えください。

当店のわたふとんの打ち直しは
お預かりしたわたふとんをほぐすための打ち直しの機械と
側生地縫製のミシンを除いて、一切の機械を使わず
1枚1枚職人の手作りにこだわって仕上げています。
手作りのぬくもりを感じてお休みいただけることでしょう。


次に
羽毛ふとんの仕立て直しの納期について。
仕立て直しの納期は羽毛の洗い方によって異なります。

・プレミアムダウンウォッシュ(中身を取り出して洗う完全洗浄)は一か月程度
・丸洗い後側交換(お使いのふとんのまま丸洗いする簡易洗浄)は10日程度
・側交換(お預かりしたままの洗浄なし)は2~3日

プレミアムダウンウォッシュによる完全洗浄は
ご依頼を多くいただいているため
お預かりする期間が、少し長くなっています。
が、今のうちにしっかりとお手入れして
来る冬に暖かく眠れるようにしておきましょう。

自店の羽毛ふとん製造機械を使い
羽毛ふとんも1枚1枚当店で手作業にて仕上げています。


新しく購入する、お使いのふとんを仕立て直しする。
綿わたふとんも羽毛ふとんも自店で手作りしている
末次ふとん店に安心しておまかせください。

下関市彦島の末次ふとん店。
綿わたふとん、羽毛ふとんだけではありません。
寝具全般、いろいろと品揃えしています。
お気軽にご相談ください。

ふとんの仕立て直しの判断はおまかせください

先日、仕立て直し後のふとんの中身は
今お使いのふとんの中身です。
とお伝えしました。

もちろん綿わたであれば打ち直し
羽毛であれば洗浄するなど、ふっくらと復活させてから
新しい側生地で包んであげて仕立て直します。

ただ中には打ち直しができない綿であったり
リフォームしても・・・という羽毛ふとんもあったりします。

特に羽毛ふとんに関しては
出来上がり後のふとんのふっくら具合などに目をつぶれば
どんなふとんであっても仕立て直すことができます。
極端に言えば、羽毛ふとんではなく羽根ふとんであってもです。

ただやはり仕立て直し後に気持ち良く長く使っていただくために
当店ではリフォームをお断りする場合もあります。

以前、持ち込まれたふとんは羽根ふとんであったため
新しく買い替えられ方がいらっしゃいます。
当然のことながらより気持ち良くお使いただいていることでしょう。

洗濯失敗羽毛ふとん
洗濯に失敗した羽毛ふとん

さらに、ご自分で羽毛ふとんを洗濯したところ
乾燥させるのに失敗してしまったと、持ち込まれた方もいらっしゃいます。
確認してみると、ぺったんこで中身が濡れていました。
もちろんそうなった状態であっても
当店であればしっかりと復活させることができますので
プレミアムダウンウォッシュによるリフォームで
ふっくらと復活しました。
気持ち良くお使いいただいていることでしょう。

いずれにせよ、お持ちのふとんの状態など
ご自身で判断することは難しいこともあるでしょう。
お気軽にご相談ください。

下関市彦島の末次ふとん店、末次羽毛工房。
綿わたふとんの打ち直し、羽毛ふとんのリフォーム
地域密着の当店に安心しておまかせください。

「和とじ」で打ち直せるかの判断を

前回、綿わたふとんの打ち直しについてお知らせしました。
今回はお使いのふとんが打ち直しできるものなのか
ご自身で判断するコツ、判断材料をお知らせします。

綿わたふとんかどうかを見た目で判断するには
ふとんに「和とじ」と呼ばれるものが見られるかどうか。
わたふとんの側生地と中身の綿がずれてしまわないように
とめている糸です。

わたふとん和綴じ

上の写真は、ふとんの面部分、体に当たる面にある「とじ」。
敷布団で言えば、1枚で10か所程度見られます。

わたふとん和綴じ

こちらの写真のとじは、ふとんの四隅に見られます。
座布団の四隅にもあるものがイメージしやすいでしょうか。

以上のような「和とじ」があれば
綿わたのふとんである可能性が高く
打ち直すことができるふとんだと思われます。

見た目での判断材料をお知らせしました。
実際に中身を開けてみることが一番分かりやすいですが
中身を見ても判断できないこともあるでしょう。
打ち直すことができるのかできないのか、さっぱり分からない
そんな時には当店にお気軽にご相談ください。


わたのイメージから
綿わたふとんもふわふわと思われるかもしれません。
しかし長年使っていくと、どうしてもわたが締まっていき
購入当初、または打ち直し後のふわふわ感はなくなってしまいます。
そんな時でも打ち直すことによって
新品同様に復活させることができます。

あまりにガチガチに固まってしまったふとんの場合などは
打ち直しの際に、追加料金をいただくことになりますが
多くの新しい綿を混ぜてあげることで
よりふっくらと復活させることができます。

綿わたふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店にお気軽にご相談ください。
今も昔と変わらず、当店で1枚1枚丁寧に手作りで仕立てています。