羽毛ふとん、側生地をチェック

新型コロナウイルスにより例年とは違う毎日ですが
それでも日々過ぎていき季節は変わり、だんだん暖かくなってきます。

しかし暖かい日が続いたと思えば、涼しくなったり
日中は暖かくても朝晩は涼しかったり・・・
冬ふとん(羽毛ふとん)をしまうタイミングは難しいかもしれませんね。
しまう時季は人それぞれです。

羽毛ふとんを片付ける前にいろいろとチェックしてみませんか。
状態によっては、お手入れ(側交換やリフォーム)してあげましょう。
来シーズン、より良い状態でお使いいただけます。

えり元が汚れた羽毛ふとん

側生地は汚れていませんか?
羽毛ふとんはカバーをかけて使っていると思います(かけて使ってください)。

それでも、羽毛ふとんの側生地は汚れてしまいます。
特にえり元部分。黄色く汗ジミがつくこともあります。
クリーニングでは落ちない汚れもありますが
当店では側を完全に新しくお仕立て直しすることができるため
きれいに仕上がります。

末次ふとん店では、羽毛ふとんも自店で作っています。
他の多くの店のように
羽毛ふとんのすべての作業を丸投げしているわけではなく
1枚1枚手作業でお作りいたしますので
安心しておまかせください。

羽毛ふとんも仕立て直しできます

全国に緊急事態宣言が出されました。
決して他人事と思わず、自分の身は自分で守りながら
仮に自分がかかってしまっても他の人には絶対にうつさない
ということを徹底的に。

羽毛ふとんが仕立て直し(リフォーム)できるということが
まだまだ知られていないようです。

最近では綿ふとんが仕立て直し(打ち直し)できることすら・・・。

ふとんは決して使い捨てではありません。
ただ量販店等で安価に売られているふとんは使い捨てのものです。
粗大ごみで一番捨てられているものがふとんということも・・・悲しい事実です。

良いふとんを長~く使う。
これが結果的に、体にもお財布にも地球にもやさしいことなんです。

最近の羽毛ふとんはポリエステル混のものばかり。
それでは良い眠りができません。

今お使いの羽毛ふとんが綿100%のものの場合
値段に惑わされてポリエステル混のものを選んでしまうと
快適さが失われてしまいますので、注意が必要です。

当店では、仕立て直し後の羽毛ふとんも
綿100%の側生地をお選びいただけます。
安心しておまかせください。

羽毛ふとんリフォーム

次回から、羽毛ふとんを片付ける前に
チェックしておきたいことを紹介していく予定です。

羽毛ふとんのことでお悩みでしたら
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。
わたふとんだけではなく、羽毛ふとんも自店で作っています。

ダブルサイズをシングルサイズ2枚(冬用+春・秋用)に

先日、羽毛ふとんの場合について
ダブルサイズ1枚を通常のシングルサイズ2枚にする方法を紹介しました。

ダブルサイズ1枚を通常のシングルサイズ2枚にされる場合
中身の不足分として、プラス料金をいただくことがあることも。

今回は同じシングルサイズでも
通常のシングルサイズと
春・秋用(夏用)の薄い羽毛ふとん(肌ふとんまたは合掛けふとん)
にする方法を紹介いたします。

羽毛ふとん

ダブルサイズ1.9kg入りのものの場合
通常のシングルサイズで1.3kg。
残りが単純計算で0.6kgですので
この0.6kgで肌ふとんを作るわけです。

この場合、不足の羽毛がほとんど必要になりません。
0.6kg入りの肌ふとんは
春・秋にかなり使い勝手が良い羽毛ふとんですのでおすすめです。

なお、ここ5年くらいの羽毛ふとんは
ダブルサイズでも1.9kg入りのものは
ほとんど見かけることがなく
某大手通販会社では
今年のダブルサイズの羽毛ふとんの中身の量は
なんと、わずか1.3kg程度です。
当店のシングルサイズの目方よりも入っていないくらいです・・・。

ダブルサイズからシングルサイズに変更する場合でも
中身の羽毛の量によって価格が変わってきますので、ご注意ください。

まずはお気軽に、下関市彦島の末次ふとん店にご相談ください。

ダブルサイズも仕立て直しでサイズ変更できます

羽毛ふとん

先日来、ダブルサイズについてお知らせしてきましたが
ダブルサイズのふとんも仕立て直すことでサイズ変更することができます。

わたふとんの打ち直し、羽毛ふとんのリフォーム
どちらもサイズ変更可能です。

生活環境の変化からダブルサイズから
シングルサイズにする方が多く見られます。

ただし、ダブルサイズ1枚をシングルサイズ2枚にされる場合
中身の不足分としてプラス料金をいただくことがございます。

羽毛ふとんの場合、数年前購入のものですと
ダブルサイズでおよそ1.9kg入りです(最近の羽毛は1.9kgも入っていません)。
シングルサイズは1.3kgは入れたいところです。

単純計算で1.3×2で2.6kg必要になるため
2.6-1.9で0.7kg羽毛が不足することになりますので
不足分の料金をいただくことになります。

お気軽にご相談くださいませ。

また、羽毛ふとんについてサイズ変更ではないですが
2枚合わせのものを1枚に仕立て直すこともできますよ。

羽毛ふとんの仕立て直しも
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。
当店工房の羽毛ふとん製造機械で自店でお作りいたします。

羽毛ふとんと圧縮袋

羽毛ふとんは圧縮袋に入れてはいけません。

特にフェザーの割合が高い場合は
圧縮したら羽軸によって生地に穴が開いてしまいます。
前回お知らせしました羽根布団はいわずもがなです。

羽毛ふとんは基本的に購入した際に
入っているケースよりも小さくして保管されないことです。

また、そのケースも運搬用・体裁用ですので
長期保存にはあまり適していないものもあります。
通気性が良い綿100%の布で包むのが良いでしょう。

通気性がなく湿気が多い状態・場所で保管すると
蒸れて臭いを発生したり
羽毛の品質を損なうことがありますのでご注意を。

ということを
羽毛ふとんを使わなくなる季節にお知らせするべきでしたね・・・。

もし、圧縮させて破れてしまっても
羽毛ふとんをリフォームすることで
新品同様に復活しますので
ご安心ください。