ふとんも「時を戻そう」

今日6月10日は時の記念日。
1920年(大正9年)に6月10日を「時の記念日」にすることが制定されました。

日本書紀によると、西暦671年に天智天皇が
唐から伝えられたという「漏刻(ろうこく)」(水時計)を建造し
その漏刻で初めて時を打ったという記述があります。
この日が太陽暦(グレゴリオ暦)に直すと6月10日だったという故事に基づいています。

最近では、ぺこぱの松陰寺さん(山口県出身)が
「時を戻そう」というフレーズを用いていますね。
ふとんでも「時を戻そう」というのが、ふとんの仕立て直しです。

ふとんの打ち直し、仕立て直し、リフォーム。
これらは、今お使いのわたふとんや羽毛ふとんを
仕立て直す時に当店を含めて販売店が使う言葉です。

打ち直しという言葉は、なじみがなく学校でも習わないため
知っている人も少なくなってきたようです。
ふとんのやり直し、作り替えなどと言われる場合もあります。

ふとんを仕立て直すと、新品同様に復活します。

末次ふとん店では、わたふとん、羽毛ふとんを当店にて仕立て直しています。
他工場などに任せることをせず
1枚1枚責任をもって仕上げていますので
安心してお任せください。

羽毛ふとん、片寄りチェック、ステルス版

プロ野球開幕に向け、練習試合が始まりましたね。
無観客とは言え、日常に戻る元気がもらえそうです。
が、第2波の恐れも感じる日々です。

睡眠をしっかりとって、体を強く、免疫力を高めておきましょう。

先日は羽毛の片寄りについて書きました。
これに関して、気を付けていただきたい羽毛ふとんがあります。

数年前?10年以上前?に出回ったステルス縫製と呼ばれる羽毛ふとんです。

一般的に羽毛ふとんはマス目ごとに縫製の縫い目が見られます。
その縫い目が全く見えないのがステルス縫製の羽毛ふとん。
マス目はありますが、接着しているため縫い目が見えないんです
テープのような線が見えます。

縫い目の見えないテープのような線で分けられている羽毛ふとん

上記のような、縫い目(キルティング)が見えないもので
下の写真のようなタグがつけられていることが多いです。
メリットとして、縫い目がないため
羽毛の吹き出しの心配がないことが挙げられます。

接着が外れた羽毛ふとん

ただ、長年使われていると
その接着が外れてしまう羽毛ふとんが多く見られます。

丸洗い(クリーニング)をしたら
接着が外れてしまった方もいらっしゃいました。
そうなると、一つの袋状態になってしまうため
片寄りというレベルではありません。

ふとんとしても気持ちよく使えるものではなくなってしまっているので
早急にお仕立て直しされることをおススメします。

末次ふとん店では、羽毛ふとんも自店で作っています。
他の多くの店のように
羽毛ふとんのすべての作業を丸投げしているわけではなく
1枚1枚手作業でお作りいたしますので
安心しておまかせください。

羽毛ふとん、片寄りチェック

39県で緊急事態宣言が解除されてから2週間が経ちました。
お隣、北九州市に第2波の恐れがありますね。
関門海峡、海の向こうですが対岸の火事とせず
下関でも各自が気をつけなければいけません。
これから暑くなる季節ですが、まだマスクが手放せない日々が続きそうです。

羽毛ふとんを片付ける前にいろいろとチェックしてみませんか。
状態によっては、お手入れ(側交換やリフォーム)してあげましょう。
来シーズン、より良い状態でお使いいただけます。

中身が移動した羽毛ふとん

羽毛ふとんの中身が片寄っていませんか?

羽毛ふとんの中のマチ部分が破れたりしていると
マス目を無視して羽毛が移動してしまいます。
マス目ごとに手で優しく押さえて
どのマス目にもしっかり羽毛が入っていることを確認してください。

また、マチ部分が破れていなくても
羽毛ふとんを踏んだり無理に押さえたりすると
中身の羽毛は移動してしまいますのでご注意ください。

当店では、羽毛を取り出して
新しい側生地に仕立て直しますので
片寄っているものでもお仕立て直しできます。

後日、片寄りレベルを超えるような羽毛ふとんを紹介する予定です。

末次ふとん店では、羽毛ふとんも自店で作っています。
他の多くの店のように
羽毛ふとんのすべての作業を丸投げしているわけではなく
1枚1枚手作業でお作りいたしますので
安心しておまかせください。

羽毛ふとん、側生地をチェック

新型コロナウイルスにより例年とは違う毎日ですが
それでも日々過ぎていき季節は変わり、だんだん暖かくなってきます。

しかし暖かい日が続いたと思えば、涼しくなったり
日中は暖かくても朝晩は涼しかったり・・・
冬ふとん(羽毛ふとん)をしまうタイミングは難しいかもしれませんね。
しまう時季は人それぞれです。

羽毛ふとんを片付ける前にいろいろとチェックしてみませんか。
状態によっては、お手入れ(側交換やリフォーム)してあげましょう。
来シーズン、より良い状態でお使いいただけます。

えり元が汚れた羽毛ふとん

側生地は汚れていませんか?
羽毛ふとんはカバーをかけて使っていると思います(かけて使ってください)。

それでも、羽毛ふとんの側生地は汚れてしまいます。
特にえり元部分。黄色く汗ジミがつくこともあります。
クリーニングでは落ちない汚れもありますが
当店では側を完全に新しくお仕立て直しすることができるため
きれいに仕上がります。

末次ふとん店では、羽毛ふとんも自店で作っています。
他の多くの店のように
羽毛ふとんのすべての作業を丸投げしているわけではなく
1枚1枚手作業でお作りいたしますので
安心しておまかせください。

羽毛ふとんも仕立て直しできます

全国に緊急事態宣言が出されました。
決して他人事と思わず、自分の身は自分で守りながら
仮に自分がかかってしまっても他の人には絶対にうつさない
ということを徹底的に。

羽毛ふとんが仕立て直し(リフォーム)できるということが
まだまだ知られていないようです。

最近では綿ふとんが仕立て直し(打ち直し)できることすら・・・。

ふとんは決して使い捨てではありません。
ただ量販店等で安価に売られているふとんは使い捨てのものです。
粗大ごみで一番捨てられているものがふとんということも・・・悲しい事実です。

良いふとんを長~く使う。
これが結果的に、体にもお財布にも地球にもやさしいことなんです。

最近の羽毛ふとんはポリエステル混のものばかり。
それでは良い眠りができません。

今お使いの羽毛ふとんが綿100%のものの場合
値段に惑わされてポリエステル混のものを選んでしまうと
快適さが失われてしまいますので、注意が必要です。

当店では、仕立て直し後の羽毛ふとんも
綿100%の側生地をお選びいただけます。
安心しておまかせください。

羽毛ふとんリフォーム

次回から、羽毛ふとんを片付ける前に
チェックしておきたいことを紹介していく予定です。

羽毛ふとんのことでお悩みでしたら
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。
わたふとんだけではなく、羽毛ふとんも自店で作っています。