ダブルサイズをシングルサイズ2枚(冬用+春・秋用)に

先日、羽毛ふとんの場合について
ダブルサイズ1枚を通常のシングルサイズ2枚にする方法を紹介しました。

ダブルサイズ1枚を通常のシングルサイズ2枚にされる場合
中身の不足分として、プラス料金をいただくことがあることも。

今回は同じシングルサイズでも
通常のシングルサイズと
春・秋用(夏用)の薄い羽毛ふとん(肌ふとんまたは合掛けふとん)
にする方法を紹介いたします。

羽毛ふとん

ダブルサイズ1.9kg入りのものの場合
通常のシングルサイズで1.3kg。
残りが単純計算で0.6kgですので
この0.6kgで肌ふとんを作るわけです。

この場合、不足の羽毛がほとんど必要になりません。
0.6kg入りの肌ふとんは
春・秋にかなり使い勝手が良い羽毛ふとんですのでおすすめです。

なお、ここ5年くらいの羽毛ふとんは
ダブルサイズでも1.9kg入りのものは
ほとんど見かけることがなく
某大手通販会社では
今年のダブルサイズの羽毛ふとんの中身の量は
なんと、わずか1.3kg程度です。
当店のシングルサイズの目方よりも入っていないくらいです・・・。

ダブルサイズからシングルサイズに変更する場合でも
中身の羽毛の量によって価格が変わってきますので、ご注意ください。

まずはお気軽に、下関市彦島の末次ふとん店にご相談ください。

ダブルサイズも仕立て直しでサイズ変更できます

羽毛ふとん

先日来、ダブルサイズについてお知らせしてきましたが
ダブルサイズのふとんも仕立て直すことでサイズ変更することができます。

わたふとんの打ち直し、羽毛ふとんのリフォーム
どちらもサイズ変更可能です。

生活環境の変化からダブルサイズから
シングルサイズにする方が多く見られます。

ただし、ダブルサイズ1枚をシングルサイズ2枚にされる場合
中身の不足分としてプラス料金をいただくことがございます。

羽毛ふとんの場合、数年前購入のものですと
ダブルサイズでおよそ1.9kg入りです(最近の羽毛は1.9kgも入っていません)。
シングルサイズは1.3kgは入れたいところです。

単純計算で1.3×2で2.6kg必要になるため
2.6-1.9で0.7kg羽毛が不足することになりますので
不足分の料金をいただくことになります。

お気軽にご相談くださいませ。

また、羽毛ふとんについてサイズ変更ではないですが
2枚合わせのものを1枚に仕立て直すこともできますよ。

羽毛ふとんの仕立て直しも
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。
当店工房の羽毛ふとん製造機械で自店でお作りいたします。

羽毛ふとんと圧縮袋

羽毛ふとんは圧縮袋に入れてはいけません。

特にフェザーの割合が高い場合は
圧縮したら羽軸によって生地に穴が開いてしまいます。
前回お知らせしました羽根布団はいわずもがなです。

羽毛ふとんは基本的に購入した際に
入っているケースよりも小さくして保管されないことです。

また、そのケースも運搬用・体裁用ですので
長期保存にはあまり適していないものもあります。
通気性が良い綿100%の布で包むのが良いでしょう。

通気性がなく湿気が多い状態・場所で保管すると
蒸れて臭いを発生したり
羽毛の品質を損なうことがありますのでご注意を。

ということを
羽毛ふとんを使わなくなる季節にお知らせするべきでしたね・・・。

もし、圧縮させて破れてしまっても
羽毛ふとんをリフォームすることで
新品同様に復活しますので
ご安心ください。

暖かく眠りましょう

羽毛ふとん

朝晩急に冷え込みましたね。
羽毛ふとんをお使いのあなたへ。

以前もお知らせしましたが
「羽毛ふとんだけでは寒い」という場合
羽毛ふとんがお疲れ気味の可能性も・・・。

リフォームするか、新しく買い替えた方が
これからのますます冷える時季には暖かくて安心です。

今回は冷え込みが急なため
必要以上に寒く感じてしまうかもしれませんね。

毛布などの副寝具を上手に使って暖かく眠りましょう。
毛布と羽毛ふとんの関係については、後日紹介する予定です。

羽毛ふとんは自店で作ることが出来るお店
説明できるお店で購入しましょう。

特に昨今の羽毛高騰により中身は少なく
側生地はポリエステルが氾濫しています。
これでは残念ながら羽毛ふとんは活きません・・・。

暖かく快適な睡眠には、綿100%の側生地です。

下関市内の量販店等で一般的に販売されている羽毛ふとんは
ほとんどポリエステル混生地のものでした。

綿100%の側生地を使った
暖かい羽毛ふとんをお買い求めになりたい方は
お気軽に末次ふとん店までご相談くださいませ。

リフォームするよりも・・・

羽毛ふとんタグ

羽毛ふとんのリフォームのご依頼で時々見られること。

現物を見てみると・・・羽根ふとんでした。

この場合、リフォームしても暖かくならないし、ふっくらしないので
リフォームよりも新しい羽毛ふとんをおすすめしました。
おそらく、かつてとは比べものにならないほど
暖かくお休みになられていることでしょう。

ちなみに、羽根ふとんと羽毛ふとんの違いはご存知ですか?

ダウンが50%以上のものが羽毛ふとん。
50%未満のものが羽根ふとんです。

ふとんを触ってみて、硬い骨のようなものを明らかに感じる場合は
リフォームには適していません。
「よく分からないなぁ・・・」という方
ご相談は末次ふとん店までお気軽にどうぞ。