今の時季に寒いのであれば、今年の冬は乗り切れない?

グッと冷え込んできましたね。
いかがお休みですか?

もし、もう冬支度をしていて
今の時季に寒いのであれば、今年の冬は乗り切れないかもしれません。

お使いのふとんを仕立て直すか、何か他のものに買い替えるか
を考えてみると良いでしょう。

仕立て直しとなると、わたふとんか羽毛ふとんになります。
それ以外の素材のふとんであれば
仕立て直すことができず、処分(大型ごみ)ということになります。

買い替えるのもちょっと早い気がする。
という方は、副寝具を考えると良いですよ。

副寝具。
例えば毛布。敷パッド。
冬に人気の商品は起毛したものです。
ふとんに入った時のひんやり感を軽減してくれるため
かなり人気があります。

また毛布は重い。ずれる。という方に特に人気があるのが
毛布のようなカバーです。

あったか起毛素材のカバー

ジャパネットさんでも、今シーズンはよく目にしますが
1枚で使えば毛布のように。
そして寒くなってくると、中にふとんを入れてカバーにして使う。
一枚二役とも言える使い方ができます。

ただ、起毛素材で注意しなければいけない点は
その素材の多くがポリエステルなどの化学繊維であること。
使う方によっては、蒸れて蹴飛ばしてしまうなどの心配もあります。

せっかくふとんを綿素材にしても
カバーなどをポリエステルにしてしまうと
素材の良さを活かしきることができなくなってしまいます。
寝心地が悪いなぁと思ったら
まずは素材を調べてみてください。

さてこれからますます冷え込む季節がやってきます。
まだ少し余裕があるうちに
寝具選びをしておきましょう。

末次ふとん店は、わたふとんや羽毛ふとんだけではなく
カバーや毛布、敷パッドなど副寝具も
種類も豊富に品揃えしております。
ぜひお気軽にご来店くださいませ。

チャレンジデーの羽毛ふとん

昨年の文化の日に続いて、今年の文化の日も
ジャパネットさんがチャレンジデーと銘打って
羽毛ふとんを大々的に販売していました。

チャレンジデーなどで宣伝されると
当店にもお客様からのお問い合わせがあります。
みなさん気になるんでしょうね。

西川さんの羽毛ふとんで
カバーやら敷パッドやらがセットになっていて
お値段が約3万円。
安く感じますよね。

結論から言うと、おすすめはできません。

理由は2つ。

側生地がポリエステル85%、綿15%のものだから。
綿100%ではない側生地は吸湿性が劣ります。
せっかく中身の羽毛は天然素材で吸湿性があっても
側生地でその素材の良さを活かしきることができません。

もう1つの理由が、中身の羽毛の量が1.1kgだから。
冬用の羽毛ふとんには1.3kgは入れたいところです。
かつての羽毛ふとんはシングルサイズで1.3kg~1.5kgでした。
1.1kgでは少ないため、暖かさが足りないでしょう。

羽毛ふとんの選び方

新しい羽毛ふとんの選び方
ジャパネットさんのチャレンジデー羽毛ふとんと合わせて
お知らせしましたが、また改めてお知らせいたします。
注意していただきたいことなので、何度もお知らせさせていただきます。

羽毛ふとんだけではなく
ふとんのことで何か困ったことがありましたら
困ったことがなくても、気になることがありましたら
お気軽に末次ふとん店まどご相談ください。

通販などで「あっ、このふとん良いなぁ。」
と思っても、ちょっと一息。
慌てて購入することなく、一度調べてみてください。
思わぬ落とし穴があるかもしれませんよ。

羽毛ふとんのリフォーム、全く同じものに仕立て直す必要はありません。

羽毛ふとんを仕立て直す時には
今お使いのものと全く同じものに仕立て直す必要はありません。

全く同じものとは・・・
同じサイズであったり、同じ(ような)厚さのものであったり
ということです。

羽毛ふとんリフォーム

お使いのダブルサイズの羽毛ふとんを生活環境の変化から
シングルサイズに仕立て直す。
厚い、冬用の羽毛ふとんを
夏用の薄い羽毛ふとん(ダウンケット)や
春秋用の少し薄い合掛の羽毛ふとんに仕立て直すこともできます。


ダブルサイズの羽毛ふとん1枚を
シングルサイズの冬用の羽毛ふとんと夏用のダウンケットの2枚に
仕立て直された方もいらっしゃいます。
ただ中身の羽毛の量によっては、足し羽毛代を別途いただく場合があります。


最近、他店で買った羽毛ふとんが昔よりも暖かくなくて気持ち悪い感じ・・・。
とのご相談も。
そういう場合、タグの側生地の欄をチェックするとすぐに判明します。
ポリエステル混の生地を使っています。
ポリエステルを使っているから、ふとんの中が蒸れて蹴飛ばしたり
気持ち良い睡眠環境から離れてしまいます。
側生地が綿100%のものに仕立て直しましょう。

しかし、最近の羽毛ふとんは側生地がポリエステルになったこともあって
中身の羽毛の量がかなり減らされています。
暖かく快適にお休みになるには、綿100%の側生地に変更するだけではなく
中身の羽毛を増やさなければいけないことも多々あります。
足し羽毛代を別途いただくことになりますが
羽毛の量を増やすことによって、暖かく快適な羽毛ふとんになります。


新しい羽毛ふとんの選び方にも通ずることを書きましたが
お使いの羽毛ふとんのリフォーム(仕立て直し)といっても
意外に選択肢が多くあります。


羽毛ふとんだけではなく、寝具全般に言えることですが
インターネットや通販など、クリック一つ、電話一本で決めるのはやめておきましょう。
羽毛ふとんを目の前にして、面と向かってご相談した方が
今後の長い睡眠生活がより快適になることでしょう。

下関市近郊の方は地域密着で安心
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房にお気軽にご相談ください。

羽毛ふとん、仕立て直しの判断ポイント

早いもので、もう11月。
ますます羽毛ふとんが活躍することでしょう。
新しい羽毛ふとんの選び方も後日紹介いたしますが
今回は仕立て直しの判断ポイントについて。

羽毛ふとん、新しく買い替えた方が良いのか
今使っているものを仕立て直す(リフォームする)方が良いのか
お悩みの方がいらっしゃいます。
当店にも多くの方からお問い合わせいただいています。

実際に現物を見てみないことには
はっきりと、こうした方が良いですよとは言えませんが
とりあえずの簡単な見分け方を紹介してみましょう。

羽毛ふとんについているタグが読める状態であれば
タグを見ることが一番簡単に見分けられます。

羽毛ふとんタグ
羽毛ふとんのタグ

まず大前提として羽毛ふとんであること。
ダウンの比率が50%以上のものであれば、羽毛ふとんと呼ぶことができます。
が、仕立て直される場合はダウン85%以上のものが良いでしょう。

ダウン85%・フェザー15%
ダウン90%・フェザー10%
ダウン93%・フェザー7%
ダウン95%・フェザー5%
などが多く見られる比率です。


タグの字が読めない、タグがない、などの場合は
羽毛ふとんを手のひらで押さえたり、挟んでみてください。
ごつごつした感触、硬いものがあるような感触があれば
それはフェザーと思われます。
それを簡単に感じることができるということは
フェザーの比率が高く、ダウン85%以下の可能性が高いでしょう。

他には、手で押さえてみて反発力があるか。
また、4つ折りにたたんでみてあまりにもぺったんこなものは
仕立て直しても、ふっくら復活が難しいでしょう。
もし、ご自分で洗濯して乾燥不足などでぺったんこになった場合は
当店でもう一度洗浄してあげることで復活させることができます。


以上のような簡単なポイントはありますが、なかなか判断は難しいかもしれません。
そんな場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
プロの目でしっかりと判断いたします。

下関市近郊で、羽毛ふとんのことでお悩みでしたら
自店で羽毛ふとんを手作りしている
末次ふとん店・末次羽毛工房に安心しておまかせください。

プレミアムダウンウォッシュの方が優れているのですが・・・

冷え込んできたため、羽毛ふとんの仕立て直しの問い合わせが増えています。

羽毛ふとんリフォーム

側交換するにあたり、羽毛(ふとん)の洗浄を
丸洗いにするか
プレミアムダウンウォッシュにするか・・・

プレミアムダウンウォッシュを希望するも
日数がかなりかかってしまうことから
丸洗いに変更される方もいらっしゃいます。
もちろん、せっかくきれいにするんだからと
プレミアムダウンウォッシュを選択される方も多くいらっしゃいます。

丸洗い後の側交換であれば、10日前後でのお渡し
プレミアムダウンウォッシュ後の側交換であれば、4週間程度・・・
今から冷える時季を迎えるのに、約1か月間も羽毛ふとんが手元にないのは困ると
丸洗いの洗浄に変更された方も。

ただ、一番込み合っていた時期を過ぎたようにも思いますので
これからは4週間もかからない可能性もあります。
が、余裕を持ってお出しいただけると幸いです。


洗浄力の違い、リフォーム後の羽毛ふとんの復活の度合いの違い
など、プレミアムの方が優れているのは明白ですが
いかんせん日数はどうしようもありません。
それだけ手間をかけているのでやむを得ず、申し訳ありません。

現在、プレミアムダウンウォッシュによるリフォームのご注文をされている方は
洗浄工程終了後、早急に羽毛ふとんの製造にとりかかりますので
今しばらくお待ちくださいませ。
新品同様によみがえりますので、お楽しみに。


前回紹介しました、打ち直すことができるわたふとんの見分け方のような
羽毛ふとんバージョンを紹介しようと思っていましたが
次回以降にお知らせいたします。

下関市近郊で、羽毛ふとんのことでお悩みごとがありましたら
末次ふとん店・末次羽毛工房にお気軽にご相談ください。

当店では、羽毛ふとんもわたふとん同様に
1枚1枚丁寧に手作業にて仕立てています。