11月15日は、七五三です。
七五三は子供の成長を祝い、健康を願う日本の伝統行事ですが
ふとんのお手入れの目安の年数を覚えるのにもぴったり
かもしれません。
まず七年は
羽毛ふとんのリフォームを考える。
五年は
綿わたの掛ふとんの打ち直しを考える。
そして三年は
綿わたの敷ふとんの打ち直しを考える
時機と言えます。
おおよその目安として考えるのにいかがでしょうか。
破れてしまったり汚れてしまったり、ふんわりしていない
など、何か不満を感じることがあれば
その時には年数には関わらず、お手入れを考えましょう。
もちろん逆もあります。
日頃の使い方、お手入れによって、持ちは確実に変わってきます。
ふとんにカバーをかけて使い、優しく扱ったりしていれば
長く快適に使うことができるでしょう。
ただ綿わたふとんに関しては、あまり長くお使いになり
ぺちゃんこな状態、かちかちな状態になってしまった後では
仕立て直し後の復活の具合が劣ったりする場合もあります。
そんな時でも新しい綿を多めに足してあげることで
よりふっくらな仕上がりになります。
ふとんは仕立て直して使った方が
お安く、良いものに生まれ変わるものも多々あります。
ご自身で判断することは難しくとも
当店にお気軽にご相談ください。
捨てることはいつでもできますが
捨ててしまっては仕立て直すことはできません。
下関市彦島の末次ふとん店。
地域密着、顔の見える地元のふとん店です。
ふとんのことなら安心しておまかせください。
投稿者アーカイブ: 末次ふとん店
あえて内容量を減らす
先日、最近の羽毛ふとんは内容量が減っているために
暖かさが物足りなくなっている。
というお知らせをしました。
先日と言わず、何度もしていますが・・・。
羽毛ふとんをリフォームするにあたり
たっぷり内容量に仕立て直す方がいらっしゃる一方で
今使っているふとんが暑いと
あえて内容量を減らす方もいらっしゃいます。
リフォームしたら、マンションに引っ越したら
厚いふとんがいらなくなった
など環境の変化による理由もあります。
リフォームする際には、洗浄するしない問わず
必ず羽毛を完全に取り出すため
新しく仕立て直す際に内容量は自由に決められます。
今と全く同じものに仕立て直す必要はありません。
羽毛ふとんは主に内容量によって、暖かさの調整を行います。
最近続いたリフォームのご相談として
ダブルサイズの羽毛ふとんを
シングルサイズの合掛(少し薄め)の羽毛ふとん2枚に
仕立て直しました。
内容量や足し羽毛の量によって
ダブルサイズの羽毛ふとん1枚から
シングルサイズの羽毛ふとん2枚に仕立て直すこともできます。
お使いだった羽毛ふとんのサイズなどに不満を感じた場合は
リフォームすることであなたにピッタリ快適に生まれ変わります。
こんなことはできるんだろうか
など羽毛ふとんのことならお気軽にご相談ください。
下関市彦島の末次ふとん店、末次羽毛工房。
地域密着の当店では羽毛ふとんも1枚1枚
当店工房で手作業にて仕上げています。
なお、羽毛ふとんを枕に替えるなどは承っておりませんので
ご了承ください。
羽毛ふとん、側生地も重要です
前回、最近の羽毛ふとんは中身の量が少なくなっているため
暖かくないかもしれないことをお知らせしました。
今回は、もう一つの注意点
羽毛ふとんの側生地にも気をつけましょうというお知らせ。
少し前まで、羽毛ふとんの側生地はそのほとんどが綿100%でした。
おそらくお持ちの羽毛ふとんをリフォームしようかな
と思うくらい長くお使いのものは綿100%だと思います。
そんな綿100%が当たり前だったものが
近年の羽毛価格や綿価格の高騰の影響を受けて
ポリエステルなどの化学繊維を用いたものが多くなりました。
量販店など、おそらく今一番出回っているのが
ポリエステル85%、綿15%のもので
最近ではポリエステル100%の側生地も見られるようになり
綿100%の側生地を使った羽毛ふとんは見られなくなってきました。
羽毛の良さを活かすのは、やはり綿素材。
ポリエステルでは羽毛の持つ吸湿性などを活かせず
蒸れを感じることにつながります。
お客様の中には
「綿100%の羽毛ふとんはありますか」
とお尋ねの方もいらっしゃいます。
綿のものが優れていることは肌で感じられているようです。
下関市彦島の末次ふとん店。末次羽毛工房。
他店では見つからなくてもご安心ください。
今でも綿100%の側生地の羽毛ふとんを作っています。
以前ほど暖かくない?羽毛ふとん
もう羽毛ふとんをお使いでしょうか。
その羽毛ふとん、暖かいですか?
最近の羽毛ふとんは、羽毛価格の高騰によって
以前ほどの暖かさを感じられなくなっています。
なぜ暖かくなくなったのか。
中身の羽毛の量が減ったから。
ダウン率が50%以上であれば内容量は全く関係なく
そのふとんは羽毛ふとんと呼ばれますが
羽毛ふとんの暖かさは、中身の羽毛の量によって決まります。
羽毛価格の高騰により、中身の量を減らすことで
価格調整が行われています。
つまり見た目の金額を抑えるために、中身の量を減らしています。
中身の量を減らすことは、暖かくなくなっていくということです。
現在一般的なものは羽毛が1.0~1.1kgしか入っていません。
では以前はどれくらい入っていたのか。
1.4kgです。
その差、約400g。
暖かさには大きな違いが生まれます。
最近では暖かくないことに気付かれだしたのか・・・
大型店などでは「増量」と銘打ち
中身が1.2kgのものを販売しています。
が、以前に比べればそれでも中身の量は少なくなっています。
当店では、当店の工房で1枚1枚手作業で仕上げているため
今も変わらず内容量1.4kg仕上げを基本としています。
他店風に言えば「大増量」羽毛ふとん。
間違いなく暖かい自信の一品です!
逆に言えば、当店からすれば他店の羽毛ふとんは
「減量」羽毛ふとんになります。
羽毛ふとんに付いているタグや
チラシなどの説明文、文字は小さいかもしれませんが
購入する前にはしっかり確認するようにしましょう。
当店では、しっかり説明しますので、安心しておまかせください。
下関市彦島の末次ふとん店。末次羽毛工房。
今も暖かい1.4kg入り羽毛ふとんを作っています。
羽毛ふとん選びでお悩みでしたらお気軽にご相談ください。
連休前の問い合わせはレンタル・・・
末次ふとん店では、2025年11月現在のところ
ふとんのレンタルは行っておりません。
連休前には
「ふとんのレンタル、貸し布団をお願いしたいんですが」
というお問い合わせをいただきます。
今月末にももう一度連休があります。
そしてもうすぐ年末年始もやってきます。
レンタルが必要な機会かもしれません。
ふとんのことを考えて
「あっ、末次ふとん店」と思いついていただいたことは
非常にありがたいことです。が、申し訳ありません。
全国的に見ると、レンタルふとんをされている
ふとん屋さんが多々あるようですが
当店では現在のところ、ふとんのレンタルは行っておりません。
下関市でレンタル、貸し布団をお考えの方は
いろいろなものをレンタルされているレンタル会社
「レンタル山崎」さんがふとんのレンタルを行っております。
他にもクリーニング店などがレンタルふとんをされているようです。
お問い合わせされてみてはいかがでしょうか。
なお、年末年始などは利用者が多くなることも予想されるため
早めのご予約が良いようです。
こちら参考までに
「レンタル山崎」ホームページはこちらからどうぞ。
なお、ふとんの購入、仕立て直しなどをお考えの場合は
下関市彦島の末次ふとん店にお気軽にご相談ください。