引っ張り出した羽毛ふとんが・・・

先日は羽毛ふとんを使う前には、天日干しをおすすめしましたが
今回はもう少し、羽毛ふとんの状態が悪かった場合のことを。

羽毛ふとんを引っ張り出してみたら・・・

・羽毛ふとんが破れていた。
・羽毛ふとんの中身が片寄っている。
・羽毛ふとんが臭う。

なんてことがある(あった)かもしれませんね。

そんな時には仕立て直しで、そのお悩み解決です!

羽毛ふとんが破れていた。
破れた羽毛ふとんは、そのままではどうしようもありません。
補修しようと、針を使って縫ってはいけません。
針穴の小さな穴からでも、羽毛は出てきてしまいます。
補修方法としては、アイロンで貼る布を使うと良いですよ。
仕立て直しまでのわずかな期間でしたら
テープで穴をふさいでおきましょう。

なお破れている場合の洗浄は、羽毛をふとんから取り出して直接洗浄する
プレミアムダウンウォッシュコースがおすすめです。
丸洗いでは、破れた羽毛ふとんはカバーに入れて洗浄することになるため
カバーとふとんの側生地に中にある羽毛を洗うようになります。
その結果、どうしても洗浄力がかなり劣ってしまいます。


中身が片寄っている。
片寄ってしまった羽毛ふとんは、仕立て直すしかありません。
羽毛ふとんはキルティングされた部屋ごとに羽毛が入っています。
その羽毛が移動してしまっているので
そのままでは戻すことができないからです。


羽毛ふとんが臭う。
羽毛は当然ながら生物のものであるため
どうしてもにおいがあります。
においが気になる場合には
羽毛の中身の移動に注意しながら
ゆっくりと小さくたたみ、ふとんの中の空気を抜いて
しっかりと空気を入れ替えてあげることで
においが気にならなくなる場合もあります。

ふとんを作る前にしっかり洗浄されることで
においは取れていますが、昨今の羽毛高騰のあおりもあって
洗浄作業のコストカットなどから洗浄不足のものもあります。
その場合は空気の入れ替えだけではにおいが取れない場合もありますので
洗浄(丸洗いなど)をした方が良いでしょう。

羽毛ふとんリフォーム

まだ新しい羽毛ふとんで、上記のようなお悩みが発生した場合は
洗浄なしの側交換のみで十分かもしれません。
洗浄工程がない側交換コースでしたら
最短で当日渡しも可能となります。

当店では自店で製造機械を持ち、羽毛ふとんを手作りしているため
即日対応ができます。
羽毛ふとんのお悩みがありましたら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。

あなたの羽毛ふとんのお悩み、解決します!

説明相手になる羽毛ふとん

おそるべし!
ジャパネットさんの羽毛ふとん・・・。

羽毛ふとんをお買い求めの方に
「ジャパネットさんの羽毛ふとん」
と言うと、多くのお客様に伝わります。

あれだけの広告、宣伝をしていれば多くの人の気を引くのでしょう。
そもそも羽毛ふとんの購入が頭にあった方だから
余計に脳裏に焼き付いているのでしょう。

ジャパネットさんの羽毛ふとん。
先日もこちらのブログで説明しましたが
当店としてはおすすめできる羽毛ふとんではありません。
お客様に説明する時には、当店の羽毛ふとんとの差の説明など
便利に利用させていただいているため、ありがたくはありますが・・・。

ただ、羽毛ふとんが必要以上に安いものだという認識を
持たせてしまうため、ちょっと厄介な存在でもあります。
お仕立て直し(リフォーム)を考えていた方でも
「あの値段で新しく変えるなら、新しくしよう」
と思ってしまうかもしれません。

仕立て直し(リフォーム)に関しては
今お使いの羽毛ふとんの状態
特に中身の羽毛の状態、質によってお得感が変わってきます。

例えば、今回のジャパネットさんの羽毛ふとんを購入した場合
その羽毛ふとんを仕立て直した方が良いのか?
というと、なかなか難しいところがあります。
リフォームとは言え、新しく購入した金額よりも値が張ってしまうからです。

最近もジャパネットさんで購入された羽毛ふとんを
買ってすぐに仕立て直しされた方がいらっしゃいました。

元が側生地がポリエステル混で羽毛の量が1.1kg。
まだきれいな状態で洗浄はしませんでしたが
側生地を綿100%のものに、中身の羽毛の量を増量(1.4kgに)したところ
購入金額よりもお高くなりました。

が、その方はふんわりして気持ち良くなったと非常に喜んでいただけました。
羽毛ふとんが、お値段以上の存在になったわけですね。
毎夜使うものですから、同じ寝るなら気持ち良く使って
気持ち良くお休みにならなければもったいないですよね。

羽毛ふとん

せっかく思い立って購入する羽毛ふとん。
少しの差で、長く使える羽毛ふとんにも、暖かくない羽毛ふとんにもなります。
購入される時には、クリック一つではなく、レジに持って行くだけではなく
しっかりと説明を受けてお買い求めになることをおすすめします。

下関市近郊では、自店で羽毛ふとんを製造している
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に安心しておまかせください。
暖かく、快適な羽毛ふとんをお届けいたします。

手作りのぬくもりある、わたふとん・羽毛ふとん

急に冷え込んだこともあってか
ふとんの仕立て直しのご注文が落ち着いてきました。

真夏、本当に暑い時には
ふとんのことを考えたくないのか、ふとんを見たくもないのか
仕立て直しのご依頼が少なくなります。

そして今回のように急に冷え込んだ時にも
ふとんを手放したくなくなるため
仕立て直しのご依頼が少なくなります。
が、冷え込みが続くと今度は暖かくお休みになりたい心境もあり
仕立て直しを考えられる方が増えるようになります。

そして、これから年末に向かって、新年に間に合うようにと
ご依頼が増えていくため、できあがりまでの日数がかかってしまいます。

当店としましても
ご依頼~引取~仕立て直し~配達
と、できる限り早く対応しておりますが
1枚1枚丁寧に、手作りにて仕立てていますので
日数がかかることをご了承ください。


新しくわたふとん、羽毛ふとんをお作りになる場合には
一週間以内のお渡しを目途に
お好きな柄でオーダーメイド対応でお作り致します。

なお羽毛ふとんのオーダーメイドサイズに関しましては
側生地の手配の都合などもあり、一週間以上の日数をいただきます。
通常のシングル、ダブルサイズの場合は
最短で当日、お渡しすることができます。

仕立て直しでふっくら新品同様に復活したふとん
新しくふっくら気持ち良く仕立てたふとん
暖かくお休みいただけることでしょう。


下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
わたふとんも羽毛ふとんも、当店手作りにて仕上げています。
手作りのぬくもりで、寒い冬を乗り切りませんか?

羽毛ふとんのリフォーム、全く同じものに仕立て直す必要はありません。

羽毛ふとんを仕立て直す時には
今お使いのものと全く同じものに仕立て直す必要はありません。

全く同じものとは・・・
同じサイズであったり、同じ(ような)厚さのものであったり
ということです。

羽毛ふとんリフォーム

お使いのダブルサイズの羽毛ふとんを生活環境の変化から
シングルサイズに仕立て直す。
厚い、冬用の羽毛ふとんを
夏用の薄い羽毛ふとん(ダウンケット)や
春秋用の少し薄い合掛の羽毛ふとんに仕立て直すこともできます。


ダブルサイズの羽毛ふとん1枚を
シングルサイズの冬用の羽毛ふとんと夏用のダウンケットの2枚に
仕立て直された方もいらっしゃいます。
ただ中身の羽毛の量によっては、足し羽毛代を別途いただく場合があります。


最近、他店で買った羽毛ふとんが昔よりも暖かくなくて気持ち悪い感じ・・・。
とのご相談も。
そういう場合、タグの側生地の欄をチェックするとすぐに判明します。
ポリエステル混の生地を使っています。
ポリエステルを使っているから、ふとんの中が蒸れて蹴飛ばしたり
気持ち良い睡眠環境から離れてしまいます。
側生地が綿100%のものに仕立て直しましょう。

しかし、最近の羽毛ふとんは側生地がポリエステルになったこともあって
中身の羽毛の量がかなり減らされています。
暖かく快適にお休みになるには、綿100%の側生地に変更するだけではなく
中身の羽毛を増やさなければいけないことも多々あります。
足し羽毛代を別途いただくことになりますが
羽毛の量を増やすことによって、暖かく快適な羽毛ふとんになります。


新しい羽毛ふとんの選び方にも通ずることを書きましたが
お使いの羽毛ふとんのリフォーム(仕立て直し)といっても
意外に選択肢が多くあります。


羽毛ふとんだけではなく、寝具全般に言えることですが
インターネットや通販など、クリック一つ、電話一本で決めるのはやめておきましょう。
羽毛ふとんを目の前にして、面と向かってご相談した方が
今後の長い睡眠生活がより快適になることでしょう。

下関市近郊の方は地域密着で安心
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房にお気軽にご相談ください。

羽毛ふとん、仕立て直しの判断ポイント

早いもので、もう11月。
ますます羽毛ふとんが活躍することでしょう。
新しい羽毛ふとんの選び方も後日紹介いたしますが
今回は仕立て直しの判断ポイントについて。

羽毛ふとん、新しく買い替えた方が良いのか
今使っているものを仕立て直す(リフォームする)方が良いのか
お悩みの方がいらっしゃいます。
当店にも多くの方からお問い合わせいただいています。

実際に現物を見てみないことには
はっきりと、こうした方が良いですよとは言えませんが
とりあえずの簡単な見分け方を紹介してみましょう。

羽毛ふとんについているタグが読める状態であれば
タグを見ることが一番簡単に見分けられます。

羽毛ふとんタグ
羽毛ふとんのタグ

まず大前提として羽毛ふとんであること。
ダウンの比率が50%以上のものであれば、羽毛ふとんと呼ぶことができます。
が、仕立て直される場合はダウン85%以上のものが良いでしょう。

ダウン85%・フェザー15%
ダウン90%・フェザー10%
ダウン93%・フェザー7%
ダウン95%・フェザー5%
などが多く見られる比率です。


タグの字が読めない、タグがない、などの場合は
羽毛ふとんを手のひらで押さえたり、挟んでみてください。
ごつごつした感触、硬いものがあるような感触があれば
それはフェザーと思われます。
それを簡単に感じることができるということは
フェザーの比率が高く、ダウン85%以下の可能性が高いでしょう。

他には、手で押さえてみて反発力があるか。
また、4つ折りにたたんでみてあまりにもぺったんこなものは
仕立て直しても、ふっくら復活が難しいでしょう。
もし、ご自分で洗濯して乾燥不足などでぺったんこになった場合は
当店でもう一度洗浄してあげることで復活させることができます。


以上のような簡単なポイントはありますが、なかなか判断は難しいかもしれません。
そんな場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
プロの目でしっかりと判断いたします。

下関市近郊で、羽毛ふとんのことでお悩みでしたら
自店で羽毛ふとんを手作りしている
末次ふとん店・末次羽毛工房に安心しておまかせください。