羽毛ふとん、仕立て直しの判断ポイント

早いもので、もう11月。
ますます羽毛ふとんが活躍することでしょう。
新しい羽毛ふとんの選び方も後日紹介いたしますが
今回は仕立て直しの判断ポイントについて。

羽毛ふとん、新しく買い替えた方が良いのか
今使っているものを仕立て直す(リフォームする)方が良いのか
お悩みの方がいらっしゃいます。
当店にも多くの方からお問い合わせいただいています。

実際に現物を見てみないことには
はっきりと、こうした方が良いですよとは言えませんが
とりあえずの簡単な見分け方を紹介してみましょう。

羽毛ふとんについているタグが読める状態であれば
タグを見ることが一番簡単に見分けられます。

羽毛ふとんタグ
羽毛ふとんのタグ

まず大前提として羽毛ふとんであること。
ダウンの比率が50%以上のものであれば、羽毛ふとんと呼ぶことができます。
が、仕立て直される場合はダウン85%以上のものが良いでしょう。

ダウン85%・フェザー15%
ダウン90%・フェザー10%
ダウン93%・フェザー7%
ダウン95%・フェザー5%
などが多く見られる比率です。


タグの字が読めない、タグがない、などの場合は
羽毛ふとんを手のひらで押さえたり、挟んでみてください。
ごつごつした感触、硬いものがあるような感触があれば
それはフェザーと思われます。
それを簡単に感じることができるということは
フェザーの比率が高く、ダウン85%以下の可能性が高いでしょう。

他には、手で押さえてみて反発力があるか。
また、4つ折りにたたんでみてあまりにもぺったんこなものは
仕立て直しても、ふっくら復活が難しいでしょう。
もし、ご自分で洗濯して乾燥不足などでぺったんこになった場合は
当店でもう一度洗浄してあげることで復活させることができます。


以上のような簡単なポイントはありますが、なかなか判断は難しいかもしれません。
そんな場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
プロの目でしっかりと判断いたします。

下関市近郊で、羽毛ふとんのことでお悩みでしたら
自店で羽毛ふとんを手作りしている
末次ふとん店・末次羽毛工房に安心しておまかせください。

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