ベッド派?ふとん派?

2月10日はふとんの日でした。

ベッドでお休みになっていますか?
ふとんでお休みになっていますか?

というアンケートはよく聞かれます。
そして年々ベッドの割合が増えているようで
ベッドが6割、ふとんが4割といったところです。

昔の家とは異なり、最近の家事情で考えれば
寝室がはっきりと部屋として設けられているため
ベッドの割合が増えていると思われます。
床にふとんを敷いて寝るよりも、ベッドの方が
毎日の上げ下ろしをしなくても良く
起き上がりも非常に楽というメリットがあります。

さて、このベッドで寝ているという方の中には
ベッドに敷布団を敷いて寝ている方も入っています。
つまり、ベッド=ベッドマットということではなさそうです。

ベッドマットには種類もいろいろあります。
多くのベッドマットには金属コイルが使われていますが
処分に困り、リサイクルも難しく粗大ごみになるため
金属コイルは環境にやさしい素材ではありません。
なお当店では、金属コイルのマットレスは販売していません。

当店において、敷寝具は手作りの綿わた敷布団を基本としつつ
いろいろな素材のマットレスを取り扱っています。

例えば、人気のマットレス「Bodydoctor(ボディドクター)」は
天然素材天然素材100%だから、人に優しく環境に優しいものです。
また処分の際、焼却しても有害物質を発生させることがなく
可燃物として処分する事ができます。
また、土中に埋めても約2年程で土に還る素材です。
そこまで地球に優しい素材でありながら
もちろん寝姿勢の保持など、睡眠にもやさしいBodydoctor。

Bodydoctor
Bodydoctor(ボディドクター)

当店の敷寝具では、手作りの綿わた敷布団各種に続く
人気を誇っています。

どんな素材か分からず、値も張るものは買えない。
というお悩みはもちろんあります。
そこで、当店ではBodydoctorなどの高機能敷布団は
店内にて試し寝できるようにしています。
ご来店いただき、どうぞ実際に横になってみて
背中で寝心地を感じてください。

寝具のことなら、下関市彦島の末次ふとん店。
地域密着の当店にお気軽にご相談ください。

2月は「良い睡眠で からだもこころも 健康に」

下関市の2月の健康スローガンをご存知ですか?

「良い睡眠で からだもこころも 健康に」です。

下関市のホームページから抜粋すると
平成27年度より、本市は健康づくりに関する季節・月間テーマを設定し、
またそのテーマに沿った「月間スローガン」を掲げて健康づくりや食育を推進しています!
月間スローガンに沿って、生活習慣の見直しや自分にあった健康づくりに取り組もう!
一人ひとりが健康づくりに取り組んで、下関を元気に♪
とのこと。

睡眠に関するスローガンが2月に割り当てられています。
昨年と同じ内容になりますが・・・

今日の睡眠は明日のあなたの生活を支えています。
良い睡眠は免疫力を高め、毎日の健康につながります。
新型コロナウイルスの猛威が続く中
一人一人が良い睡眠によって免疫力を高める必要があります。
当店でできること・・・
寝具やカーテンなどを上手に使って、睡眠環境を整えましょう。

良い睡眠は良い寝具からです。
ただ単純に、良い寝具は、お値段の高い寝具。というわけではありません。
自分に合った寝具が良い寝具です。

睡眠に当たって、枕の重要性がよくうたわれます。
確かに枕選びは非常に難しく、また個人差もあることから
一概に「コレ!」とは言えません。

でも、枕よりもまず敷布団を考えるようにしましょう。

当店では手作りの綿わた敷布団を主に取り扱ってきました。
もちろん、今でも手作りの綿わた敷布団はメインであり
多くのお客様がお使いになり、綿わたの打ち直しも多く承っています。

しかし生活環境の変化などから
手作りの綿わた敷布団だけではなく
素材もいろいろと品揃えしております。

Bodydoctor
Bodydoctor(正反発素材)

一般的に高機能系と呼ばれるウレタン系の素材や
網状構造体(エアウィーヴのような製品)
正反発素材(Bodydoctor)など言葉だけでは分かりにくいため
実際の敷布団(マットレス)に試し寝できるようにしています。

通販などではできないサービスであり
実際に触れることができる実店舗の強みです。
どうぞお気軽にご来店ください。

敷布団に関しては、またいろいろと紹介したいと思います。
あなたの睡眠環境を整えるお手伝い。
下関市彦島の末次ふとん店に安心しておまかせください。

羽毛ふとんの片寄りは、足元からふって防ぎましょう

かなり冷え込んだ週末になりましたが
いかがお休みでしたか。

羽毛ふとんが活躍しているかもしれませんね。
羽毛ふとんの暖かさを活かすには
しっかりと空気をふくませてあげるようにしましょう。

羽毛ふとんを毎日使っていると
中身の羽毛がマス(羽毛ふとんの四角いキルティング)の中で
片寄ってしまいます。

そんな時には、足元部分から持ち上げて
軽く、やさしくふってください。
マスの中に羽毛が広がるように。

ふることによって中身の羽毛がマスの中で均一に分散し
さらにダウンが広がり、空気を含むことによって
ふとんがよりふっくらします。

この時、頭の方を持ち上げてふらないでください。
えり元に当たる部分の羽毛が少なくなってしまいます。
そして、あくまでもやさしく取り扱ってください。
あまりにも強くふったりすると、マスの中だけでなく
マスからマスへと羽毛が移動してしまうことにもつながりかねません。

毎日ふとんを上げ下ろししている方は
自然と羽毛の片寄りを防いでいますが
特にベッドでお使いの方は
羽毛ふとんをたたんで上げることがないので
やってみる価値アリです。

また毎日上げ下ろしをされている方でも
頭の方からふとんを掛けるのではなく
足元の方から掛けるようにすると
えり元部分に羽毛が行きわたりますよ。

羽毛ふとん空気

写真は同じダウン、同じ内容量で
空気をふくませたかどうかの違いです。
ふんわり感が違いますよね。

羽毛ふとんで、より暖かくお休みになるには
空気をふくませることです。

もちろん羽毛の中身の量が少なかったら
暖かさは劣ってしまいます。
先日も、つい最近通販番組で買ったという羽毛ふとんが
暖かくないというご相談が・・・。
側生地ももちろんのこと
明らかに中身の量が少なくなっていることを
説明させていただきました。

なお、以前よりふくらまなくなったなぁと感じるようになりましたら
羽毛ふとんもリフォームで復活させることができますので
お気軽にご相談ください。
ただリフォームも、おすすめのプレミアム洗浄されますと
日数をいただくことになりますので
今まさに使っている羽毛ふとんしかない
という場合には、シーズンオフの時季のリフォームがおすすめです。

羽毛ふとんのことでお悩みでしたら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
お気軽にご相談ください。

羽毛ふとん、内容量と側生地の合わせ技

前回前々回と、羽毛ふとんを買う時には
必ず品質表示の確認をしましょう!として
内容量と側生地についてお知らせしました。

念のため、簡単に再確認すると・・・
最近の羽毛ふとんは
内容量は減量されている。
側生地にはポリエステルが使われている。
ということです。

詳細は、前回前々回のブログをご覧いただけますと幸いです。


さて、この内容量の減量についてですが
内容量が減ってしまうと、当然羽毛ふとんのボリュームがなくなり
単純に中身が減っているため、暖かさは劣ってしまいます。
ということはお知らせしましたが
では、なぜそれでも買ってしまうのか・・・。

羽毛の内容量と側生地のポリエステルには
切っても切れない関係性があるんです。

側生地にポリエステルを使うと、価格を抑えることはもちろん
側生地自体の重量を抑えることができます。
側生地だけの重さが、綿のものと比べるとかなり軽くなるため
中身の羽毛の量が減ってもボリューム感を出すことができるんです。

羽毛ふとんには断然おすすめの、というよりも必至な
綿100%の側生地に、最近の主流である内容量が1.1kgの場合
正直なところ、ポリエステルのものほどボリュームが出ません。

ポリエステル85%生地に羽毛を1.1kg入れたものと
綿100%の側生地に羽毛を1.3kg入れたものを実際に比べてみても
ボリューム感にそん色はありません・・・。

ということは、安いポリエステル生地に、中身を少なくして
コストを落とした羽毛ふとんでも良く見えるから
それに惑わされて購入に至ってしまうんです。

量販店や通販では、きちんと説明を受けて理解をした上で購入することなく
自分でレジに持って行く、クリック1つ、で簡単に購入することができます。

末次ふとん店内

当店では、羽毛ふとんを多様に品揃えしているため
実際に目の前で比較しながら、説明して販売しています。
店内価格表示POPにも、側生地と内容量はしっかりと記載しています。

良い羽毛ふとんを購入すれば、長く快適にお使いいただけます。
ポリエステル混生地では、静電気の影響でホコリを呼んでしまい
また、中身の羽毛を傷める可能性も考えられます。

羽毛ふとんを新しく購入する際には
羽毛ふとんは羽毛工房などという名称がつく
自店で手作りしている街のふとん屋さんでのご相談がおすすめです。
下関市近郊では、末次ふとん店・末次羽毛工房に
あなたの羽毛ふとん、安心しておまかせください。

羽毛ふとんを買う時には、必ず品質表示の確認をしましょう!側生地は?

前回、羽毛ふとんの価格を抑える仕掛けとして
内容量を減らしていることをお知らせしました。
以前は1.4kg程度入っていたものが
最近では1.0~1.1kg程度に減量されていると。

その他にも価格を抑える仕掛けがあります。

さらなる仕掛け、それは側生地の品質を下げることです。
かつての羽毛ふとんの側生地は、ほぼ綿100%でした。
綿の品質はともかくとして、ほとんどの羽毛ふとんが綿でした。

高級感を出すために、絹の側生地のものもありましたが
強度に不安があるため、最近では見られなくなりました。
現在、絹の側生地の羽毛ふとんをお使いの方は
側の擦り切れなどが起こっていないか、注意してください。
もし側生地に破れなどが見られる場合でも、リフォームすることで
羽毛ふとんが生まれ変わります。お気軽にご相談ください。

天然繊維である綿の側生地が多かった羽毛ふとんが
ここ数年で一気に変わってしまいました・・・。
綿価格の上昇(高騰)により、ポリエステル混のものばかりです。
一番多いのがポリエスエル85%、綿15%の側生地でしょう。

さらに、それが今ではポリエステル100%のものも見られるようになりました。
綿の割合を減らすことで価格を抑えることができるため
ポリエステル100%に行きついたわけです。
側生地が綿でなくなることで、快適さが低減しムレを感じたり
静電気が発生してホコリを呼び寄せたりと
綿生地と比べるとデメリットが目立ちます。

羽毛ふとんの注意点(通販チラシ)

そんなあの手この手の価格を抑える仕掛けを施すことで
価格をキープしているんです。
そこに、実際に毎日使うお客様のことは考えられていません。
ただ価格を抑えるメーカー(販売)側の都合でしかありません。

羽毛ふとんを購入する際には、タグや品質表示POPなどをしっかりと見て
分からない場合は店員さんに聞き、理解した上で購入するようにしましょう。

羽毛ふとんは羽毛工房などという名称がつく
自店で手作りしている街のふとん屋さんでのご相談がおすすめです。
下関市近郊では、末次ふとん店・末次羽毛工房に
あなたの羽毛ふとん、安心しておまかせください。