羽毛ふとん、買い替える前にリフォームの一考を

前回、綿わたの打ち直しについて
今でも打ち直しされる方は多くいらっしゃることをお知らせしました。

羽毛ふとんリフォーム

今回は、羽毛ふとんのリフォームについて。
羽毛ふとんも綿わたふとん同様に
側生地を交換して仕立て直すことができます。
側生地を交換するという点で
クリーニングとは大きく異なります。

中の羽毛を洗浄して、新しい側生地で仕立て直すことで
新品同様にふっくらよみがえります。

最近は羽毛ふとんも仕立て直すことができることが
知られるようになってきたこともあり
多くの方からご注文をいただいております。

またここ数年の羽毛価格の高騰により
現在新しい羽毛ふとんの品質が低下しています。
以前と同じような金額の羽毛ふとんを選ばれると
確実に品質は低下しています。

中身の羽毛の量が減り、側生地がポリエステルになる。
羽毛ふとんの暖かさ、快適さが失われる要因になり得ます。

側生地が汚れたから、破れたからなど
捨てたくなるかもしれませんが新しいものが良くなるとも限りません。

今お使いの羽毛ふとんをリフォームした方が
新しく買い替えるよりも良い羽毛ふとんになることも多く
ますますリフォームする価値が高まっています。

専門店では羽毛ふとんを見て、触ってみると
リフォームする価値があるかの判断ができます。
お持ちの羽毛ふとんを買い替える前に
リフォームした方がお得なのか、まずはご相談だけでも。

下関市彦島の末次ふとん店。
羽毛ふとんも当店で1枚1枚丁寧に仕上げています。
お気軽にご相談ください。

春秋用が重宝されます

下関の夏は、馬関まつりと共に終わる。
はずですが、まだまだ暑い夏は続きそうです。

一時期のような酷暑は過ぎ去ったかもしれませんが
寝る時はまだまだ熱帯夜かもしれません。

ここ数年は春秋用のふとんが重宝されています。
冬用の厚いふとんは冬本番に活躍していますが
春秋用の少し薄めのふとんが意外に長期間活躍します。

言葉通り、春秋に使うのはもちろんのこと
夏、エアコンを一晩中使って寝ることもあり
夏用よりも少し厚めの春秋用のふとんが重宝されています。
となると、春夏秋と3シーズンにわたり使うことになります。

羽毛ふとん比較冬・合掛・肌掛
奥:冬用 中:合掛 手前:ダウンケット

羽毛ふとんの場合、冬用のものをリフォームする際に
薄めのものを2枚に仕立て直したり
ダブルサイズのものを、シングルサイズに
またシングルサイズの冬用と薄めの1枚づつに仕立て直したりと
今使っているものと同じものに作り替える必要はありません。

生活環境の変化や使いやすさをしっかりと考え
これからの生活で使いやすいものに
快適に、そして快眠できるものに仕立て直しましょう。

綿わたふとんも羽毛ふとんも仕立て直す際には
サイズ変更などいろいろなパターンを考えてみましょう。

下関市彦島の末次ふとん店。
綿わたふとん、羽毛ふとんも自店で仕立て直しています。
安心、安全、確かな品質。
地域密着の当店におまかせください。

増量だけでなく減量も・・・

前回、羽毛ふとんを仕立て直す際に中身の量の増減と書きながら
暖かさ不足から増量のことしかお知らせしていませんでした。

今回は減量について。
あまり減量のご相談はありませんが、ごくまれに。
それはどんな場合か。

昔ながらの一軒家にお住まいだったが
最新のマンションに引っ越した場合などです。

昔の家に比べ、最近の家は高気密、高断熱で
家の中も非常に暖かく、エアコンも使って寝ている際には
同じ羽毛ふとんでは暖かすぎてしまうという
うらやましいお悩みの場合に、減量という手をとることで
少し暖かさを抑えることができます。

中身の羽毛の量が暖かさに直結するため
お使いの方に合わせて仕上げます。

当店では基本的にたっぷり1.4kg入りの
暖かい羽毛ふとんに仕立て直します。

羽毛ふとんには暖かさをお求めの方が多く
羽毛ふとんの暖かさでお悩みでしたら
下関市彦島の末次ふとん店、末次羽毛工房に
安心しておまかせください。

作り替えの際に量の増減も

先日、羽毛ふとんを作り替える際に
今お使いのものと同じものに作り替える必要はないとお知らせしました。

ダブルサイズをシングルサイズに作り替える例を挙げましたが
他にも変更する例を紹介します。

それはサイズ変更ではなく中身の量の変更。

ここ数年で新しく買い替えた方が
「なんか暖かくない」
「昔より快適ではない気がする」
とお悩みを持つことがあります。

それは中身の羽毛の量が少なくなったから。
買い替えようと思う頃に買ったということは
10年以上前に購入したはず。
その時の標準の中身の羽毛の量は1.4kgでした。
それが今では1.1kgのものが増えてきました。
中身の量が300gも減らされています。

羽毛ふとんリフォーム

羽毛の量は暖かさに直結するため
以前より暖かさを感じなくなってしまうわけです。

そこで作り替える際に
羽毛を増量させてあげることで、暖かく生まれ変わります。
購入直後であれば、中身の羽毛も汚れたりへたっていないため
洗浄なしの側交換で解決します。
ただ足し羽毛の料金は必要になります。

また快適さには側生地も影響します。
以前は綿100%が当たり前だったものが
今ではポリエステルのものがほとんど。
これも作り替える際に綿100%のものにできます。

今お使いの、冬にお使いだった羽毛ふとんのことで
何かお悩み、不満なところがありましたら
作り替えるタイミングかもしれません。

下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
快適な羽毛ふとんを提供してまいります。
ご相談だけでもお気軽に、安心しておまかせください。

作り替える際には使い勝手の良いものに

暑くなってきたこともあり
羽毛ふとんのリフォーム、仕立て直しのご依頼が増えてきました。

お使いのものと同じものに作り替える方が多いですが
今までお使いのものと全く同じものに作り替える必要はありません。

全く同じものに作り替えることは想像しやすいかもしれませんが
違うものに作り替える?
と思うかもしれませんね。

サイズ変更であったり、中身の量を増減させたり。

例えばダブルサイズの羽毛ふとんを作り替える際に
シングルサイズに作り替える。
冬用のものと春秋用の薄めのものの2枚に作り替える。
などです。

もう使わなくなったダブルサイズであっても
作り替えることでまた快適に使えるようになります。

なおダブルサイズ1枚をシングルサイズの冬用のもの、2枚に作り替える場合など
明らかに羽毛の量が不足する場合は、足し羽毛の料金が必要になります。


昨今の羽毛の高騰により
作り替えることがお得な方が多くなってきました。
お持ちの羽毛ふとんを作り替えた方が良いのか
新しく買い替えた方が良いのか
ご自分での判断は難しいかもしれません。
お気軽にご相談ください。

下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
羽毛ふとんも当店で1枚1枚丁寧に手作りしています。
安心しておまかせください。