丸洗いも注意が必要です

当店では、ふとんの丸洗いのみは承っておりません。

季節変わりや、夏の汗をかいた時に
綿わたふとんを丸洗い
羽毛ふとんを丸洗い
される方もいらっしゃることでしょう。

綿わたふとんを丸洗いすると
綿わたが持つ特有の油分が落ちてしまい
ギスギス感が出てしまい、しなやかさが失われます。
すると、綿わたが固まりやすくなり
快適さが損なわれてしまいます。

綿わたふとんをふっくらと復活させたいのなら
打ち直しによる仕立て直しがおすすめです。
側生地も新しくなり、気持ち良く一新されます。

羽毛ふとんの丸洗いは
プロによる洗濯をおすすめします。
羽毛ふとんを洗濯する際には乾燥が非常に重要です。
乾燥は非常に難しく、失敗してしまうと
羽毛ふとんのかさが出ず、暖かさも失われます。

また羽毛ふとんを何度も丸洗いすると
側生地が弱くなり、中の羽毛が吹き出るおそれが高まります。
羽毛ふとんには綿100%のカバーをかけて使い
羽毛ふとんへの汚れを阻止し、カバーを洗濯するようにしましょう。

丸洗いは3~5年に1度くらいにし
7~10年程度使われたら、側生地を新しくする
羽毛ふとんのリフォームをするようにしましょう。
7年以上の場合は、プレミアムダウンウォッシュに
それ以下の汚れがまだ目立たない場合は
丸洗いした後に側生地を交換する仕立て直しもおすすめです。

ふとんのお手入れのことでお困りでしたら
下関市彦島の末次ふとん店に
お気軽にご相談ください。

羽毛ふとんの仕立て直しの際の洗い方について

前回、羽毛ふとんの仕立て直しをする際に
綿100%の側生地をおすすめしました。
今回は洗い方についてのお知らせ。

側生地を綿100%のものにすることも大事ですが
羽毛の洗い方も非常に重要です。
仕立て直し後のふっくら具合に関しては
洗い方が左右していると言っても過言ではありません。

仕立て直しに際しての
洗い方は大きく分けて3通りあります。
なお当店では、1と3の方法を選択いただけるようにしています。

1.プレミアムダウンウォッシュと呼ばれ、中身の羽毛を取り出して、羽毛だけで洗浄する
(2.ダウンウォッシュと呼ばれ、羽毛を取り出すものの、その羽毛を袋に入れて洗浄する)
3.丸洗いと呼ばれ、お使いの羽毛ふとんのまま丸洗いした後に、羽毛を取り出す

1のプレミアムダウンウォッシュによる洗浄が
取り出した羽毛だけで洗浄するため、洗浄力は抜群!
中身の羽毛がどの洗浄よりもふっくらきれいになります。
このプレミアムダウンウォッシュを基本にお考えください。

2のダウンウォッシュコースの取扱いはありません。

3の丸洗いは洗浄力は劣りますが、価格を抑えた仕立て直しになります。

洗い方の違いは非常に重要です。
詳しい説明はこれまでにもお知らせしていますが
今後も何度もお知らせしたいと思います。
また、当店のホームページにも詳しく説明を載せていますのでご参照ください。

また、購入後すぐの仕立て直しなどの場合
羽毛を洗浄することなく側生地交換のみのコースもご用意しています。
洗浄しませんので、ふっくら具合などはほぼ変化しません。
羽毛ふとんをある程度使われてから仕立て直しされる際には
羽毛を洗浄されることをおすすめします。

側生地および洗い方によって、仕立て直しの金額が変わります。
安く済ませようと思えば、済ませてしまうことができます。
が、仕立て直し後に大きな差が生まれてしまうのも事実。
しっかりと説明させていただき、納得して、安心して
仕立て直ししてただくようにしています。

羽毛ふとんは「羽毛工房」などと呼ばれる
自店で羽毛ふとんを作っているお店での購入、仕立て直しをオススメします。
下関市近郊では、末次ふとん店・末次羽毛工房におまかせください。
分からないこともお気軽にご相談ください。

羽毛ふとん、仕立て直しも綿100%の側生地で

昨今の羽毛価格高騰のあおりを受けて
側生地がポリエステル混のものが増えていますが
羽毛ふとんの仕立て直しで持ち込まれる
羽毛ふとんは、側生地が綿100%のものが大半です。

仕立て直しをしようと思われるものは
だいたい10年前後、7年くらい使われている
汚れたり、へたってしまったものです。

10年前であれば、まだ側生地が綿のものが主流です。
これが5年前になるとポリエステル混のものが多くなり
ここ2年くらいではポリエステル100%のものも見られます。

明らかに品質低下し、綿100%のものは
探さないと見つからないくらいのものになってしまいました。
当店では、今でも側生地は綿100%のものを中心に
取り扱っていますので、安心してお買い求めください。

話がそれてしまいました。
ポリエスエル混生地のものは中身の羽毛の量が減っている場合が多く
仕立て直す際に、増量分の足し羽毛料金をいただく場合があります。

またポリエステルを混ぜることで、見た目の価格が下落しているため
仕立て直しにメリットを感じない方がいらっしゃいます。
同じだろうと安易に新しく買い替えてしまうと
同じ寝心地が得られないことも考えられます。

お使いの羽毛ふとんを買い替えよう、捨てようか
と思われる前にぜひ一度ご相談ください。
良い羽毛を捨てるのは誰の得にもなりません。
良いものは上手にお手入れして長く有効に使いましょう。

羽毛ふとん

当店では新品もリフォームもしっかりと説明させていただき
納得して、安心してお買い求めいただくようにしています。

羽毛ふとんは「羽毛工房」などと呼ばれる
自店で羽毛ふとんを作っているお店での購入、仕立て直しをオススメします。
下関市近郊では、末次ふとん店・末次羽毛工房におまかせください。
分からないこともお気軽にご相談ください。

羽毛ふとんの仕立て直しがお得

早いもので、もう7月。
どんどん暑くなっていく時季です。
おかげさまで羽毛ふとんの仕立て直しのご注文
お問い合わせが増えてきました。

羽毛ふとんリフォーム

昨今の羽毛の高騰、綿素材の高騰など
様々なものの価格が上昇しており
新しい羽毛ふとんの価格が数年前より高騰しています。

そんなに変わっていない気がする・・・
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
価格が維持しているのは、何らかの理由があります。
中身の量が減っていたり、品質が落ちていたり・・・。
見た目が同じだけで、詳しく見ると変わっているはずです。

そんな時だからこそ
お使いだった羽毛ふとんを仕立て直すことが
ますますお得になっています。

破れてしまって羽毛が吹き出していても
洗濯に失敗してぺちゃんこになっていても
側生地が汚れてしまっていても
中身の羽毛を新しい側生地に移し替えることで
新品同様に生まれ変わることができます。

詳しいことは次回以降、またはこれまでのブログや
当店ホームページをご覧いただければと思います。

お使いのお疲れ気味だった羽毛ふとんも
来るシーズンに気持ちよく使っていただけるように
仕立て直しておきませんか。

羽毛ふとんは「羽毛工房」などと呼ばれる
自店で羽毛ふとんを作っているお店での購入、仕立て直しをオススメします。
下関市近郊では、末次ふとん店・末次羽毛工房におまかせください。
分からないこともお気軽にご相談ください。

仕立て直しは同じものにする必要はありません

仕立て直し

当店では、ふとんの仕立て直しをする際に
お預かりしたふとんが
綿わたふとんであれば
側生地を外して、中身の綿わただけの状態にして
機械にかけて、一度完全にほぐし
わたをシート状にしてからふとんに仕立て直します。

羽毛ふとんであれば
洗浄工程は別にして
側生地から羽毛を取り出して
新しい側生地に羽毛を充填して仕立て直します。

ということは、綿わたふとんも羽毛ふとんも
ばらばらに、ゼロの状態に戻っているため
仕立て直す際には、今までと同じ使い方をするのも良いですが
今あるものに戻す必要がありません。

綿わたふとんの場合
掛ふとんを敷ふとんに、敷ふとんを座布団に
ダブルサイズをシングルサイズに
冬用ふとんを夏用のふとんに
など。

最近は掛ふとんが羽毛ふとんに変わってきているため
使わなくなった掛ふとんを、敷ふとんに
それもマットレスの上で使える薄めの敷ふとんパッドに
などに変更される方も増えています。
余った綿を座布団、クッション的に使われる方もいらっしゃいます。

羽毛ふとんであれば
ダブルサイズをシングルサイズに。
中身の量によっては、ダブルサイズ1枚をシングルサイズ
冬用と春秋用の2枚に仕立て直すこともできます。
シングルサイズ1枚を春秋用の2枚にすることも。

ふとんを仕立て直すことで
限りある資源を有効利用することができます。
そして何より、寝心地が変わります。
綿わたふとん、羽毛ふとんをお持ちであれば
捨てることなく、仕立て直して再利用するようにしましょう。

ふとんの仕立て直しのことなら
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。
今も変わらず、1枚1枚職人が手作りで仕立てています。