ふとん屋の奮闘~下関市彦島から寝顔を笑顔に

枕・・・いや敷寝具の方を重視しましょう

前回、枕選びについてお知らせしました。
が、睡眠の不調の原因の全てを枕に押し付けるのは
枕が不憫でなりません。

体の大部分を支えてくれる敷寝具こそ重要です。

枕よりも先に敷寝具を替えた方が良いこともあります。
敷寝具を替えたら枕はそのままで十分なことも。

横向きに寝た時に、枕の高さが必要になりますが
敷寝具の硬さ、柔らかさによって高さも変わってきます。
横向き時の肩を支えるのは敷寝具の仕事です。
枕に全てをまかせることなく
寝具全体で考えるようにしましょう。

そのため、店舗での枕選びをする際には
今、実際にお使いの敷寝具の硬さも頭に入れておきましょう。

オーダー枕に合わせるために
同時にお店で敷寝具を販売することもあるようです。
その場合、一般的に敷寝具の方がより高額になるようです。
思わぬ出費につながる恐れもあります。
一度冷静になって判断するようにしましょう。

下関市彦島の末次ふとん店。
オーダー枕の取扱いはありませんが
枕も敷寝具も素材をいろいろと品揃え。
実際に触れて、確認してお選びいただけます。
安心してご相談ください。

枕にこだわるあまり、眠れなくなってしまう可能性も・・・

今年の2月でしたか「殿様枕症候群」なるものが発表されてから
枕の情報を目にする機会が増えたように思います。

枕のお悩みがあっても
高過ぎる枕はダメ、低過ぎる枕はダメと
極端なものは、すでに避けられている方は多いようです。

素材、硬さなどに関しては好みがありますから
一概に「コレ!」とは言いづらいのが実状です。
現在お使いの枕の素材や硬さなどに不満がなければ
同じようなものを選ぶのが良いでしょう。

極端にふわふわだったり、硬いものでなければ
次第に慣れてはいくため(1週間は必要でしょう)
絶対的な選ぶ指標にはならないかもしれませんが。

テレビなど情報に箔をつけるため
枕の先生、専門家と言われる人も多くいらっしゃるため
考え方もいろいろです。
玄関マットをベースに、なんて方もいらっしゃいます。
が、玄関マットが枕のベストになり得るのか・・・疑問です。

また形状もフラットのものや波打っているものなど様々。
硬いもの(玄関マットなど)のフラット形状だと
横向きに寝た時の対応が不十分と言えます。

枕に関して、自分に合ったものを選べるのかが重要視され
オーダー枕でないといけない風潮もあります。
オーダー枕はその金額から、我慢して使う可能性もあります・・・。
不満があれば、こまめな微調整が必要になります。

なお、当店はオーダー枕は扱っておりません。
オーダー枕ではなくても、満足していただけるものはあります。
あなた好みの枕が、きっと見つかります。

下関市彦島の末次ふとん店。
枕の素材もいろいろ品揃えしています。
お気軽にご来店、ご相談ください。

寝具の湿気対策

17日の月曜日、ようやく梅雨入りが発表されました。
が、発表後は晴れ、そして今日はかなりの高温が予想されています。
お気をつけください。
なお、例年山口県を含む九州北部の梅雨明けは7月19日ごろです。

日本は湿度が高い国です。
寝具と上手に向き合っていくには
湿気とどう向き合うか、湿気をいかに飛ばすかということが重要です。

綿わたふとんなどは、基本的には日干しをすることです。

ただ素材によっては日干ししてはいけないものがあります。
ムアツふとんやエアーなどのウレタン系の素材
ボディドクターなどのラテックス素材は
日干しすると劣化してしまうため日干しは避けなければいけません。

この場合は立てかけたり、たたみ方を変えたりして
常に接している面を空気に触れさせたりして湿気を飛ばすようにしましょう。
除湿シートなどを使って対策することも一つの手です。

湿度、湿気と上手に向き合って
寝具がカビてしまうことがないようにしましょう。
今から梅雨時季ですから特に注意が必要になりますが
季節を問わず湿気対策しましょう。

カビが生えてしまうと
寝具は体に非常に近い場所にあるため
寝ている間に無意識のうちにカビを吸い込み
健康を害するおそれがあります。

下関市彦島の末次ふとん店。
ご相談だけでも、お気軽にどうぞ。
寝具は適切にお手入れして、清潔に保ちましょう。

羽毛の量も減って暖かさも減って・・・

前回、羽毛ふとんの側交換のみ
洗浄しないコースについてお知らせしました。
最近の側生地がポリエステルになったため、綿のものに側交換。

今回は、その際の注意点を。

それは中身の羽毛の量の問題です。

かつて、中身の羽毛の量はシングルサイズで1.3~1.4kgが標準でした。
それが今では1.1kg前後。1.0kgのものも見られます。

側生地と中身の量は密接な関係があります。
もし綿100%の側生地で中身が1.0kg入りだった場合
よほど良質な羽毛でなければ、ふっくらしたものになりません。

しかし、側生地がポリエステルになり
綿のものに比べると非常に軽いため
中身の羽毛が少なくなっても、ふっくら見えます。

そもそも中身が1.0kg程度では暖かくありません・・・。

洗浄せずにふっくら暖かい羽毛ふとんに仕立て直す場合
中身の羽毛の量が明らかに不足するため
別途、足し羽毛料金が必要になります。

そうなってくると、通販や量販店などで
いくら安い羽毛ふとんだと思って買っても
気分よく眠れず、不満を感じ
仕立て直そうと思っても足し羽毛代金も必要になるため
結果的にお高くなってしまいます。

まずはご相談だけでもお気軽に。
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
使わない時季に羽毛ふとんのお手入れを。
安心しておまかせください。

羽毛ふとんの側交換のみ

前回、洗浄方法についてお知らせしましたが
中身の羽毛を全く洗浄せずに
側生地だけを交換する方法もご用意しています。
洗浄しないため、もちろん価格は抑えられます。

羽毛を取り出し、新しい側生地に入れる際に
簡易除塵され、減った分の新しい羽毛を補充するため
少しはふっくらするかもしれませんが
中身の羽毛を右から左に動かすだけのような感じのため
現状とはほとんど変わらない出来上がりになります。

長くお使いの羽毛ふとんを仕立て直す場合には
羽毛を洗浄しないとふっくらしないため
側交換のみのコースはおすすめしておりません。

最近多くなってきたのが
買ったばかりの羽毛ふとんの仕立て直しです。
この場合は、まだ中身の羽毛もきれいなため
洗浄しなくても大丈夫でしょう。

では、なぜ買ったばかりのものを仕立て直すのか。
それは・・・最近の羽毛ふとんの側生地がポリエステルのため
つるつる滑ったり、蒸れたりと快適ではないから。

昔の羽毛ふとんの側生地は綿100%でした。
側生地が変わっただけで、寝心地は大違いです。

特に長く羽毛ふとんを使っていて買い替えた場合は
ポリエステルが入ることで快適性が落ちてしまい
気持ち良く寝られなくなってしまいます。

そんな羽毛ふとんのお悩みも
当店ならスッキリ解決です!

下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
羽毛ふとんも、他工場などに丸投げすることなく
1枚1枚丁寧に仕立てています。
安心しておまかせください。