機能性のあるカーテン

前回、機能性のあるカバーについて紹介しました。
今回は、機能性のあるカーテンについて。

カーテンにはいろいろな機能性がついているものがあります。
ここ最近は、レースのデザインだけではなく機能性で選ばれる方も増えてきました。

機能性のあるカーテンの説明

特にレースカーテンには多くの機能性がついています。

外から中が見えにくくするミラーレースが人気です。さらに見えにくいウェーブロン。
最近では花粉カーテンも注目されています。

そして、夏場には遮熱カーテンと呼ばれるものが人気です。
レースのカーテンが熱を室内に取り込みにくくして、室内温度の上昇を抑制します。
節電にもつながり、UVカット性能の優れたレースカーテンと共に夏には人気になっています。

そして昨年からの新型コロナウイルス感染拡大に伴い
制菌加工や抗ウイルス加工のものを選ばれる方も増えてきました。

従来はコントラクトカーテンと呼ばれる
医療・福祉・教育施設などに向けて作られたサンプル帳では取り扱っていましたが
一般家庭でも注目されるようになりました。
他にも消臭機能、抗カビ加工などのものも見られます。

オーダーカーテンは下関市彦島の末次ふとん店にお気軽にご相談ください。

機能性のあるカバー

抗ウイルス性カバー

一昨年までは数は少なく、またお値段的なこともあり、正直見向きもされませんでした・・・。

昨年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、抗ウイルス性のふとんカバーが選択肢に入るようになりました。
抗ウイルス効果によりウイルスを除去、減少させます。

夜だからといって、細菌・ウイルスは手をゆるめることはありません。
夜寝ている時、顔の一番近くにふとんがあり無防備になるため、抗ウイルス性が注目されています。

もちろん洗濯後も効果が持続しますので、カバーを清潔に保つことができます。

*なお、ウイルスを除去・減少させますが、すべてのウイルスを除去するわけではありません。

また、カバーだけではなく羽毛ふとんの側生地に関しても、抗菌防臭加工のものや花粉フリー(花粉が付きにくく、落ちやすいのが特長)のものもあります。

桜柄

受験シーズンはほぼ終わり、サクラサク春を迎えることと思われます。

下関市でも16日に、桜の開花が発表されました。
非常に暖かい日が続いたため、統計開始以来最も早い開花となっているようです。
今からは満開に向けて咲き誇っていくことでしょう。
ただ入学式には早く、卒業式には遅い満開になりそうですね・・・。

桜柄のふとん側生地

おふとんの柄に「桜」はいかがですか?
当店手作りのわたふとんの側生地には桜をあしらったものがあります。
季節を問わず、当店でも1、2を誇る人気の柄になっています。

桜柄のふとんカバー

羽毛ふとんは、桜の柄はありません。
ペイズリー柄などの似たような柄が中心となりこの頃花柄すら少なくなってきたように思われます。
羽毛ふとんに関しては、カバーリングで桜を楽しんでください。

夏こそ、綿素材

前回まで羽毛ふとんのダウン量や側生地についてお知らせしてきましたが、今回は夏に向けてちょっと補足を。
夏にまた同じようなことを書く予定ですが・・・。

羽毛ふとんは冬の寒い時季だけではなく、春~夏~秋にも使うことができます。
羽毛ふとんは中身のダウンを50%以上使っていれば「羽毛ふとん」と呼べます。

同じ羽毛ふとんでも、細かく分ければ冬に使う羽毛ふとん、春秋などに使う合掛(あいがけ)の羽毛ふとん、夏に使う肌掛の羽毛ふとん(ダウンケットとも呼ばれます)に分けられます。

ここ数年、かなりお安いダウンケットが出てきました。
しかし側生地がポリエステル100%のものが多く
冬の羽毛ふとんの多くに見られる綿が15%入っている側生地よりも品質が悪くなっています。
中身の量は0.2~0.3kgです。

夏は冬に比べると、当然のことながら汗をよくかきます。
ふとんには寝ている間にかいた汗を吸収、湿気を吸湿してもらう必要があります。
羽毛は吸湿性・発散性に優れているため、夏に使っても問題ありません。

しかし側生地が問題なんです。

ポリエステル混生地、ましてやポリエステル100%生地を使ってしまうと、素材の良さを活かすことができません。
ポリエステル生地に吸湿性などがないためです。

だからこそ、夏は綿素材なんです。

昔から夏はタオルケットやガーゼケットなど、綿素材のものを上手に使って、暑さをしのいできました。
羽毛ふとんだから羽毛だけに目を向けがちですが、天然素材の綿にも注目してみてください。

下関市彦島の末次ふとん店には、今でも綿100%素材の羽毛ふとんがあります。
安心しておまかせください。

羽毛ふとん、表示がない場合はポリエステル混の側生地です。

前回、羽毛ふとんのダウンの割合と量についてお知らせしました。
今回は、羽毛ふとんの側生地について。

かつて、羽毛ふとんの側生地はあまり注目されてきませんでした。
それは昔はほぼ全品が綿100%の生地を使っていたから。

綿100%の側生地を使っていて、優れている超長綿など、綿100%の中での品質の優劣の差がありました。
そしてさらにやさしい肌触りなどをうたい、絹の側生地を用いたものも出てきました。
絹は非常に優れた側生地でしたが、強度に弱点があり、使っていくうちに側生地がこすれたりして部分的に破れてしまい、羽毛が吹き出てくる心配がありました。

羽毛が吹き出すようになったら、仕立て直し(リフォーム)するしかありません。
一時しのぎとして吹き出す部分にテープを貼ってしのいでください。・・・と脱線してしまいました。

そして綿と絹中心だった羽毛ふとんの側生地にポリエステル混のものが見られるようになりました。
ここ5年程度で一気にポリエステル一色に。

量販店などで販売されるほぼ全品がポリエステルに。
多くがポリエステル85%、綿15%の側生地です。

しかし、販売する際に側生地についての記載はほぼありません。

表示がない場合はポリエステル混生地と思ってまず間違いありません。

量販店などで並ぶ羽毛ふとんは、大手寝具メーカーの羽毛ふとんでもポリエステル混生地のものがほとんど。悲しい現実です。


ポリエステル混の生地を使うメリットは、売り手側のメリットが非常に大きいように思われます。

まず第一に価格を抑えられます。

さらに綿の側生地よりも側の重量が軽いため
中身の羽毛の量を減らしてもふんわり感を生み出すことができるんです。
だから中身の量が1.1kg入りなどと減ったことは、ポリエステル生地を使うことと切っても切り離せません。


羽毛ふとん本来の良さを活かすのは、吸湿性などに優れた綿100%の側生地です。

ふとんの中は冬であっても暖かく、体から発される水分などで湿度が高くなります。
その湿度が高くなれば不快に感じるため、ふとんで湿度を調整する必要がありますが
ポリエステル混の生地では調湿能力が劣るんです。

羽毛ふとんを新しく購入される際には側生地にも注目してください。
羽毛ふとんを長く快適に使うためには、側生地が綿100%のものを選ばれることをおすすめします。

羽毛ふとん

下関市彦島の末次ふとん店では、綿100%の側生地の羽毛ふとんを今でもしっかり販売しています。
安心しておまかせください。