梅雨時期は特に敷きっぱなしは危険

雨が降り湿度も高くじめじめした季節、梅雨。
ふとんも湿気を含みやすいですから気をつけてください。

最近の住宅は気密性が非常に高く、保温性に優れている反面、通気性がありません。
つまり、カビが生えやすいといえる環境です。

ふとんを敷きっぱなしにしておくと
ふとんの下にカビが生えたりしますのでご注意ください。

特にフローリング床に直接ふとんを敷いて寝ている方は要注意です。
床面とふとんとの間にカビが生えやすくなります。

敷布団の湿気対策、湿気抜きは十分に行ってください。

ふとんを干すことが大事ですが
時間的にもなかなか難しい、という方は
除湿シート(マット)やふとん乾燥機などを併用しましょう。

手作りわた敷ふとん

わたふとんが好きなんだけど、毎日の上げ下げが大変だという方には
軽いながらもわたの良さも活かした
当店手作りの軽量わた敷布団「カルカル敷布団」や「カルーネ」にすると
負担が軽減されますよ。

大人気の「カルカル敷布団」ですが
より耐久性を高め、よりしなやかな風合いで、わたの寝心地が得られる
軽量敷布団「カルーネ」が新登場しています。

仕立て直しの際に、サイズ変更も

仕立て直し

わたふとんの打ち直し
羽毛ふとんのリフォーム
どちらもダブルサイズをシングルサイズにお仕立て直しすることができます。

生活環境の変化から
ダブルサイズからシングルサイズにする方が多く見られます。

1人で使える占有サイズもシングルサイズの方がゆったりするため
ダブルサイズでお休みなっている方も
掛ふとんは2枚、2人で1枚づつお使いになるのはいかがでしょう。

ダブルサイズ1枚の場合
体感温度の違いなどからおふとんの取り合いになることはありませんか?
素材的な問題もあるかもしれません。
私は羽毛が良い、いや私はわたが良い、など。
また重い方が良い、などなど。


ただし、ダブルサイズ1枚をシングルサイズ2枚にされる場合
中身の不足分としてプラス料金をいただくことがございます。

羽毛ふとんの場合、中身だけで言いますと
ダブルサイズは1.9kg入り。
シングルサイズが1.4kg入り。

シングルサイズ2枚だと1.4×2枚で2.8kg必要になります。
そのため2.8-1.9=0.9kg不足することになりますので
足し羽毛料金をいただくことになります。

また、羽毛ふとんについて
2枚合わせのものを1枚に仕立て直すこともできますよ。

合掛け(あいがけ)・肌掛け(はだかけ)

ダウンケット

羽毛ふとん、中身の羽毛の量(重さ)によって
合掛けふとん、肌掛けふとんと呼ぶことがあります
(わたふとんも同様に、合掛け、肌掛けふとんあります)。

厚さで言うと
普通の掛けふとん→合掛けふとん→肌掛けふとん
の順番になります。

一般的に合掛けふとんは春や秋。
肌掛けふとんは夏に使うものです。

羽毛ふとんの場合は
まとめてダウンケットと呼ばれることもありますが
肌掛けふとんのことをダウンケットと呼ぶことが多いです。

羽毛ふとんを例にとって説明すると
シングルサイズ(150cm×210cm)の場合

中身の羽毛の量(重さ)が
合掛けふとんは、0.8kg前後
肌掛けふとん(ダウンケット)は、0.4kg前後
入っています。

以前と比べると冬ふとんだけでなく
薄めのふとんも中身の羽毛が減量されているように思われます。

前回お知らせした某大手通販番組のものは
重さ表示に、側生地を含めた総重量として0.8kg入りと表記されていますが
中身の羽毛の量は0.2kg入りです。

お気をつけください。

ダウンケット(羽毛肌ふとん)2

前回、某大手通販会社のダウンケットについてお知らせしました。
比較対象用も兼ね、ご来店された方に実際に確かめていただくため、同等品をお店に用意しています。

ダウンケット

写真で薄さは分かるかと思いますが、 想像以上に薄いものでした。

ポリエステル100%の側生地は
光沢があり手触りもツルツルしており、一見高級と見紛うやもしれません。

が、前回お知らせしましたように
ポリエステル100%では通気性が得られず、蒸れを感じてしまい
快眠から離れてしまいます。

やはり寝具はクリックやタッチ1つではなく
実物を見て、品質表示タグなどをしっかり確認して
店員さんの話を聞いてからのご購入をおすすめします。

下関近郊の方、末次ふとん店におまかせください!

ダウンケット(羽毛肌ふとん)

某大手通販会社でよく見るダウンケット。
本当に売れているのでしょうか・・・。
快眠をもたらすとはとても思えず、非常に悲しいことです。

ウォッシャブルをうたい、側生地をポリエステル100%に。
ちなみに、冬用の羽毛ふとんで
最も多く見られるものの側生地がポリエステル85%、綿15%のものです。

高品質、ふんわりをうたっているものの
ダウン率50%(ギリギリ羽毛ふとん)で0.2kg入り。

実際に現物を見てみると、きっとその薄さに驚くことでしょう。
なお、夏のダウンケットに関しては
冬のふとんほどダウン率50%に目くじらをたてることはないかもしれません。

そして実際に寝てみると
側生地がポリエステル100%のため
快適さと程遠いものでしょう。

ただ、ポリステル100%で通気性が見られず、蒸れを感じて
その蒸れが暖かさと勘違いしてしまうおそれもあります・・・。

ダウンケットも、冬用の羽毛ふとんと同じく
側生地は綿100%のものが蒸れずに快適にお休みいただけますよ。