ポリエステルのデメリットから目を背けずに

今週は羽毛ふとんについてお知らせしてきました。

羽毛ふとんの選び方

羽毛ふとんの中身の量が減っていること。
羽毛ふとんの側生地がポリエステルになっていること。

羽毛ふとんの中身の量が減っていることで
暖かくなくなっていることは分かる気がするけど
側生地なんて何でも良くないですか
どうせカバーを掛けて使うんだし・・・
という声もよく聞かれます。

羽毛ふとんにはカバーを掛けて使うでしょう。
そして、そのカバーは綿100%のものを使うようにしましょう。

カバーは綿のものでなければ、ふとんが汚れてしまいます。
カバーにもポリエステルのものが多くありますが
ポリエステルのカバーは不思議なことに
汚れを防ぐことができずに、ふとんが汚れてしまいます。
綿のカバーを使うことで、ふとんが汚れにくく
結果的に長くふとんを使うことができます。

そうなると、カバーが綿で、羽毛ふとんがポリエステル
ということになってしまいます。
この組み合わせでは、カバーとふとんの相性が良くなく
カバーの中で落ち着かない状態になったりします。

またカバーの問題だけではなく
ポリエステルは静電気の問題もあります。
ホコリを吸い寄せてしまい、寝ている間知らないうちに
ホコリを吸ってしまっているかもしれません。

また静電気によって、中身の羽毛が縮こまってしまう
可能性もあります。

前回もお知らせしましたが、側生地ポリエステルのメリットは
価格を抑えることができることです。
が、その抑えた価格だけではなくデメリットの方にも
目を向けなければいけません。

たった1回だけしか使わない、なんていう
特殊な場合は、安価にすむもので十分かもしれませんが
長く使うものは綿100%のしっかりとしたものを使うようにしましょう。

睡眠は明日の生活を支える大切なものです。
日中の活動を大きく左右するのも睡眠と言えます。
今一度、寝具について考えてみませんか。

羽毛ふとんだけではなく、ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。

羽毛ふとんの側生地は綿100%

前回、中身の量についてお知らせしました。
羽毛ふとんを選ぶ際の判断材料として
もう1つ、大事なことがあります。

それは、羽毛ふとんの側生地の品質です。
今使っている羽毛ふとんの側生地は綿100%ですか。

羽毛ふとんの選び方

前回1.4kg入りが標準だったとお知らせした10年以上前。
綿100%の側生地が標準、当たり前だったのも10年以上前。

綿100%のものでなければ、絹が使われているくらいでした。
絹も非常に優れた材質ですが、側生地として使うには
少し強度に不安があります。
絹側の羽毛ふとんは、側生地が破れる、擦り切れることが多く
リフォームする原因になります。

と、話がそれましたが
羽毛ふとんの側生地には綿100%のものを選ぶようにしましょう。
しかし、残念なことに最近の主流はポリエステル混のもの。
多くがポリエステル85%、綿15%でしょう。
さらにはポリエステル100%のものも見られるようになりました。

ポリエステルを使った側生地のメリットは何でしょう。
それは、価格です。
綿の価格が高騰したことにより
代替品のポリエステルで、見た目の価格を抑えています。

他にもポリエステルの生地は綿に比べると軽いため
中身の羽毛の量が少なくてもふんわり見せることができます。
これが中身の量が少なく、側生地も綿ではなくなってきた要因です。

市販品では、ほとんど見られなくなってしまった
綿100%側生地の羽毛ふとん。
当店では、今も綿100%の側生地が主流、本流です。
ポリエステル混の生地を使った羽毛ふとんも揃え
実際に手にして触って、違いを確認することもできます。

羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。

羽毛ふとんの暖かさは中身の量

前回、寒さ対策として背中側の重要性についてお知らせしました。

当店で購入された羽毛ふとんをお使いの方が
「暖かくない」とお悩みの方には
背中側の説明をさせていただいています。

他店で購入された羽毛ふとんの場合には
羽毛ふとんの説明をしなければいけません。

羽毛ふとんの暖かさを決めるのは中身の量と言えます。
ダウンの品質ももちろん関係はありますが
中身の量が少なければ暖かくありません。

ここ数年の羽毛ふとんは中身の量が減っています。
羽毛ふとんは、ふんわりしているため
パッと見では判断できないかもしれませんが
明らかに中身の量が減っています。

初めて羽毛ふとんを購入する場合は
比較対象がないため、気にならないかもしれませんが
買い替える場合には、特に注意が必要です。

品質表示タグをしっかり確認してから
購入するようにしましょう。

と、抽象的なことを書いてきましたが
中身の量は、10年以上前の羽毛ふとんは
1.4kg入りが標準でした。
それが年々少なくなっていき
今では1.1kgあたりが主流になり
1.0kgなんてものも見られます(某通販など)。

羽毛ふとんの選び方

これでは暖かさに不満が出ても仕方ない量です。
当店では今でも1.4kg入りを標準に仕上げています。
中身たっぷりで、暖かさに差が出る羽毛ふとん。

羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。
1枚1枚当店で仕上げています。
なお当店製造品だけではなく
メーカー製品も多数品揃えしています。

クリスマス。ダウンたっぷり羽毛ふとん

今日はクリスマス。
チキンを食べるよ、食べたよという方もいらっしゃるでしょう。
そこはふとん店、チキンも良いけど
ダック・グース(アヒル・ガチョウの羽毛)はいかがですか。

当店ではダック・グースダウンがたっぷり入った羽毛ふとん
まだまだ、年内のお渡しもできます。

最近、量販店やスーパー、通販などで見られる羽毛ふとんは
残念なことに、ダウンがたっぷり入っていません。
暖かさに大きな差が出てくるのがダウン量。
末次羽毛工房の羽毛ふとんはたっぷりダウン量で安心の暖かさです。

仮にダウンがたっぷり入っていても、側生地にも注意が必要です。
増量羽毛ふとんなどとうたっていても、側生地の方が残念なものが多く
品質を落としたポリエステルのものがほとんどです。

先日のかなりの冷え込み、しっかりとした寒さ対策はとれていましたか。
当店の手作りの羽毛ふとん、暖かいですよ。
寒い夜でも当店手作りの暖かい羽毛ふとんでお休みいただくと
サンタさんが来ても起きないほど、暖かくぐっすり快眠間違いなしです。

暖かい羽毛ふとんをさらに暖かくしてくれる
あったか掛カバーや毛布など、補助的な寝具の取扱いもあります。
毛布の上手な使い方も、また別の機会にお知らせしたいと思います。

年末年始もぐっすり睡眠。
地元で安心!下関市彦島の末次ふとん店にお任せください。

羽毛ふとんも干して良い?

羽毛ふとんは干してはいけない。

なんてことはありません。

天日干しした方が気持ち良いからと
羽毛ふとんを干しているかもしれませんね。
ふとんは湿気を飛ばしてあげることが
気持ち良く使えるコツです。
湿気を飛ばすために干す。
ただ、注意は必要です。

羽毛ふとん

まず、綿わたふとんのように長時間干してはいけない。
この「長時間」干してはいけないということが
羽毛ふとんを干してはいけないということにつながっていると思われます。

羽毛ふとんを軽く乾燥させるだけで良いので
1~2時間で十分です。
これで湿気は飛んで、気持ち良くふっくらします。
毎日干すことも必要ありません。
気になった時、月に1、2度くらいで十分でしょう。

そして、もう一つ。
羽毛ふとんを干す際には、カバーを掛けたまま干すこと。

カバーを掛けて干すのは、羽毛ふとんの側生地を傷めないためです。
直射日光を避けるため、そして引っかき傷から守るため。
羽毛ふとんの側生地は繊細です。
ふとんたたきなどで、たたくこともやめておきましょう。

ダニの心配があるかもしれませんが
羽毛ふとんの側生地は、羽毛が飛び出ないように
高密度の生地を使用しています。
ダニが出入りすることは考えられません。
側生地の表面についているものを除くことができれば
それで問題ありません。

いろいろとお知らせしましたが
羽毛ふとんは特に干さなくても良い
と言われているくらいです。
あまり気にすることなく、使うことが一番です。

羽毛ふとんをやさしく、適切に使っていれば長くお使いいただけます。
そして、羽毛ふとんに気になることが出てきたら(増えてきたら)
リフォーム(仕立て直し)や買い替えのタイミングです。

そんな時には下関市彦島の
末次ふとん店・末次羽毛工房にお気軽にご相談ください。