羽毛ふとんは干してはいけない。
なんてことはありません。
天日干しした方が気持ち良いからと
羽毛ふとんを干しているかもしれませんね。
ふとんは湿気を飛ばしてあげることが
気持ち良く使えるコツです。
湿気を飛ばすために干す。
ただ、注意は必要です。
まず、綿わたふとんのように長時間干してはいけない。
この「長時間」干してはいけないということが
羽毛ふとんを干してはいけないということにつながっていると思われます。
羽毛ふとんを軽く乾燥させるだけで良いので
1~2時間で十分です。
これで湿気は飛んで、気持ち良くふっくらします。
毎日干すことも必要ありません。
気になった時、月に1、2度くらいで十分でしょう。
そして、もう一つ。
羽毛ふとんを干す際には、カバーを掛けたまま干すこと。
カバーを掛けて干すのは、羽毛ふとんの側生地を傷めないためです。
直射日光を避けるため、そして引っかき傷から守るため。
羽毛ふとんの側生地は繊細です。
ふとんたたきなどで、たたくこともやめておきましょう。
ダニの心配があるかもしれませんが
羽毛ふとんの側生地は、羽毛が飛び出ないように
高密度の生地を使用しています。
ダニが出入りすることは考えられません。
側生地の表面についているものを除くことができれば
それで問題ありません。
いろいろとお知らせしましたが
羽毛ふとんは特に干さなくても良い
と言われているくらいです。
あまり気にすることなく、使うことが一番です。
羽毛ふとんをやさしく、適切に使っていれば長くお使いいただけます。
そして、羽毛ふとんに気になることが出てきたら(増えてきたら)
リフォーム(仕立て直し)や買い替えのタイミングです。
そんな時には下関市彦島の
末次ふとん店・末次羽毛工房にお気軽にご相談ください。