羽毛の片寄りはふって解消

羽毛ふとん、暖かくお使いになっていますか?
毛布などとの上手な使い方もありますが
まず基本的な羽毛ふとん自体の注意点を。

毛布などとの使い方はまた後日お知らせいたします。

さて、羽毛ふとんを暖かく使うためには
しっかりと空気を含ませてあげるようにしましょう。
空気を含ませて、ふっくらさせることがポイントです。

羽毛ふとん空気

毎日使っていると、キルティングされたマスの中で
羽毛が片寄ったりしてしまいます。
その結果、えり元(首まわり)が少なく感じてしまうようになります。

特にベッドなど、ふとんを敷きっぱなし(掛けっぱなし?)の場合に
片寄りやすい傾向にあります。

毎日上げ下ろしされている場合は
その動作が羽毛を分散させていることにつながり
片寄り防止につながっているため、気にならないかもしれません。

えり元が薄く感じる。
そんな時は、足元部分を持ち上げて、軽く優しくふってみましょう。
えり元の方に羽毛が広がり、マスの中で羽毛が空気を含んで
全体的に羽毛ふとんがふっくらすることでしょう。

あくまでも、軽く、優しく。
羽毛ふとんは優しく扱わなければ、中身の羽毛がマス間移動したり
羽毛がちぎれてしまったり、傷んでしまうことになります。

ふっくら羽毛ふとん、かさ高を出すことによって
暖かさをキープすることができます。
空気を含ませてあげて、暖かくお休みください。

もしふっくらしない、ぺちゃんこのまま
といった羽毛ふとんをお使いの方は
本格的な寒さがやって来る前に、何か手をうつようにしましょう。

買い替えるか、リフォームするか。

下関市近郊で羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。

リフォームは「プレミアム」ダウンウォッシュ

年末になると耳にするようになる
「今年の汚れ、今年のうちに」というCMコピーがあります。

ふとんの場合は、今年の汚れというわけではありませんが
ふとんのお手入れも今年のうちに、いかがですか。

羽毛ふとんのお手入れ、リフォームには時間がかかります。
が、時間をかけるお手入れはその分、よりふっくら復活します。
それがプレミアムダウンウォッシュによるリフォームです。
現在、お預かりから4週間程度いただいております。

プレミアムダウンウォッシュによるリフォームは
羽毛ふとんの中身の羽毛を取り出して、羽毛だけを洗浄します。
そしてきれいに洗浄された羽毛を新しい側生地に入れなおします。
中身を取り出して羽毛だけを、袋にも入れずに羽毛だけを洗浄。
この洗浄方法は、どこでもできる方法ではありません。

一般的な洗浄、クリーニングはふとんごと丸洗いすることでしょう。

もう一歩進んだ?洗浄方法が、羽毛を取り出しはするものの
その羽毛を別の袋に入れて洗浄する。という方法です。
これはダウンウォッシュと呼ばれています。
「プレミアム」がついていないダウンウォッシュです。
当店はこのダウンウォッシュのリフォームは扱っておりません。

羽毛の洗浄方法

いずれも羽毛を洗浄するわけですから
現状よりも羽毛はきれいにはなるはずです。
ただ、新しく仕立て直す際に必要なのは中身の羽毛だけです。
それを間接的に洗浄するか、直接洗浄するのか
これは洗浄力に大きな違いが生まれます。

前回お知らせした、羽毛ふとんのリフォームを考える頃合いになる
7年間使った羽毛は、結構お疲れ気味かもしれません。
完全リフレッシュさせるためには
羽毛だけを洗浄する「プレミアムダウンウォッシュ」です。

まだ今年のうちにお仕立て直しすることができます。
先日の寒い夜に心もとなかった羽毛ふとんでしたら
リフォームすることで、暖かく復活するかもしれません。
一度リフォームを考えてみませんか?

下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
羽毛ふとんのことならお気軽にご相談ください。

ふとんのお手入れの目安の年数

七五三。
昨日は七五三詣をされた方もいらっしゃるでしょう。

七五三。
ふとんのお手入れの目安の年数を覚えるのにぴったりかもしれません。

七年。
羽毛ふとんのリフォームを考える。
五年。
綿わたの掛ふとんの打ち直しを考える。
三年。
綿わたの敷ふとんの打ち直しを考える。

さらに、7+5+3=15年。
カーテンの掛け替えを考える。

おおよその目安としてお考えください。
ふとんにしても、カーテンにしても、破れてしまったりして
不満を感じることがあれば、その時はお手入れの機会です。
年数に関わらず、お手入れしてあげましょう。

日頃の使い方、お手入れによって
持ちが変わってきます。
ふとんもカーテンも決してお安いものではありません。
日々大切に使って、お疲れモードになったら
しっかりお手入れしてあげて、また大切に使うようにしましょう。

ふとんに関しては新しく買い替えるよりも
お安く、良いものに生まれ変わるものもあります。
「このふとんはどうだろう・・・?」
というものがあれば、お気軽にご相談ください。
綿わたふとん、羽毛ふとんであれば仕立て直しすることができますよ。

下関市彦島の末次ふとん店。
ふとんとカーテンのことなら安心しておまかせください。

扱いやすい小さめサイズのふとん

明日11月11日は「いい日いい日」の語呂合せから
厚生労働省が2008(平成20)年に制定した「介護の日」。

介護用ベッド

介護ベッドや二段ベッドなど
転落防止の柵などがついているものや
通常のベッドよりも幅が狭いベッドでは
通常サイズのふとんでは、ふとんの端がだぶついてしまいます。
特に冬の厚手の掛布団では不快に感じてしまうかもしれません。

そんな時にはふとんのサイズを変えることで
ちょっとした不満を解決できるかもしれません。

当店では、綿わたふとんは
オーダーサイズ対応いたしますので
ベッドにぴったりサイズでお仕立ていたします。

また、羽毛ふとんについても
介護ベッド用の一回り小さいサイズの
側生地をご用意しています。

新しい綿わたふとん、羽毛ふとんだけではなく
今お使いのふとんを仕立て直して(リフォームして)
小さくサイズ変更することもできます。


さらに少し小さめサイズのふとんのメリットとして
通常のものよりも軽くなることで、扱いも楽になります。
そのため、ベッドをお使いの方だけではなく
小柄な方にも使い勝手の良いものになります。

下関市彦島の末次ふとん店。
当店でお買い上げいただいたあなたに
「いい買い物をしたなぁ」
と思っていただけるような寝具、サービスをお届けいたします!

羽毛ふとんのリフォームで洗わない・・・

羽毛ふとんのリフォーム、仕立て直しをお考えの際に
ご自身でクリーニング屋さんに出した直後だから
と、そのまま側交換による仕立て直しをされる方
また、時間やご予算の都合から
全く「洗わない」という選択肢をとる方もいらっしゃいます。

そもそも羽毛ふとんのリフォーム、仕立て直しには
3つの方法があります。
1.側生地のみ交換(羽毛は全く洗わない)
2.側生地交換+ふとん丸洗い(間接洗浄)
3.側生地交換+中身の羽毛だけを直接洗浄(プレミアムダウンウォッシュ)

羽毛ふとん仕立て直しコース

金額、時間ともに1<2<3の順番になりますが
おそらく長くお使いの羽毛ふとん、今後も長く使うものですので
プレミアムダウンウォッシュをまず第一にお考えください。


さて、全く洗わないという選択肢の場合
現在お持ちの羽毛ふとんから羽毛を取り出して
そのまま新しい側生地に羽毛を吹き込む(入れなおす)。
という、いわば羽毛の横移動になります。

羽毛を取り出す、吹き込む際に
2度の簡易除塵をし、目減り分+の羽毛を足すため
出来上がり直後は少しふくらみを持っていますが
羽毛を洗浄していないため
少し使っていくうちに、ほぼ以前のふくらみになると思われます。

側生地は新しくなるため
お持ちの羽毛ふとんのふくらみに不満がない場合や
あまり使っていないのに側生地が破れてしまった場合などには
側交換のみコースで十分と言えます。


そもそも今お持ちの羽毛ふとんをリフォームした方が良いのか
新しく買い替えた方が良いのか
というお悩みもあるでしょう。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ。

羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。