急に冷え込む予報が出ています。
暖かくお休みになって、体調を整えましょう。
前回の続き、羽毛ふとんのリフォームについて。
羽毛ふとんのリフォームの金額は
主に、次に挙げる3点で大きく変わります。
1.新しい側生地の品質
2.羽毛の洗浄方法
3.不足分の羽毛
今回から、2.羽毛の洗浄方法についてお知らせします。
当店では、以下の2通りの洗浄方法をご用意しています。
1.プレミアムダウンウォッシュ
2.ふとん丸洗い
洗わないという選択肢もあります。
まず今回は洗浄をした方が良いのかということを簡単に。
![羽毛の洗浄方法](https://blog.suetsugufutonten.com/wp-content/uploads/2019/05/e5c03a934c6242879c892493ecb56d76-300x300.jpg)
前々回、紹介しましたが
羽毛ふとんのリフォームの作業工程をすごく簡単に説明すると
お預かりした羽毛ふとんから羽毛を取り出して
その羽毛を新しい側生地に充填する。
ということになります。
洗わなければ、羽毛ふとんの中身の横移動のような形になり
ふんわり感などは以前のままで、側生地だけ新しくなるとお考えください。
羽毛ふとんを仕立て直そうとお考えの方は
おそらく長年使っていて、ふとんがへたってしまった
側生地が汚れてしまった、側生地が破れてしまった
というような悩みを解決したいはずです。
長年使っていると、側生地だけではなく羽毛ふとんの中身の羽毛も
くたびれて、汚れてしまっていたりします。
そこで中身の羽毛を洗浄してあげることで
羽毛本来のパワーを取り戻して、ふっくらさせることができます。
そのため、ご自分でクリーニングに出して丸洗いしてすぐ
購入してすぐ、など洗わなくても良いと思われる場合以外は
基本的に洗浄することをおすすめします。
そして、次回以降に詳しくお伝えしますが
洗浄方法は、まずプレミアムダウンウォッシュをお考えください。
どっちの洗浄方法にしようかなぁ・・・と思った場合は
間違いなくプレミアムダウンウォッシュです。
まだまだきれいな状態で、例えば購入後2~3年などの場合は
丸洗いで十分かもしれませんが、そんな羽毛ふとんを
果たしてリフォームするかというと、しないはずです。
よほど不満を持たない限りは。
前回までの側生地の話にも関係してきますが
今まで使っていた羽毛ふとんが綿100%のもので
買い替えた羽毛ふとんの側生地がポリエステル混の場合
暖かくない、快適ではないと、きれいな状態でリフォームされる方もいらっしゃいます。
そんな場合は丸洗いによる仕立て直しで十分満足できることでしょう。
次回、プレミアムダウンウォッシュと丸洗いの違いを
紹介しようと思います。
新品もリフォームも、羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。
羽毛ふとんも1枚1枚丁寧に自店工房で手作りしています。