前回、羽毛ふとんのリフォームに関して
出来上がりの状態を左右する非常に重要な工程として
羽毛の洗浄方法についてお知らせしました。
おすすめのコース、最も羽毛をきれいにする方法が
プレミアムダウンウォッシュコースです。
簡単に説明すると、中身の羽毛を取り出して
その羽毛だけを直接洗浄するのがプレミアムダウンウォッシュ。
これによく似た洗浄方法に、プレミアムが付かない
ダウンウォッシュと呼ばれるものがあります。
こちらのダウンウォッシュは、中身の羽毛を取り出すものの
その羽毛を袋に入れて洗浄します。
袋越しに中の羽毛を洗浄するため
プレミアムに比べると洗浄力が劣ります。
なお、当店ではダウンウォッシュコースは取り扱っていません。
当店のプレミアムダウンウォッシュコース以外の洗浄方法としては
お使いの羽毛ふとんを丸洗いしてから羽毛を取り出す
丸洗い(後側交換)コースになります。
羽毛ふとんの側生地越しの洗浄のため、洗浄力は落ちます。
決してお安くはない羽毛ふとん。
大事に長く使うためには、お手入れが非常に重要です。
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
羽毛ふとんも1枚1枚丁寧に当店で仕立てています。
安心しておまかせください。
カテゴリーアーカイブ: 羽毛ふとんリフォーム
羽毛ふとんのリフォーム
羽毛ふとんも綿わたふとん同様に仕立て直す
リフォームすることができることをお知らせしてきました。
羽毛ふとんリフォームの大まかな工程は
お使いの羽毛ふとんから羽毛を取り出して
その羽毛を新しい側生地に充填する。
そして、その工程に洗浄が加わります。
中身の羽毛を洗浄するのか、またその洗浄方法はどうするのか。
ご予算も左右してきますが
出来上がりの状態を左右する非常に重要な工程です。
おすすめのコースで、最も羽毛をきれいにするのが
プレミアムダウンウォッシュと呼ばれる洗浄方法。
お使いの羽毛ふとんから中身の羽毛を取り出して
羽毛だけを袋にも入れず直接洗浄、乾燥させて
新しい側生地に充填させるのが、プレミアムダウンウォッシュコース。
直接洗浄、乾燥を経ることで、羽毛本来のパワーを取り戻し
クズやチリになってしまった羽毛も取り除かれ
きれいな羽毛へと変わります。
出来上がり後のふっくら具合も新品同様によみがえります。
他のコースにはお使いの羽毛ふとんをそのまま丸洗いした後に
羽毛を取り出して新しい側生地に充填する方法もあります。
こちらは価格を抑えて仕立て直すことができますが
プレミアムダウンウォッシュに比べると明らかに洗浄力が劣ってしまうため
(羽毛ふとんの側生地越しに洗浄した羽毛であるため)
出来上がり後のふっくら具合には大きな差が出てきます。
お使いの羽毛ふとんの状態やご予算にもよるとは思いますが
プレミアムダウンウォッシュコースを前提にして
羽毛ふとんのリフォームをお考えください。
羽毛ふとんは長い目で見たお手入れをしましょう。
場合によっては、リフォーム、仕立て直しをされるよりも
買い替えた方が良いこともあります。
ご自身での判断は難しく、捨てるのはもったいないことにもなりかねません。
まずはお気軽にご相談ください。
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
羽毛ふとんも1枚1枚丁寧に当店で仕立てています。
安心しておまかせください。
羽毛ふとんの仕立て直しもオーダーで
先日、綿わたふとんを打ち直す際には
サイズ、重さはオーダーで、とお知らせしました。
羽毛ふとんをリフォームする際にも
サイズ、重さをオーダーで仕立て直すことができます。
綿わた打ち直し、羽毛リフォーム共に
今お使いのものと同じものに仕立て直すことが多く
特に羽毛ふとんに関しては圧倒的に同じものに仕立て直しています。
ここで同じもの、と言うのは
サイズも重さも同じ具合ということです。
羽毛ふとんもリフォームする際には
今お使いの羽毛ふとんから羽毛を取り出して
新しい側生地に充填するため
仕立て直し後のふとんはオーダーメイド仕上げできるんです。
違うものに仕立て直す・・・
例えば
ダブルをシングルにサイズ変更する
ダブルを冬用のシングル1枚と春秋用のシングル1枚に
冬用のシングルを春秋用のシングル2枚に
また使っているふとんから足が出て困るという方には
通常210cmのシングルサイズですが
ロングサイズの230cmに変更することもできます。
他にも
ダブルサイズでは幅が足りないという方には
クイーンサイズ、キングサイズにも変更することができます。
ただ、お使いの羽毛ふとんの中身の量や
仕立て直し後の羽毛の量によっては
足し羽毛の料金を別途いただくことがありますので
ご了承ください。
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
羽毛ふとんも当店工房で1枚1枚丁寧に仕立てています。
綿わたふとんのみならず、羽毛ふとんのことも
安心しておまかせください。
羽毛ふとんもリフォームして新品同様に復活させることができる
前回まで、綿わたふとんの打ち直しについてお知らせしてきました。
日本の気候に最適とも言える綿わたふとん
今後とも当店では昔ながらの製法で仕立て続けてまいります。
とは言え、冬に主役の座を奪った羽毛ふとんもあります。
当店では羽毛ふとんも1枚1枚丁寧に当店で仕上げています。
綿わたふとんの打ち直しに対して
羽毛ふとんではリフォームという名で仕立て直しを承っています。
羽毛ふとんも今お使いの羽毛を使って
新しい側生地に仕立て直すことができます。
昨今の羽毛価格の高騰によって
昔と同じ品質のものを新しく購入しようと思った場合
今では確実に金額がアップしています。
新しく羽毛ふとんを購入するよりも
お使いの羽毛ふとんの羽毛をきれいにして再利用した方が
良いものであるということが多々あります。
羽毛ふとんのタグを見て
とりあえずダウン率が85%以上であることが
リフォームするかの判断材料になります。
ただリフォームしようとするものはタグの表示が消えているものも多く
なかなか判断が難しいのも事実です。
だから捨てる。
ではなく、一度当店にご相談ください。
お使いの羽毛ふとんが今ではとても価値のあるものかもしれません。
もちろんご相談された中には
リフォームに適していないものや
できないことはないものの、買い替えた方が長い目で見た場合幸せなこともあります。
当店ではふとんを見て、最適な方法をご提案いたします。
より詳しいリフォーム方法などはまた改めてお知らせしたいと思います。
下関市彦島の末次ふとん店。
羽毛ふとんも当店工房で仕上げています。
安心しておまかせください。
コインランドリー(羽毛ふとん)
コインランドリーで羽毛ふとんを洗う
のは、避けた方が良いかもしれません。
もちろんコインランドリーで羽毛ふとんを上手に
洗われている方もいらっしゃいます。
ただ、誰しもが簡単に洗うことができるわけではない
ということは頭の片隅にでも置いておきましょう。
難しいのは中身までしっかりと乾燥させることです。
乾燥不足は臭いが発生したり、カビの恐れなど何も良いことはありません。
乾燥できたとしても、羽毛がダマになってしまってゴロゴロの状態で
ふんわり感が損なわれてしまう場合もあります。
また洗濯前に羽毛ふとんの状態をしっかりチェックしておかないと
洗濯中に側生地が破れてしまうことがあります。
そうなると洗濯機が故障してしまう可能性もあります。
修理費など余計な出費につながる恐れもあるため注意が必要です。
当店では洗濯乾燥に失敗した羽毛ふとんでも
側生地が破れてしまっている羽毛ふとんでも
何の問題もなく仕立て直すことができます。
ふとんから中身の羽毛だけを取り出して洗浄して(プレミアムダウンウォッシュ)
新しい側生地に羽毛を充填して、新品同様に復活です。
羽毛ふとんのことでお悩みがありましたら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。
羽毛ふとんも当店工房にて、1枚1枚丁寧に仕立てています。