羽毛ふとんは使わない時季にしっかりとお手入れ、リフォームを。

梅雨入りしましたが、ここ数日は晴れ、暑い日が続いていますね。
マスクをしていることもあり、余計に暑く感じてしまいます。

マスクも各社が接触冷感素材などを用いたものを作っています。
上手に利用して、マスク生活を続けましょう。

不織布マスクなどは蒸れたりして、息苦しいなどの声があり
今も細々とではありますが、当店の手作りマスクをお買い求めいただく方もいらっしゃいます。

冷感素材のものはポリエステルなどの化学繊維を用いたものが多く
快適さがどうなのか分からず、大手のような特別な機能の付いたものは難しいため
当店では綿100%のマスクのみとなります。

綿100%素材への注意。
寝具では、やはり羽毛ふとんの側生地でしょう。

6月になり
羽毛ふとんの仕立て直し
リフォームの注文
問い合わせが増えてきました。

持ち込まれるお使いの羽毛ふとんは
まだ綿100%のものが大半です。
だいたいリフォームをされる方は7~10年使って
汚れたり、へたってしまったり破れてしまったりで持ち込まれます。

7年前でしたら、まだギリギリ綿100%が当たり前の時期です。
5年前になると、大半の製品がポリエステル混生地になり
ここ数年は綿100%側生地の羽毛ふとんを探すのが大変になるくらいです。

当店では、今も昔も綿100%の側生地を中心に
ラインナップしていますのでご安心ください。

ポリエスエル混生地になりますと
中身の羽毛の量も減ってしまっている場合が多く
仕立て直しで綿100%生地にされる場合には
足し羽毛料金をいただく場合ありますので、ご注意ください。

長くお使いになることを考えると
やはり最初の購入時に値段だけではなく
しっかりと質や量に関しても目を向けてください。

当店ではしっかり説明させていただいていますので
安心してお買い求めいただけます。

と、話が新品の方にそれてしまいましたが
仕立て直し、リフォームの話をもう少し。

側生地を綿100%のものにすることも大事ですが
洗い方も重要です。
非常に重要です。

洗い方は大きく分けて3通り。

1.プレミアムダウンウォッシュと呼ばれ、中身の羽毛を取り出して、羽毛だけで洗浄する
2.ダウンウォッシュと呼ばれ、羽毛を取り出すものの、その羽毛を袋に入れて洗浄する
3.丸洗いと呼ばれ、お使いの羽毛ふとんのまま丸洗いした後に、羽毛を取り出す

当店では、コースによって1と3の方法を選択いただけるようにしています。
2のダウンウォッシュコースの取扱いはありません。

洗い方の違いは非常に重要なので
詳しい説明は以前も紹介していますし、今後もお知らせいたします。
当店のホームページにも詳しく説明を載せていますのでご参照ください。

羽毛ふとんのリフォームと一言で言っても
側生地や洗い方などいろいろです。

また、お店によっては
お客様からお預かりした羽毛ふとんをそのまま委託工場などに丸投げして
製品になった後に配達しています。

つまりお預かりした羽毛ふとんを
お客様と同じ状態でしか見ていません。

当店では、羽毛ふとんは1枚1枚手作りしていますので
中身の羽毛を全部触っています。

それにより足し羽毛の量などの加減も変わってきます。
一律200gなどということは決してありません。

気持ちよく使っていただけるように考えて作っています。

羽毛ふとんbeforeafter

羽毛ふとんは「羽毛工房」などと呼ばれる
自店で羽毛ふとんを作っているお店での購入、仕立て直しをオススメします。
下関市近郊では、末次ふとん店・末次羽毛工房におまかせください。

父の日に、綿わた肌掛ふとんはいかがですか

もうすぐ父の日ですね。
先日はパシーマの汗とりインナーキャップを紹介いたしましたが
今回は当店手作りのふとんのご紹介。

葛飾北斎の有名な赤富士「冨嶽三十六景 凱風快晴」デザインの
末次手作りわた掛ふとん。
名画に包まれて寝顔が笑顔になることでしょう。
プレゼントとしても喜ばれ、寝顔でなくても笑顔になりますよ。

末次ふとん店手作りわた肌掛ふとん(赤富士/葛飾北斎)

少し肌寒い時にも少し薄めの肌布団はオススメです。
そして、高温多湿な日本の夏にはわたふとんがぴったりです。

当店ではわたふとんを手作りしていますので、重さ厚さは自由自在。
サイズも自由自在ですが
赤富士は柄の都合上サイズは固定、約150cm×210cmです。

もちろん、赤富士柄以外にも多くの側生地(柄)をご用意しています。

なお、当店ではわたふとんは1枚1枚職人が手作りしていますので
即日の引き渡しができない場合がございますので、ご了承ください。

パシーマ汗とりインナーキャップ

おかげさまでご好評いただいていますパシーマ。
今から暑くなる季節にぴったりなパシーマ。

父の日のちょっとしたプレゼントにも最適な
「パシーマの汗とりインナーキャップ」をご紹介いたします。

パシーマの寝具を使う前に体験される方も
寝具を使ってからの方も
どちらの方もパシーマの良さが分かっていただけます。

パシーマは吸水性、吸湿性に非常に優れているため
ヘルメットや帽子の下に
パシーマの汗とりインナーキャップをかぶると
汗を吸い取ってくれるので、快適です。

熱中症対策には、濡らしてしぼってから装着すると効果的です。
また寝具のパシーマと同様に
お洗濯してもすぐに乾くので
いつも清潔にお使いいただけます。

これから迎える暑い夏にぴったりの商品です!

パシーマ汗とりインナーキャップ

パシーマの汗とりインナーキャップ
お値段は1,000円に消費税、1,100円です。

父の日の一品に加えてみてはいかがですか?
店頭在庫は少ないですので
お取り寄せになる場合がございます。

下関市近郊、パシーマのことなら末次ふとん店まで!

ふとんも「時を戻そう」

今日6月10日は時の記念日。
1920年(大正9年)に6月10日を「時の記念日」にすることが制定されました。

日本書紀によると、西暦671年に天智天皇が
唐から伝えられたという「漏刻(ろうこく)」(水時計)を建造し
その漏刻で初めて時を打ったという記述があります。
この日が太陽暦(グレゴリオ暦)に直すと6月10日だったという故事に基づいています。

最近では、ぺこぱの松陰寺さん(山口県出身)が
「時を戻そう」というフレーズを用いていますね。
ふとんでも「時を戻そう」というのが、ふとんの仕立て直しです。

ふとんの打ち直し、仕立て直し、リフォーム。
これらは、今お使いのわたふとんや羽毛ふとんを
仕立て直す時に当店を含めて販売店が使う言葉です。

打ち直しという言葉は、なじみがなく学校でも習わないため
知っている人も少なくなってきたようです。
ふとんのやり直し、作り替えなどと言われる場合もあります。

ふとんを仕立て直すと、新品同様に復活します。

末次ふとん店では、わたふとん、羽毛ふとんを当店にて仕立て直しています。
他工場などに任せることをせず
1枚1枚責任をもって仕上げていますので
安心してお任せください。

梅雨入り間近、湿気対策を

山口県の梅雨入り、例年は6月5日頃のようです。
昨年は遅く6月26日頃でしたが、そろそろ梅雨入りの季節です。
今週末あたりから雨が続く予報が出ていますが
梅雨入りの発表があるのでしょうか。

梅雨時季は、湿気対策をとらなければならない時季です。
押入れやクローゼットなどもそうですが
ふとんにとっても湿気をためこまないようにしなければいけません。

今週初めは晴れるようですので
天日干しをして、しっかりと湿気を飛ばしてあげましょう。

ベッドの方も、敷きっぱなしではなく
時々でも半分だけでも折りたたむなど
ベッドとふとんとの間に空気を入れてあげましょう。

ふとんがカビてしまうと
寝ている間に健康を害してしまうおそれもあります。

雨の日が続く場合は、ふとん乾燥機や除湿器などを上手に使いましょう。
除湿シートを敷いてあげるのも良いですね。