座布団についてもう少し。
前回の冒頭でサイズなど、と書いておきながら
サイズについてのみで終わってしまっていました。
座布団には向きがあるのをご存知ですか?
前回サイズで紹介しました
八端判と銘仙判。
それぞれ59cm×63cm、55cm×59cmでしたね。
サイズを見て分かるように
座布団は正方形ではありません。
小座布団を除き、大きな夫婦判なども正方形ではありません。
座る時には、縦長にして座るように
つまり、短い辺を前後にして座るようにしましょう。
そして、前に(ひざの方に)来るのは
座布団の側生地に継ぎ目がない方です(下写真参照)。
さらに、座布団には裏表があります。
これは一見分かりづらいかもしれませんが
三方の継ぎ目があるところを見ると、上下が分かります。
生地が上から来ている方を上にしましょう(下写真参照)。
という、座布団には前後、そして裏表があるという豆知識ですが
もし、どこかで座布団に座る機会があるとして
前後や裏表が間違って出されていることに気付いたとしても
そのまま座るようにしましょう。
座布団も下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。
お使いのわたふとんを打ち直す時には
ふとんだけではなく、座布団に仕立て直すこともできますよ。
また、逆に座布団をふとんなどに仕立て直すこともできます。