羽毛ふとんの中身は片寄ります

冬のふとんとして日本の寝具に定着した羽毛ふとん。
今シーズンももう少し活躍の場がありそうです。

そこで、今お使いの羽毛ふとんでより暖かく眠れるための方法をご紹介。

羽毛ふとんを毎日使っていると、中身の羽毛がマス(羽毛ふとんの四角いキルティング)の中で
足元の方に片寄ってしまいます。

片寄ったままでは真価を発揮できません。

足元の方を持って軽く持ち上げ、やさしく振ってあげるんです。
えり元部分に羽毛が行きわたるように。

すると、中身の羽毛がマスの中で均一に分散され
さらにダウンが空気を含むことによって、羽毛ふとんがよりふっくらします。
ふっくらかさ高が出ることにより、しっかり暖かさをキープしてくれますよ。

特にベッドでお使いの方、たたんで上げることがないので、やってみる価値アリです。
毎日上げ下ろしをされている方は、頭の方からふとんを掛けるのではなく
足元の方から掛けるようにするとえり元部分に羽毛が行きわたりますよ。

羽毛ふとん、空気を含ませて

写真は同じ新しい羽毛ふとんです。
色違いですが同じ生地、同じダウン、同じ内容量で空気をふくませたかどうかの違いです。
ふんわり感が違いますよね。

上の右側のような状態では羽毛ふとん本来の暖かさを発揮していません。

それでも、ふっくらしない、以前よりふっくら感が落ちてきたという場合は
もしかしたら羽毛ふとんのパワーが減ってしまっているのかもしれません。

お使いの時に2週間程度手元からなくなるのはつらいですから
シーズンオフになりましたらリフォーム(仕立て直し)することで、ふんわり感が復活しますよ。

リフォームした方が良いのか、などご相談はいつでもお気軽にどうぞ。

リフォームしようかなぁとお考えになるくらいの時期に購入された羽毛ふとんは
側生地も綿100%で中身がたっぷり入っていることが多いため
最近の羽毛ふとんに買い替えると、質が落ちているため満足しないこともあります。
お気をつけください。

下関市彦島の末次ふとん店では、側生地が綿100%の羽毛ふとんを多数品揃えしています。

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