羽毛ふとん、こんなご相談が。
「羽毛ふとんの洗濯に失敗したけど、どうにかなりませんか?」
どう失敗したと思いますか?
前回は側生地が破れて羽毛が飛び出てしまった
ことについて紹介しました。
今回は、その2
「洗濯したら、中身の羽毛がふくらまない・・・」
というご相談。
これは乾燥不足によるものと思われます。
最近はご家庭の洗濯機の大型化
コインランドリーの増加
などから、ご自分で羽毛ふとんを洗う方が増えているようです。
洗い方を紹介しているサイトもあるようですね。
いざ羽毛ふとんを洗おうとした場合
洗濯(洗浄)はわりと簡単にできるかもしれません。
羽毛は水にぬれると小さくなりますから
洗濯(洗浄)はできると言えます。
が、問題は乾燥です。
ただ単に乾燥機にかけても乾かない場合も多く
中身の羽毛が湿ったままで、異臭を放つ。
中身の羽毛が乾燥不足でふくらみをもたない。
中身の羽毛がくっついたまま乾いてしまってふくらまない。
など、悩みは多く見られます。
当店にも乾燥不足の羽毛を持ち込まれた方がいらっしゃいます。
明らかに乾燥不足で、まだ湿っており
ご自分ではどうしようもなくなったようです。
下記写真は少し分かりづらいですが
持ち込まれた羽毛ふとんは中身の羽毛がぬれて
ぺったんこの状態でした。
![洗濯失敗羽毛ふとん](https://blog.suetsugufutonten.com/wp-content/uploads/2021/06/586a238cd11a78d745f258f944c6f145-300x55.jpg)
当店でプレミアムダウンウォッシュコースによる
リフォームを承りました。
側生地より中身の羽毛を取り出して
羽毛だけを直接洗浄するため、洗浄力が違います。
そして乾燥時も、羽毛だけを
高温で瞬時に乾燥させるため、羽毛が一気にぱっと開きます。
大満足いただける仕上がりになりました。
側生地が破れてしまった。洗濯に失敗してしまった。
など、お使いの羽毛ふとんでお悩みのことがありましたら
お気軽に、下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房にご相談ください。