羽毛ふとんのリフォームが増えてきました

6月衣替え、そして梅雨に入り
冬ふとんを片付ける時季になり
おかげさまで羽毛ふとんの仕立て直し(リフォーム)のご依頼が増えてきました。

コインランドリーなどでの丸洗いも良いですが
仕立て直し(リフォーム)することも考えてみませんか。

羽毛ふとんリフォーム

仕立て直すことで、側生地が新しく気持ち良くなるのはもちろん
サイズを変えたり(ダブル→シングル)
使い道を変えたり(冬ふとん→春秋用ふとん)
と、今まで以上の使い心地に変身します。

リフォームの金額に関しては
洗浄方法だったり、新しい側生地の品質だったり
価格を決める要素がいろいろあるため
一概に「この店が安い・高い」と決めるのは避けるようにしましょう。

当店では、ベストな仕立て直しをしていただけるように
洗浄方法、側生地の品質など
いろいろなパターンをご提示させていただきます。

ただ仕立て直し(リフォーム)したいと考えるということは
長い期間使ってくたびれてしまったものだと思われます。
中身を取り出して、しっかり洗浄する
プレミアムダウンウォッシュによるリフォームを
基本として考えていただくことが良いでしょう。

羽毛ふとんのリフォームに関しては
今から次のシーズンまでの使わない期間に
幾度となくお知らせしていきますので
今後ともこちらのブログをご参考くださいませ。

羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。
1枚1枚丁寧に手作りにて仕立てています。

ベッドでも湿気対策を

前回の続きとも言える内容を。
なお、前回は簡単にまとめてしまうと
寝具と湿度、湿気は上手に向き合うことが重要
というような内容でした。

寝室というものがなかった時代。
ふとんを上げ下ろししていたため、湿気を上手に逃がしていました。

最近では寝室にベッドということが多く
寝具は敷きっぱなし。ベッドはスプリングベッド。

スプリングベッドは金属コイルが用いられているものが多く
処分の際に環境負荷が高く、次第に少なくなってくるかもしれまん。
また海外から入ってきたベッドであるため
湿気を逃がすことがあまり上手ではありません。
海外は日本ほど湿度が高くないため
ベッドの湿気対策は重要視されていないように思われます。

スプリングベッドなどを処分する際に中を破って見てみると
カビだらけだったという話も聞きます。

そこで、すのこベッドや畳ベッドなどが販売されています。
なお、畳ベッドに用いられる畳には中身がウレタンだったりと
通常の昔ながらの畳ではないこともあり
湿気の発散という点では劣ってしまいます。

すのこベッドの場合でも、すのこの部分がカビてしまった
というお悩みも・・・。
すのこベッド、畳ベッドだからと油断せず
たたみかえたり、立てかけたりと湿気の発散が必要になります。

組子ベッド

当店では総桐の「組子ベッド」と呼ばれるベッドの取扱いをしています。
組子ベッドはすのこベッドよりも、寝具の設置面積を少なくし
湿気がたまりにくく、ふとんがカビにくくなっています。
また組子という見た目の美しさも優れ
思わず見せたい、見ていたいことからふとんをたたむという
行動を起こしやすくなるかもしれません。

夏は涼しく、冬は暖かい、総桐の組子ベッド。
当店では組子ベッドのラインナップの一つ
「HASHBED(ハッシュベッド)」を店内展示しています。
ぜひ一度、高機能で美しい組子ベッドをご覧いただければと思います。

梅雨に入り、湿気対策がますます重要に。
上手に湿気と向き合って、さわやか快眠をもたらしましょう。

下関市彦島の末次ふとん店。
雨にも負けず、営業中!よろしくお願いいたします。

寝具は清潔に

早々と梅雨を迎え、雨の日が続くかもしれません。
例年、山口県を含む九州北部の梅雨明けは7月19日ごろです。

日本は湿度が高い国です。
寝具と上手に向き合っていくには
湿気とどう向き合うか、湿気をいかに飛ばすかということが重要です。

綿わたふとんなどは、基本的には日干しをすることです。

ただ素材によっては日干ししてはいけないものがあります。
ムアツふとんやエアーなどのウレタン系の素材
ボディドクターなどのラテックス素材は
日干しすると劣化してしまうため日干しは避けなければいけません。

この場合は立てかけたり、たたみ方を変えたりして
常に接している面を空気に触れさせたりして湿気を飛ばすようにしましょう。
除湿シートなどを使って対策することも一つの手です。

湿度、湿気と上手に向き合って
寝具がカビてしまうことがないようにしましょう。
今から梅雨時季ですから特に注意が必要ですが
寝具とカビは梅雨時季に限らず、対策するようにしましょう。

寝具にカビが生えてしまうと
寝具は体に非常に近い場所にあるため
寝ている間に無意識のうちにカビを吸い込み
健康を害するおそれがあります。

寝具は清潔に保つようにしましょう。

ご自身での洗濯には注意が必要です

ふとんをきれいにするということを考えた場合に
真っ先に頭によぎるのが洗濯、クリーニングでしょう。

ここではクリーニング屋さんではなく
ご自身で洗濯する場合に注意してほしいことをお伝えします。

ふとんの丸洗い。
クリーニング屋さんに出さず
ご自分でコインランドリーで洗う
という方が増えているようです。

満足できる洗濯をされている一方で
ふとんの種類にもよりますが
コインランドリーでの洗濯で失敗される方が
かなり多くいらっしゃいます。

綿わたのふとんに関しては
丸洗いは避けるようにしましょう。
中身のわたがゴロゴロになってしまったり
乾燥不足になってしまったりします。
また、無事に洗濯乾燥できたとしても
わたが持つ油分を必要以上に奪ってしまうため
わたがギスギスになり固くなってしまい
ふっくら感が失われてしまいます。

羽毛ふとんに関しては
洗濯はできたとしても乾燥が難しく
中身の羽毛が完全に乾燥できないことが多くみられます。
乾燥不足になると羽毛がダマになってしまって
ゴロゴロになり、ふんわり感が失われてしまいます。

それでもコインランドリーで洗うという場合に
洗濯中に側生地が破れてしまって羽毛が吹き出る恐れもあるため
洗濯前には側生地の強度をしっかり確認するようにしましょう。


当店では、羽毛ふとんは中身の羽毛だけを取り出して洗浄する
プレミアムダウンウォッシュによるリフォームを行っているため
側生地がどんなに破れていても羽毛を洗浄して
新しい側生地に、きれいに仕立て直すことができます。

羽毛ふとんの仕立て直し(リフォーム)に関しては
どんどん紹介していきますので、ブログをご参考ください。

下関市近郊でふとんの仕立て直しのことは
下関市彦島の末次ふとん店にお気軽にご相談ください。

羽毛ふとんをなおす*前に

冬に活躍する羽毛ふとん
暑くなってきたことで、もう使っていない。
いや、まだ使っている。
という方がいらっしゃるでしょう。

シーズンオフでなおしてしまう前に
丸洗いした方が良いのか
リフォームした方が良いのか
はたまた買い替えた方が良いのか
いろいろな選択肢があるかと思います。

今後こちらのブログで紹介していこうと思います。
ご参考いただけますと幸せます。

そして当然ながら
一番多い、そのままなおすという選択肢。
なおす時にはしっかりと乾燥させてからなおすようにしましょう。
そして羽毛ふとんは羽毛が傷む、側を破る可能性があるため
圧縮収納は避けるようにしましょう。
基本的にふとんを長期間、圧縮収納すると
元通りにはふっくらしませんのでご注意ください。

下関市近郊で羽毛ふとんのことなら
自店で羽毛ふとんを手作りしている
末次ふとん店・末次羽毛工房に安心しておまかせください。


*今回のブログで「なおす」とあるのは
こちらの方言で「片付ける」という意味です。