お値段ピンキリ、見極め重要です

だんだんと暖かくなってきたこともあり
おかげさまで、ふとんの仕立て直しのご依頼が増えてきました。

仕立て直し

ふとんの仕立て直しとは
綿わたふとんの打ち直し
羽毛ふとんのリフォーム
のことです。

綿わたふとんの打ち直しをご存知の方でも
羽毛ふとんもリフォーム、仕立て直しできることを
ご存知ではない方もいらっしゃいます。

今後は、綿わたふとんの打ち直しの方が
知らない割合が増えていくのかもしれませんが・・・。

羽毛ふとんのリフォームですが
詳しくは次回以降にお知らせしたいと思います。

今回は羽毛ふとんのリフォームの注意点、金額についてを簡単に。

羽毛ふとんのリフォームもお値段はピンキリ。
当店よりもお安くできるところもあるでしょう。
ただ、羽毛ふとんはリフォームも含めてお値段を安く見せるポイントがあります。

リフォームであれば
側生地と洗い方。

新品であれば
側生地と中身の量(と質)。

羽毛ふとん、羽毛ふとんのリフォーム
と一言で言っても、その裏には見極めなければいけない点があります。
当店では、しっかりと説明をし、納得をした上で
お決めいただくように徹底しています。
安心しておまかせください。

下関市彦島の末次ふとん店。
綿わたふとん、羽毛ふとんの仕立て直しも
当店で1枚1枚手作りで仕上げています。
安心しておまかせください。

熱を持ったままでは結露します

前回は冬物寝具をしまい込む前には
しっかりと乾燥させることが重要だとお知らせしました。

が、季節変わりに収納する時に限らず
寝具は乾燥させることが重要です。

そして、綿わたふとんなど天日干しすることが多いと思いますが
天日干しして、そのまますぐに押入れなどに
入れてしまわないようにしましょう。

取り込んだ直後は、ふとん自体が温かく熱を持っているため
そのふとんの熱気を飛ばしてから収納するようにしましょう。

熱気を持ったままでは
押入れなどで結露が生じて、カビの心配が高まります。

じゃあ干さないでそのまま敷いておく
とお考えになるかもしれませんが
寝具と接地面の温度差などで結露が生じる心配もあるため
万年床はやめましょう。

ウレタン系のマットレスやボディドクターなどの天然ゴム系素材など
日干しには適していない素材もあります。
その場合は、部屋の中で立てかけるなどして
湿気をため込まないようにしましょう。

下関市彦島の末次ふとん店。
ウレタン系マットレス、ボディドクターなど
機能性敷布団、マットレスの取扱いもしております。
店内にて試し寝することもできますので
お気軽にご来店、ご相談ください。

寝具をしまい込む前には乾燥を

もうすぐ梅雨入りすることでしょう。
冬物寝具は完全にしまい込んだでしょうか。

冬物寝具をしまう時には
しっかりと乾燥させてからしまうようにしましょう。

圧縮袋に入れて収納される方もいらっしゃるでしょう。
その場合もしっかり乾燥させておかなければ
中でカビが発生したり、カビ臭がしたりする可能性が高まります。

圧縮袋は収納スペースを確保するという点では
かなり有能かもしれません。
が、ふとんから見るとあまりおすすめできません。

というのも、圧縮したふとんは圧縮前と同じ状態に戻らないことが多く
ふとんの寿命を縮め、羽毛ふとんに至っては側生地を破る心配もあります。

と言っても使うよ、使うしかない、という場合は
カッチカチの限界まで圧縮するのではなく
余裕を持った状態でやめておき
中に圧縮袋専用のシリカゲルや脱酸素剤を入れておきましょう。
そうすることで、ダニやカビの発生を抑えることができます。

いずれにせよ、まずは寝具を乾燥させておくことが重要です。
しっかりとしたお手入れをしておくことで
次に使う際にも気持ち良くお使いいただけます。

しまい込む前に何か不都合、不具合がありましたら
仕立て直しの機会かもしれません。
お気軽にご相談ください。

下関市彦島の末次ふとん店。
手作りの綿わたふとん、羽毛ふとんだけではなく
寝具全般、取り扱っております。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ。

綿素材のカバーがふとんを守る

ウォッシャブルでなければ
寝具は清潔に保つことができないのか・・・。

ふとんにはカバーをつけて使うようにしましょう。
カバーをつけることで
ふとんが汚れない
側生地がこすれる傷みが起きにくい
というメリットがあります。

ふとんが汚れなければ、ふとんを洗う心配もなくなります。
側生地が傷まなければ、中身のわたや羽毛などが飛び出て
買い替える心配もなくなります。

もちろん好きな柄のカバーをつけることで
気分も良くなるということもあるでしょう。

そこでカバー選びの注意点を。
カバーは柄を最重視する方が多いですが
綿100%かどうか、素材にも注目しましょう。

ポリエステルが混ざっているものが多いですが
ふとんの汚れを防止するという点からは
綿素材のものを選ぶようにしましょう。

綿のものはカバーが汚れをキャッチして、ふとんを守りますが
ポリエステルのものは、汚れをふとんに通してしまいます。

仕立て直しのご依頼などでお預かりしたふとんを見て
長年使っているにも関わらず
えり元など、ふとんがきれいな状態が保てているものは
普段、綿のカバーを使っていることが分かります。

ちょっと使う程度であれば問題ありませんが
毎日使うカバーでしっかり汚れを防いであげることで
ふとんをきれいに長くお使いただけます。

下関市彦島の末次ふとん店。
カバーも綿100%のものを品揃えしています。
お気軽にご来店ください。

ウォッシャブルは良いことなのか

早いものでもう5月も終わりを迎えます。
今週は、ふとんの丸洗いについてお知らせしてきました。

最近はウォッシャブルをうたうものが増えてきたように思います。
どうせなら洗えた方が気持ち良いし
とウォッシャブルを選択される方も多くいらっしゃいます。

もちろん、お肌への影響など、敏感な方にとっては
洗えるということは重要な要素となりますが
あくまでも、おまけの機能だと考えた方が良いかもしれません。

ウォッシャブル寝具は、その多くのものが
ポリエステル、化学繊維を使っているものです。
寝具は本来、ぐっすり眠るための道具です。
ポリエステルなどの化学繊維は吸湿性が悪く
快適な睡眠環境をもたらすものではありません。

洗えるという機能性だけにとらわれて
快適な睡眠環境を手放すことのないようにしましょう。

下関市彦島の末次ふとん店。
あなたにぴったりの寝具選びのお手伝い。
お気軽にご相談ください。