昔に比べると、ベビーふとんやジュニアふとんを
綿わたふとんで作られる方が少なくなってきました。
少子化の影響もあるのでしょうが、それ以上でしょう。
なぜだろう・・・
量販店に、いろいろな安いセット商品などがあるから。
好きなキャラクター柄のふとんがあったから。
といったところでしょう。
ただこういったセット商品やキャラクター商品は
かわいさ重視で素材がポリエステル100%のものが多く
快適なものであるとは言えません。
ポリエステルのものは吸湿性が良くないため
汗を吸わずに蒸れて不快に感じてしまいます。
赤ちゃんやお子さんは代謝が良いため
吸湿性は非常に重要になります。
赤ちゃんは蒸れが気持ち悪くなり
泣いてアピールすることでしょう。
日中のみならず、夜泣きすることになれば
親も寝不足になってしまうことにもなります。
小さいお子さんは力がついてきて
ふとんを蹴って体から外してしまうかもしれません。
今からの時季は寒いのにふとんを蹴ってしまうことも。
体にふとんがないと冷えを感じてしまい、途中で起きてしまったり
体調不良の原因にもなってしまうかもしれません。
小さいお子さんがいる親の世代的にも
綿わたふとん離れが起こっているため
綿わたふとんの気持ち良さなどが知られていないのが実状です。
自分が気持ち良さを味わっていない、知らないのに
お子さんに綿わたふとんを、とはなりにくい状況です。
当店でも、おばあちゃん世代の方がお孫さんにご用意されるのが多く
実際に子育てでも使われていた方は
「綿わたふとんよねぇ」と迷いなく選ばれます。
2人目のお子さんの際に、市販品を買ったら寝つきが悪い気がする
と、綿わたふとんをご用意される方が時々いらっしゃいます。
赤ちゃんやお子さんは、吸湿性の高い
綿わたのおふとんでしっかり眠って、健やかに育ってほしいものですね。
自然素材のもので十分な眠りがとれる環境を整えてあげましょう。
最近は少なくなってしまった、手作りの綿わたふとん。
下関市彦島の末次ふとん店では
綿わたふとんは今でも1枚1枚丁寧に当店職人が手作りしています。
安心しておまかせください。