仕立て直しは同じものにする必要はありません

仕立て直し

当店では、ふとんの仕立て直しをする際に
お預かりしたふとんが
綿わたふとんであれば
側生地を外して、中身の綿わただけの状態にして
機械にかけて、一度完全にほぐし
わたをシート状にしてからふとんに仕立て直します。

羽毛ふとんであれば
洗浄工程は別にして
側生地から羽毛を取り出して
新しい側生地に羽毛を充填して仕立て直します。

ということは、綿わたふとんも羽毛ふとんも
ばらばらに、ゼロの状態に戻っているため
仕立て直す際には、今までと同じ使い方をするのも良いですが
今あるものに戻す必要がありません。

綿わたふとんの場合
掛ふとんを敷ふとんに、敷ふとんを座布団に
ダブルサイズをシングルサイズに
冬用ふとんを夏用のふとんに
など。

最近は掛ふとんが羽毛ふとんに変わってきているため
使わなくなった掛ふとんを、敷ふとんに
それもマットレスの上で使える薄めの敷ふとんパッドに
などに変更される方も増えています。
余った綿を座布団、クッション的に使われる方もいらっしゃいます。

羽毛ふとんであれば
ダブルサイズをシングルサイズに。
中身の量によっては、ダブルサイズ1枚をシングルサイズ
冬用と春秋用の2枚に仕立て直すこともできます。
シングルサイズ1枚を春秋用の2枚にすることも。

ふとんを仕立て直すことで
限りある資源を有効利用することができます。
そして何より、寝心地が変わります。
綿わたふとん、羽毛ふとんをお持ちであれば
捨てることなく、仕立て直して再利用するようにしましょう。

ふとんの仕立て直しのことなら
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。
今も変わらず、1枚1枚職人が手作りで仕立てています。

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