「和とじ」で打ち直せるかの判断を

前回、綿わたふとんの打ち直しについてお知らせしました。
今回はお使いのふとんが打ち直しできるものなのか
ご自身で判断するコツ、判断材料をお知らせします。

綿わたふとんかどうかを見た目で判断するには
ふとんに「和とじ」と呼ばれるものが見られるかどうか。
わたふとんの側生地と中身の綿がずれてしまわないように
とめている糸です。

わたふとん和綴じ

上の写真は、ふとんの面部分、体に当たる面にある「とじ」。
敷布団で言えば、1枚で10か所程度見られます。

わたふとん和綴じ

こちらの写真のとじは、ふとんの四隅に見られます。
座布団の四隅にもあるものがイメージしやすいでしょうか。

以上のような「和とじ」があれば
綿わたのふとんである可能性が高く
打ち直すことができるふとんだと思われます。

見た目での判断材料をお知らせしました。
実際に中身を開けてみることが一番分かりやすいですが
中身を見ても判断できないこともあるでしょう。
打ち直すことができるのかできないのか、さっぱり分からない
そんな時には当店にお気軽にご相談ください。


わたのイメージから
綿わたふとんもふわふわと思われるかもしれません。
しかし長年使っていくと、どうしてもわたが締まっていき
購入当初、または打ち直し後のふわふわ感はなくなってしまいます。
そんな時でも打ち直すことによって
新品同様に復活させることができます。

あまりにガチガチに固まってしまったふとんの場合などは
打ち直しの際に、追加料金をいただくことになりますが
多くの新しい綿を混ぜてあげることで
よりふっくらと復活させることができます。

綿わたふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店にお気軽にご相談ください。
今も昔と変わらず、当店で1枚1枚丁寧に手作りで仕立てています。

打ち直して地球にもお財布にもやさしく

前回、敬老の日に合わせて
綿わたふとんについて、打ち直しについてお知らせしました。

打ち直しの存在を知っていただくことはもちろん大事ですが
そもそも自分が使っているふとんが何なのか
綿わたふとんなのか、はっきりと分かっていないかもしれません。

わたふとん打ち直し

当店に打ち直しのご依頼をされた方の中にも
打ち直すことができないふとんである場合もありました。

敷ふとんで言えば、マットレスなどと呼ばれるものは
ウレタンなどが使われているため
打ち直すことができないことは判断できるかと思います。

それ以外、羊毛混の掛ふとんや敷ふとんは悩むかもしれません。
ポリエステル100%の(またはそれに近い)ふとん
これはさらに悩むかと思います。
座布団に関しても、黒い綿やスポンジを使っているものなど
一見分かりづらいものがあります。

打ち直して使えるんだろうか、どうだろう・・・とお悩みの際には
お気軽にご相談ください。

ふとんは使い捨てという粗大ごみ増加につながることを避け
綿わたふとんなら打ち直す
羽毛ふとんならリフォームすることで
再利用して、地球にもお財布にもやさしくしませんか。

下関市近郊で綿わたふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店におまかせください。
当店では綿わたふとんは今も昔と変わらず
当店において、1枚1枚丁寧に手作りしています。

敬老の日、綿わたふとん

来週、9月15日(月)は敬老の日。
今は9月の第3月曜日ですが、以前は9月15日でした。
ちょっと調べてみたら、その以前とは2002年まで。
23年前・・・ずいぶん前の話でした・・・。

さて、高齢者を敬う日。
天然繊維の綿わたふとんのプレゼントはいかがですか。

昔ながらの綿わたふとんはお年を召した方には
身近に感じているかもしれません。
吸湿性などにも優れ、ポリエステルなど化学繊維にはない
気持ち良い寝心地などから日本の環境に適しています。

また、当店の綿わたふとんは全て当店の手作りのため
手作りのぬくもり、温かみもしっかりあります。

綿わたふとん離れは確かに起こっています。
しかし打ち直すことによって、新品同様にふんわり復活し
しっかりお手入れすることで長く大切に
代々にわたって使うことができるのも綿わたふとんの良さです。
今でも多くの方が綿の打ち直しをご利用になられています。

冬の掛ふとんは羽毛ふとんに主役の座を奪われたかもしれません。
ただ今の時季など春~秋、薄めの肌掛ふとんについては
綿わたの掛ふとんは優れています。
ある程度の重みも感じることができ
先に書いた吸湿性などに優れているため快適です。

冬に使わなくなった掛ふとんも打ち直すことで
春秋用の薄めの掛ふとんに生まれ変わらせることができます。

敬老の日のプレゼントとして
新しいふとんも良いですが
「今お使いのふとんを仕立て直してあげる」
というのはいかがですか。

綿わたふとんは今も変わらず当店で1枚1枚
職人が手作りで仕立てています。
手作りのぬくもり、天然繊維のやさしい暖かさを感じてみませんか?

手作りの綿わたふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店にお気軽にご相談ください。

綿わたふとんは丸洗いではなく、打ち直し

前回、綿わたふとんの打ち直しについてお知らせしましたが
打ち直しを知らない方も多くなった一方で
ふとんの丸洗いを身近に感じる方が多くなったようです。

が、綿わたふとんの丸洗いは基本的に避けるようにしましょう。

もちろん、綿わたふとんも洗えないことはありません。
実際に洗っている方も多数いらっしゃるようです。

ではなぜ洗わない方が良いのか。
綿わたを洗ってしまうと、綿が持つ特有の油分が落ちてしまい
ギスギス感が出て、固まりやすくなってしまいます。
すると、綿わたのふんわり感が損なわれてしまいます。
なお、洗った直後は気持ち良く感じます。

また、コインランドリーで丸洗いする方で
中身のわたがゴロゴロと固まったり
乾燥不足で湿ったままで、臭いが発生したりなど
洗濯の失敗例も多く見られます。

当店にも洗濯して失敗して
もはやふとんの形を留めていない状態になって
お持ち込みになる方もいらっしゃいます。

側生地をはぐと、ゴロゴロして湿った状態のため
当店でしっかりと乾燥させた後に打ち直すことで
しっかり綿わたふとんに復活させることができます。

というわけで
綿わたふとんをふっくら戻したいのであれば
丸洗いではなく、打ち直しです。
中身のわたを完全にほぐして、シート状に戻し
新しい側生地で包みなおして、新品同様によみがえります。

下関市彦島の末次ふとん店。
今もお預かりから配達まで一貫して自店で行っております。
安心しておまかせください。

ふとんの打ち直し、今でも多くの方がされています

「もう打ち直している人とかいないでしょ?」
本当によく聞かれますが
今でも打ち直している方は多くいらっしゃいます。

綿わたの打ち直しは古い綿わたふとんを
一度完全にほぐして、再度シート状にしたものを
新しい側生地で包んで仕立て直します。

完全にほぐす。
これにより、現状のふとんと全く同じものに
仕立て直す必要はありません。

掛ふとんから敷ふとんに
敷ふとんから座布団に
など、次に使いたいものに仕立て直すことができます。

長い間使わず、もう使う予定もない座布団がたくさんあるんだけど・・・
打ち直して敷ふとんに仕立て直された方もいらっしゃいます。

ただ座布団に関しては、打ち直すことができない
再利用することができないものを使っていることもあるため
注意が必要になりますが、現物を見て判断しますので
お気軽にご相談ください。

昨今のベッドマットレスなど
体圧分散など機能性を多くうたっていますが
吸湿性、汗吸いなどは劣っているため
そこは補ってあげる必要があります。

そこで使わなくなった綿わたのふとんを打ち直して
薄い敷ふとんにしてベッドマットレスの上に置くことで
睡眠環境をより改善させることにつながります。

薄く仕上げることで、ベッドマットレスの機能性を
損ねることなく、綿わたで吸湿性を上げる。
押入れで眠っているふとんを上手に再利用して
より眠れる環境に。

下関市彦島の末次ふとん店。
当店工場で綿を打ち直し、当店手作りでふとんを仕立てる。
今も昔と変わらず当店一貫、1枚1枚丁寧に手作りしています。
安心しておまかせください。