どんな羽毛ふとんでもリフォームすれば良いというわけではありません。

おかげさまで羽毛ふとんのリフォームのご注文や
お問い合わせを数多くいただいております。

今ある資源を大事に、大切な資源を無駄にしないためにも
わたふとんの打ち直しや羽毛ふとんのリフォームをお考えください。
わたふとんも羽毛ふとんも打ち直しやリフォームによって
新品同様に復活させることができます。


わたの打ち直しに比べると、羽毛ふとんがリフォームできることが
まだまだ知られていないようです。
ただ、若い方を中心にわたの打ち直しの知名度は低くなっていますが・・・。
そしてリフォームという言葉の方が親しみがあるようです。


さて、羽毛ふとんのリフォームですが
どんな羽毛ふとんでもリフォームはできます。
が、どんな羽毛ふとんでもリフォームすれば良いというわけではありません。

羽毛ふとん(だと思い)を、お持ち込みになられた方の中には
羽根ふとんだったという方もいらっしゃいます。

最近の羽毛ふとんにはタグに「羽毛ふとん」「羽毛掛ふとん」などと記載し
ダウン率などが明確に記載されています。
ダウン50%以上のものが「羽毛ふとん」です。
50%未満のものが「羽根ふとん」になります。

かなり昔のものになると、タグの文字が消えてしまっていたり
なかには「水鳥羽毛100%」といったものもあり
ダウン率が分からなくなっているものもあります。

羽毛ふとん(水鳥)タグ

そんな時はまず羽毛ふとんを触ってみて、硬い芯のようなものを感じた場合
それは羽根ふとんの可能性が高いです。
例えば赤い羽根共同募金の時にもらうような羽根が多く入っています。
最近の羽毛ふとんではそういった大きな羽根(フェザー)は入っていません。
もちろん完全に0というわけではありませんが・・・。

ダウンとフェザーの記載はありますが、フェザーはスモールフェザーであり
かなり小さな羽根で、芯の部分をふとんの上から明確に判断するのは難しいくらいです。

上記のような水鳥羽毛100%のような羽毛ふとんは
中身が良質な羽毛ではない場合も多く、リフォームには注意が必要です。
また羽根ふとんに関しては、リフォームに適していません。
新しく羽毛ふとんを購入されることをおすすめします。

お手持ちの羽毛ふとんがどうなのか分からない
という方は、当店までお気軽にご相談ください。
リフォームに適しているかどうか、などしっかり判断いたします。


羽毛ふとんについてお悩みのことがあれば
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。

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