小さめサイズのメリット

前回、介護ベッドや二段ベッドなどの
柵があるベッドには小さめのサイズの掛布団を使うことで
ごわつきを解消することができることをお知らせしました。

小さめサイズのものを使うのは
何もベッドの時に使う時だけ便利なわけではありません。

いったいどういう時に小さいサイズのものが良いでしょう。

部屋が狭い時?
そうかもしれませんが、ここでは違います・・・。

小さめサイズのふとんのメリット
それは、通常のものよりも軽い仕上がりになること。
そして小さいことは、毎日の上げ下ろしなど扱いも楽になります。

ベッドをお使いの方だけではなく
小柄な方にも使い勝手の良いものになります。

ただ注意点として、カバーリングなどの品揃えが
通常サイズのもののように、よりどりみどり
お好きなものをということにはならない点が挙げられます。

そのデメリットを補うメリットも確かにあります。
ふとんは毎日、毎夜のこと。
サイズに縛られない選択はいかがですか。

下関市彦島の末次ふとん店。
綿わたふとん、羽毛ふとんも
一般的な既製サイズだけではない品揃え。
お気軽にご相談だけでもどうぞ。

ベッドの柵対策には小さめサイズの掛布団

11月11日は「介護の日」。
厚生労働省が2008(平成20)年に
「いい日いい日」の語呂合せから制定しました。

寝具と介護。

介護用ベッド

介護ベッドには転落防止の柵などがついています。
通常のベッドの場合
ふとんの端は垂れ下がることで、何ら問題なく使えますが
介護ベッドの場合
柵などにより、幅が狭くなっているため
通常サイズのふとんでは、ふとんの端がだぶついてしまいます。

夏物の薄い掛布団では気にならないかもしれませんが
冬の厚手の掛布団では、ごわつきなど不快に感じてしまうかもしれません。

そんな時にはふとんのサイズを変えることで
不快なこと、ちょっとした不満が解決されます。

一般的な掛布団のサイズは
夏物は少し短めのものも見られますが
150cm×200~210cmのものが多く
羽毛ふとんは、ほぼ100%、150cm×210cmです。

当店では、綿わたふとんは
オーダーサイズ対応いたしますので
ベッドにぴったりのサイズでお仕立ていたします。
綿わたの敷布団も手作りしていますので
ぴったりサイズ対応いたします。

また、羽毛ふとんについても
介護ベッド用の一回り小さいサイズの
側生地をご用意しています。

新しい綿わたふとん、羽毛ふとんだけではなく
今お使いのふとんを仕立て直して(リフォームして)
小さくサイズ変更することもできます。

仕立て直しは今と同じものに仕立てる必要はありません。
一度バラバラにするため、あなた好みに仕立て直します。

下関市彦島の末次ふとん店。
当店でお買い上げいただいたあなたに
「いい買い物をしたなぁ」
と思っていただけるような寝具、サービスをお届けいたします!

羽毛ふとんの価格を抑えている秘密

羽毛ふとんの内容量と側生地についてお知らせしましたが
実はこの2点、切っても切れない関係性があります。

羽毛ふとんの選び方

羽毛ふとんの内容量が減った理由は
羽毛価格が高騰したことが一番の要因ですが
側生地にポリエステルを用いることがその手助けをしています。

と言うのも
ポリエステルの側生地は綿のものに比べると軽量です。
200g~の差がありますが、手で持っても軽さの違いが分かります。

側生地が軽いということは羽毛にかかる負荷が軽くなり
羽毛の量が少なくても、ふとんがふっくら見えるということになります。

実際に羽毛が同じ1.1kg入りで
綿のものとポリエステルのもの、側生地だけを変えた場合
見た目のふくらみが全く違います。
一見するとポリエステルのものが良く見えます。

ポリエステルを使えば中身が少なくてもふっくら見える。
ここに羽毛ふとんの価格を抑えるコツ?秘密があります。

食品などで見られる手法が羽毛ふとんでも採られています。
内容量を少なく、側生地の質も落ちているけど、価格だけは変わらない。
価格を上げないように、内容量を減らし、側生地の質を落とす。

以前に買った金額では同じ品質のものは買えなくなっています。
だからこそ、お持ちの羽毛ふとんをリフォーム、仕立て直しをすることに
ますます価値が高まっています。

リフォームした方が良いものなのか
買い替えた方が良いのか、判断するのは難しいと思います。
そこは専門店である下関市彦島の末次ふとん店。
末次羽毛工房に安心しておまかせください。

羽毛ふとんを買い替える前に、捨ててしまう前に
一度ご相談だけでもお気軽にどうぞ。

羽毛ふとんの側生地にも気をつけましょう

前回、羽毛の内容量に気をつけましょうということで
最近の羽毛ふとんの中身の量が少なくなっているため
暖かくないかもしれないことをお知らせしました。

今回は、羽毛ふとんの側生地にも気をつけましょう
という内容でお知らせします。

以前、羽毛ふとんの側生地は綿100%が当たり前でした。
中には、より高品質として絹100%のものもありました。
ただ絹は肌触りは良かったかもしれませんが
生地として弱く、長年使っていると擦れて破れやすいデメリットがありました。

当店に仕立て直し、リフォームで持ち込まれるもので
絹のものは擦れて破れてしまっているものがほとんどです。
破れたからリフォームされるとは思いますが・・・。

話がそれましたが
綿が当たり前だったのが、羽毛価格、綿価格が高騰したことにより
ポリエステルなど化学繊維を用いたものが多くなってしまいました。

羽毛ふとんは絶対綿!

今や大型店や量販店など、他店では
ほとんどがポリエステル85%、綿15%のもので
綿100%の側生地を使った羽毛ふとんは見られなくなってきました。

手触りが絹に近く感じられるものも見られ
一見優れているように思われますが
羽毛の良さを活かすのは、やはり綿素材になります。

お客様の中には
「お宅には綿100%の羽毛ふとんがあるのね」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。
昔からずっと使われている方は
綿のものが優れていることは体で分かっているようです。

羽毛ふとんを購入する前には
特に自分で選んで、レジに持って行って購入される際に
商品タグや説明書きを見て、側生地の素材を確認するようにしましょう。

納得して暖かく気持ちの良い羽毛ふとんを選んでいただきたく
当店ではしっかりと説明させていただいています。

下関市彦島の末次ふとん店。末次羽毛工房。
他店では見つからなくてもご安心ください。
今でも綿100%の側生地の羽毛ふとんを作っています。

羽毛の内容量には気をつけましょう

よし、今シーズン、羽毛ふとんを買い替えよう!

そう思われている方、ご注意を。
近年羽毛の価格が高騰しているため
以前ほどの暖かい羽毛ふとんではないかもしれません。

もし、長年お使いの羽毛ふとんをお持ちで
買い替えを考えているのであれば、まずはリフォームをお考えください。

では、なぜ暖かい羽毛ふとんではないかもしれないのか。
上に書いたように、羽毛の価格が高騰しているから。

羽毛ふとんの見た目の価格を抑えるために
中身を極端に減らしています。

買い替えを考えるほど以前の羽毛ふとんであれば
羽毛ふとんの中に入っている羽毛の量は1.4kgのものがほとんどです。
それが、現在一般的なものは1.0~1.1kgしか入っていません。

そしてそれでは暖かくないことに気付きだしたのか
(気付かれだしたと言うべきなのか・・・)
大型店などの販売店は「増量」羽毛ふとんと銘打ち
1.2kgのものを販売したりして、お得感を出しています。
が、以前に比べればそれでも中身の量は少なく
暖かさには不安を覚えてしまいます。

当店では、当店工房で自ら手作業で1枚1枚仕上げているために
今も変わらず1.4kgを基本としています。
他店の例にならえば「大増量」羽毛ふとんと呼べるかもしれませんね。

羽毛ふとん

他店で購入後、暖かくないというご相談から
かなりきれいな状態にも関わらず
仕立て直しのご依頼を受けることが以前より増えているように思われます。

初めて羽毛ふとんをお使いの場合は
こんなものか、と思うのかもしれませんが
買い替える場合には「あれ?」と思うことしばしばです。

タグや説明文など、文字は小さいかもしれませんが
購入する前にはしっかり確認するようにしましょう。
当店では、しっかり説明させていただきます。

下関市彦島の末次ふとん店。末次羽毛工房。
今も暖かい1.4kg入り羽毛ふとんを作っています。
安心しておまかせください。