増量だけでなく減量も・・・

前回、羽毛ふとんを仕立て直す際に中身の量の増減と書きながら
暖かさ不足から増量のことしかお知らせしていませんでした。

今回は減量について。
あまり減量のご相談はありませんが、ごくまれに。
それはどんな場合か。

昔ながらの一軒家にお住まいだったが
最新のマンションに引っ越した場合などです。

昔の家に比べ、最近の家は高気密、高断熱で
家の中も非常に暖かく、エアコンも使って寝ている際には
同じ羽毛ふとんでは暖かすぎてしまうという
うらやましいお悩みの場合に、減量という手をとることで
少し暖かさを抑えることができます。

中身の羽毛の量が暖かさに直結するため
お使いの方に合わせて仕上げます。

当店では基本的にたっぷり1.4kg入りの
暖かい羽毛ふとんに仕立て直します。

羽毛ふとんには暖かさをお求めの方が多く
羽毛ふとんの暖かさでお悩みでしたら
下関市彦島の末次ふとん店、末次羽毛工房に
安心しておまかせください。

作り替えの際に量の増減も

先日、羽毛ふとんを作り替える際に
今お使いのものと同じものに作り替える必要はないとお知らせしました。

ダブルサイズをシングルサイズに作り替える例を挙げましたが
他にも変更する例を紹介します。

それはサイズ変更ではなく中身の量の変更。

ここ数年で新しく買い替えた方が
「なんか暖かくない」
「昔より快適ではない気がする」
とお悩みを持つことがあります。

それは中身の羽毛の量が少なくなったから。
買い替えようと思う頃に買ったということは
10年以上前に購入したはず。
その時の標準の中身の羽毛の量は1.4kgでした。
それが今では1.1kgのものが増えてきました。
中身の量が300gも減らされています。

羽毛ふとんリフォーム

羽毛の量は暖かさに直結するため
以前より暖かさを感じなくなってしまうわけです。

そこで作り替える際に
羽毛を増量させてあげることで、暖かく生まれ変わります。
購入直後であれば、中身の羽毛も汚れたりへたっていないため
洗浄なしの側交換で解決します。
ただ足し羽毛の料金は必要になります。

また快適さには側生地も影響します。
以前は綿100%が当たり前だったものが
今ではポリエステルのものがほとんど。
これも作り替える際に綿100%のものにできます。

今お使いの、冬にお使いだった羽毛ふとんのことで
何かお悩み、不満なところがありましたら
作り替えるタイミングかもしれません。

下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
快適な羽毛ふとんを提供してまいります。
ご相談だけでもお気軽に、安心しておまかせください。

同じもので実際に確認を

エアウィーヴがチャレンジデーで紹介されると
当店にも少し問い合わせがあったりします。
が、当店はエアウィーヴの取扱いはありません。

ジャパネットさんの宣伝力は大きく
「あのジャパネットみたいなふとんはあるの?」
というお声はあります。

特に冬場の羽毛ふとん。
専門店からするといろいろとツッコミどころもありますが
宣伝文句を聞くと、非常に優れたものと思ってしまいます。

当店の暖かい羽毛ふとんの説明をする際の
比較対象としては、非常に優れています。

そしてエアウィーヴにしても、基本的には
ジャパネットさんのオリジナル仕様になっているはずです。
市販品と全く同じものではありません。
実際の店舗で確認した後に購入したとしても
寝心地などが違う可能性もありますので注意が必要です。

実際にそのもので寝て、背中で確認することが重要です。

下関市彦島の末次ふとん店。
当店では店内に試し寝用のベッドをご用意しています。
ご来店いただき、お気軽にお試しください。

作り替える際には使い勝手の良いものに

暑くなってきたこともあり
羽毛ふとんのリフォーム、仕立て直しのご依頼が増えてきました。

お使いのものと同じものに作り替える方が多いですが
今までお使いのものと全く同じものに作り替える必要はありません。

全く同じものに作り替えることは想像しやすいかもしれませんが
違うものに作り替える?
と思うかもしれませんね。

サイズ変更であったり、中身の量を増減させたり。

例えばダブルサイズの羽毛ふとんを作り替える際に
シングルサイズに作り替える。
冬用のものと春秋用の薄めのものの2枚に作り替える。
などです。

もう使わなくなったダブルサイズであっても
作り替えることでまた快適に使えるようになります。

なおダブルサイズ1枚をシングルサイズの冬用のもの、2枚に作り替える場合など
明らかに羽毛の量が不足する場合は、足し羽毛の料金が必要になります。


昨今の羽毛の高騰により
作り替えることがお得な方が多くなってきました。
お持ちの羽毛ふとんを作り替えた方が良いのか
新しく買い替えた方が良いのか
ご自分での判断は難しいかもしれません。
お気軽にご相談ください。

下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房。
羽毛ふとんも当店で1枚1枚丁寧に手作りしています。
安心しておまかせください。

空気の通り道を作ってあげるだけでも違います

梅雨末期の大雨。
先日の大雨により、当店近くの道路(崖)でも地すべりが起き
片側交互通行、復旧工事が行われています。
バス停で言えば「杉田」~「江の浦」間です。
7月18日より当面の間、土砂災害の復旧工事により
9時から16時まで全面通行止めになります。
ご来店の際にはお気をつけください。


雨が降り湿度も高くじめじめしている梅雨。
カビが生えやすい時季です。

特にフローリング床に直接ふとんを敷いて寝ている方は要注意です。
床面とふとんとの間にカビが生えやすくなります。
敷きっぱなしの場合はほぼ確実にカビが生えます。

敷布団の湿気対策、湿気抜きは十分に行うようにしましょう。

ふとんを干して乾燥させることが大事ですが
時間、場所、天気などで難しい場合は
除湿シート(マット)やふとん乾燥機などを併用しましょう。

綿わたのふとんではない、マットレスなどをお使いの方は
室内で立てかけるだけでも違います。

物によっては重さもあって立てかけることも難しいかもしれません。
そんな時には、マットレスの下に厚い雑誌などを置いて
空気の通り道を作ってあげるだけでも違います。

なお、マットレスの素材によっては
天日干ししない方が良いものもあります。
風通しの良いところで陰干しするようにしましょう。
ウレタンマットレスなどです。

梅雨明けも近いように思われます。
とは言え、ふとんの湿気対策は梅雨時季だけ
というものでもありません。
日頃からのちょっとしたお手入れなどで
ぐっと長く使い続けることができるでしょう。

下関市彦島の末次ふとん店。
ふとんのことなら地域密着の当店に安心しておまかせください。