前回、ウレタン系マットレスなどは日干しを避けましょう
とお知らせしました。
日干しをしたくなるのは湿気を飛ばしたいからでしょう。
まずウレタン系マットレスは敷きっぱなしにしておくと
裏面(床、ベッドとの接地面)が外気に触れることがないため
湿気がたまりやすく、カビの発生リスクが高まります。
日干しはせずに室内でたたんだり、立てかけたりすることで
空気の入れ替えをして、お手入れをしっかりと忘れずにしましょう。
さて、ウレタンマットレスの汚れという点ではどうか。
マットレスにはカバーがついています。
が、ウレタンとカバーの素材によっては滑ることがないため
そのカバーの取り外しは面倒であり
取り付けになると、さらに面倒に感じてしまいます。
そこで、カバーの上に敷パッドを使うことをおすすめします。
敷パッドを使えば、ある程度の汚れを防ぐこともできますし
汚れても敷パッドを洗うだけで清潔に保つことができます。
ウレタン系マットレスに敷パッドをすすめるもう一つの理由。
それは吸湿性を高めてもらうため。
マットレスは体圧分散など機能性に優れていても吸湿性は全くありません。
凸凹などによって湿気を放散させるように仕向けてはいますが
素材が吸収するようなものには到底及びません。
またカバーの素材が綿であっても、その効果はわずかばかり。
そこで敷パッドを使うことで吸湿性を高めるようにしましょう。
流行りのひんやり系ではなく、天然素材の吸湿性のしっかりしたもの。
ひんやり系はポリエステルなどの化学繊維が主であるため
ひんやり重視で吸湿性は二の次になっています。
吸湿性という観点から選ぶと天然繊維のものになり
ひんやりではなくてもサラサラで気持ち良くお休みいただけます。
ウレタン系ではないマットレスも同様で
エアウィーヴのような網状構造は
見た目で吸湿できないことは分かるかと思います。
その代わり、寝具内に湿気をため込みにくいことは間違いないでしょう。
下関市彦島の末次ふとん店。
敷パッドなどの補助的寝具も多数品揃えしています。
マットレスと合わせてお気軽にご相談ください。