前回、日干しで湿気を飛ばすようにしましょうとお知らせしました。
それは綿わたふとんを主に、羽毛ふとんについても少し。
日干しに関しては注意点があります。
それは日干しに適していない素材があるということ。
昔ながらの綿わたふとんは日干しを推奨するほど
日に干すことは重要でした。
羽毛ふとんも綿わたふとんほど干す必要はありませんが
日に干すことで気持ち良くなるでしょう。
最近の敷寝具、マットレスに多く使われている素材と言えば何でしょうか。
それはウレタン系のマットレスです。
凹凸や硬さを変えることによって体圧分散性を高めていたり
機能性を持たせたウレタン系のマットレスが多く出回っています。
当店でも取り扱いがありますので、お気軽にご相談ください。
ここからが今回お伝えしたい重要なことです。
さて、このウレタン系のマットレスですが
低反発や高反発などの表現方法はありますが
いずれにしろ、紫外線が当たると劣化します。
はっきり劣化して、耐久性が落ちてしまうため
日干しすることは避けましょう。
機能性マットレスで当店でも人気の高いもの
ボディドクターにも使われているラテックスマットレスも同様に
日干しは劣化を招きます。
ウレタンマットレス、ラテックスマットレスなどは
劣化すると、もう元通りにはなりません。
綿わたふとんなどであれば、打ち直して復活させてあげることもできますが
マットレスは処分する以外に方法はなく、買い替えとなってしまいます。
マットレスを干したくなる気持ちも分かりますが
日干しはせず、家の中で立てかけるなりして接地面との湿気を飛ばしましょう。
またエアウィーヴのような網状の素材は
熱によって成形しているため、高熱になると変形することがあるようです。
電気毛布などとの使用を禁止しているものがあるのも
変形防止の観点からのことでしょう。
ということで、エアウィーヴなども真夏の日干しは避けた方が無難と言えます。
*当店ではエアウィーヴの取り扱いはありませんが
同様の構造の優れたマットレスや枕を取り扱っております。
マットレスではなく、枕にもウレタン系のものはあります。
油断せずに、日干しに耐えられるものか気を付けるようにしましょう。

下関市彦島の末次ふとん店。
当店では綿わたふとん、羽毛ふとんだけではなく
ウレタン系マットレス(ファセットマットレスなど)
ボディドクターのラテックスマットレス
網状構造のE-COREマットレス
など、素材もいろいろと品揃えしています。
あなたにあった寝具選びのお手伝い、お気軽にご相談ください。