羽毛ふとんのリフォームの価格を決めるのは、その1

羽毛ふとんはリフォームする(仕立て直す)ことで
まるで新品のような羽毛ふとんに生まれ変わります。
だから羽毛ふとんをお使いの方は捨てるのはもったいないです。
一度リフォームということを考えてみませんか。

羽毛ふとんリフォーム

羽毛ふとんのリフォームの作業工程をすごく簡単に説明すると
お預かりした羽毛ふとんから羽毛を取り出して
その羽毛を新しい側生地に充填する。
ということになります。

そして羽毛ふとんのリフォームの金額は
主に、次に挙げる3点で大きく変わります。

1.新しい側生地の品質
2.羽毛の洗浄方法
3.不足分の羽毛


今回は、この1番の新しい側生地の品質についてお知らせします。

羽毛ふとんの側生地は、まず素材。
主に綿100%のものと、ポリエステル混のものがあります。
従来は綿100%のものが当たり前でしたが
ここ数年の価格の高騰により、どんどんポリエステルのものが増えています。

羽毛のこと、ふとんのことを考えると
綿100%のものを選ぶようにしましょう。
ポリエステル混のものは、確かに安くなりますが
蒸れてしまう、静電気の心配があるなどデメリットも多く存在します。
蒸れは快眠の妨げになり、静電気はホコリを呼びよせてしまう心配もあります。

あえてメリットを挙げるとすれば
価格を抑えることができる。側生地が軽くなる。
といったところでしょうか。


この綿素材、ポリエステル混素材については
今までのブログでもお知らせしていますが
今後もどんどんお知らせしていきます。
羽毛ふとんを選ぶ際には、品質表示タグをしっかり確認するようにしましょう。

そして綿素材でも、綿の質によって金額が変わります。
一般的に番手と呼ばれていますが
番手の数が大きいものほど、糸が細くしなやかに軽い生地になります。
当店では、超長綿と呼ばれる基準となる60番手生地をメインに
よりしなやかになる80番手、100番手と品揃えてしています。
現在のところ60番手以下の超長綿以外の綿生地の取扱いはしておりません。
安心して綿素材の生地をお選びください。


次回以降、上に挙げた3点を中心にリフォームについて
お知らせしていきたいと思います。

当店ホームページの羽毛ふとんのリフォームのページでも
お知らせしていますので、併せて参考にしてください。

新品もリフォームも、羽毛ふとんのことなら
下関市彦島の末次ふとん店・末次羽毛工房に
安心しておまかせください。
羽毛ふとんも1枚1枚丁寧に自店工房で手作りしています。

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