ふとんを蹴る理由は暑いから、とは限りません。

12月に入り、日中もですが、朝晩は特に冷えるようになりましたね。
これからますます冷え込む季節になります。

現在、寝ている時は寒くないですか?
もし寒いようでしたら、寝具を見直すタイミングです。

最近の量販店などで見られる寝具は
その多くに化学繊維(ポリエステルなど)が使われています。

特に掛布団にその傾向が見られます。
わたふとんと言っても「ポリエステルわた100%」といったものはやめておきましょう。
また羽毛ふとんであっても
側生地がポリエステルのものでは、羽毛の良さを活かしきれません。

化学繊維100%のものでは保温力が劣ってしまいます。

化学繊維のものは吸湿性などが悪く
蒸れにつながることも考えられます。

暖かいと思っていても、それはもしかしたら蒸れているだけかもしれません。
その結果、蒸れから不快に感じ
ふとんを蹴ってしまい、体の上からふとんがなくなっていて
寒くなるということにもつながります。

特にお子さんの場合には注意が必要です。
寝相が悪い、という理由ではない可能性もあります。
ふとん選びにも気をつけてみてください。

特に赤ちゃんのふとんは綿わたふとんが優れています。
赤ちゃんの時のふとんを打ち直して綿を足してあげて
小学生以降のわたふとんに再利用することもできます。
上手に綿を使い続けて、快適な睡眠環境を整えてあげませんか。