カーテンフックの使い分け

カーテンの取付に伺った際
既存のカーテンフックを間違って使っている方がいらっしゃいます。

おそらくフックを外してカーテンをお洗濯された後
フックを戻す際に誤って付けてしまったのでしょう。

気付いた際には、きちんと説明させていただきますが
カーテンフックが2種類(金属フックの場合)あるということを知らない方も多く
使い分ける必要があることをお伝えすると「なるほど」とおっしゃいます。

カーテンフック
2種類のカーテンフック(金属)

写真のように2種類あることをご存知でしたか?
私のところは金属ではなく、プラスティックだけど・・・という方もいらっしゃるかと思います。

アジャスターフック
プラスティック製のフック

最近のフックは、ほぼこのプラスティック。
少し形が違うものもあるかもしれませんが
こういう感じのプラスティックのものでしょう。
アジャスターフックと呼ばれています。

これは、1つのフックで上写真のような金属のフック2種類をまかなうことができます。

フックの位置をカチッカチッと動かすことができます。
このフックの位置が写真のように上にあれば
金属フックの写真の左側の役割。

下に動かせば金属フック写真の右側の役割になります。

写真は上下に矢印を書いていますが
実際には一方向、上から差し込み
下方向にだけ動きます。

前口上が長くなってしまいましたが
ここでは金属のフックを参考にして説明します。
もう一度写真をご覧ください。

カーテンフック

写真左側のものをAフック。
写真右側のものをBフックと呼びます。

Aフックは主にレースのカーテンを。
Bフックは主にドレープ(厚地)のカーテンを、つけるときに使います。

なぜABを使い分けるのでしょうか・・・。

カーテンとカーテンレールの関係により、使い分けが必要になります。

少し長くなりましたので、続きは次回にお伝えすることにします。

今回の結論としては
Aフックはレースカーテンに。
Bフックはドレープ(厚地)カーテンに使ってください。